このブログを開設してから,3年近くの年月が経ちました。いま,ブログを作るに当たり,ページ数を見たら前回がちょうど900ページ目でした。ですので,今日は901ページ目となります。まあ,よく書いてきたと思います。年が変わる頃がちょうど1000ページ目になりそうです。ちょとっと,めでたい気持ちになりました。
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今日は,5年生の倍数とベン図のソフトです。
ベン図が教科書に出てくるようになり,本当に良かったと思っています。
算数で正確にベン図を作るとなると,これはなかなか難しいものがあります。
たとえば,右の場合ですと,倍数が分かっていないとなりません。その上に,ベン図の意味を理解します。
ハードルが2つ重なっている感じです。
でも,大丈夫です。ベン図事例が9つも収録されているのです。6つめ,7つめ当たりから,先生,分かるよ!となる子が続出するように思えています。
そうなるには,先生はあまり解説をしないことがポイントとなります。
子ども達にベン図のきまりを気付かせること,これが重要なのです。
今,「2と3」が出ています。
下の方にある[?]ボタンを見ながら,これをクリックすると一体どうなるのか,そういう予想をさせます。
予想は大ハズレでもOKです。
クリックしてみてから,「へー」と思う程度で十分です。
好きな組み合わせに進み,[?]をクリックしたらどうなるか,予想をさせます。
さっきより,「もしかしたら」と思えるようになっています。
でも,大ハズレでOKです。
これを繰り返している内に,しっかりと正答できるようになってきます。
◎上にだけある数字は左に集まる。
◎上下に数字が出ているのは,中央に集まる。
◎下にだけある数字は右に集まる。
こういう単純なきまりなので,5年生なら気がつくのが普通です。
それからが,先生の腕の見せ所ですね。
どんなきまりなのか,説明してもらうのです。
その時に,「倍数」という言葉を使うように促すなど,算数的な方向へ導いていきます。
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このソフト,実際に自分でやってみて,とあることに非常に感動しました。
それは,「2と4」「3と6」などの組み合わせは,右側に数字が来ないのです。
それは当たり前なことなのですが,実際にそういう風に動くと,改めて,「おお,そうか!」と感動しました。
算数には,感動がとっても大切なので,ソフトで感動できた自分が嬉しくなりました。
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なんだか,良いソフトを作ったなと感心しています。
このソフトを作るきっかけを作ってくれたのは,私の親友,藤本先生です。ありがたいです。