「算数数学好きを増やす会」を昨年立ち上げました。
主たる活動はメーリングリスト(ML)で行っています。
会員数は10人ちょっと。ミニミニの会です。
人数はミニミニですが,パワーはかなり高いです。
このMLでは,まれに,「こんなソフトを作って欲しい」というご希望が流れます。
それを読んだ私が,「これは作れそうだな」と思えば,時間を見つけて作り,もっと算数サイトにアップします。
授業に直結した算数ソフトが,こういう所からも生まれています。
今回は,藤本先生(『わくわく☆ブラックボックス』の開発者)から,「2年生の『1万までの数』用のソフトで,最小単位が50のものと,20のものがあったら・・・」とお声を頂きました。
数直線の目盛りを読む能力は,とても大切です。
特に,「1」「2飛び」「5飛び」をしっかり理解できるように指導することが大切です。
その指導が,3年生の棒グラフ,4年生の折れ線グラフ等で底力として有効に働くからです。
そんな思いが頭を駆けめぐり,1本作ってみることにしました。
製品版の『1万までの数』には,最小単位が100の数直線ソフトが収録されています。
これでも十分によい勉強ができます。
その数直線ソフトのプログラムを活用して,最小単位を50まで学べるソフトを開発中です。
間に1目盛り増えると,メモリが混雑します。そこで,全体を5000までとして,メモリの間隔が狭くなりすぎないように配慮しました。
見所は,数直線の下に「1000」「100」「50」のカードが並ぶことです。
これが3750の「量感」と「数の構成」を視覚的に伝えています。
算数がイマイチと思っている子には,こういう仕組みの見える教材を見せることが肝要です。
次第に算数の理解が進むからです。理解できれば,算数は面白い勉強になります!
日曜までには,もっと算数にアップできると思います。