工藤先生から,「算数ソフトキャラクター解説」第2号をいただきました。
今回のは,6年「比」、「比例」「おこり得る場合」です。
算数ソフトファンの皆さんには,授業の様子が思い出されてきますね。
さて,工藤先生の解説をご紹介します。
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①・「クリックしてくだ青サイ」
01号にて紹介した「クリックして赤サイ」との違いは、
右向き、別数字表示、次の作業を誘導するという点。
②・「クリックしてくだちょうちんアンコウ」
クリックシリーズの別キャラ。
いくつかの数字をまとめて変更する際に登場。
③・「歴史キャラ連合」
色々な単元に登場する、歴史キャラ連合。
歴史の学習と絡めると2倍おいしい。しかし、深追いすると時間がかかる。
聖徳太子、藤原道長、清少納言、源頼朝などそうそうたるメンバーが勢揃い。
④・「順数字」
とっても地味な表示キャラ?ではあるが、とっても大事な順番を表し、
順を追って作業の手順ややり方、注意ポイントなどをおさえる。
@@ おまけの隠れキャラ @@
⑤◇「よっしゃー!」
よっしゃー!というかけ声と共に出現。
その名もそのまま「よっしゃー!」だが、さてどこに出てくるでしょうか。
◇「いよー!」
画像の表示はないが、量や数字が増えたり減ったりする際の効果音。
他のことに気をとられ脇見をしていたやんちゃ君も、この音一つで画面に大注目。
◇「歌舞伎音」
画像の表示はないが、量の変化などの際に鳴り響く歌舞伎的な効果音。
間をとるにも最高。子ども達の中にはリズムをとる子もいたりする。
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楽しい内容がざくざくですね。
中でも,感動的なのは,1つめの◇の2行目です。
「他のことに気をとられ脇見をしていたやんちゃ君も、この音一つで画面に大注目。」
何か,他のことに気をとられること,誰にでもありますよね。
そんなとき,「こっちを見なさい」と言いたくなりますが,効果音が聞こえて,さっと学習に戻ります。
こういうのスマートですよね。
また,2つめの◇も良いですね。
「子ども達の中にはリズムをとる子もいたりする。」
子ども達の心をつかんでいますね。
これこそ,「楽しい」という状態です。
孔子の言葉(論語)に,こんな言葉があります。
子曰く,
これを知る者は,これを好む者にしかず。
これを好む者は,これを楽しむ者にしかず。
知っている人は立派ですが,それを好んでいる人にはかないませんね。
好んでいる人もすばらしいですが,それを楽しんでいる人にはかないませんね。
というような意味です。
まず,楽しんで取り組めるように工夫することが,学習の第1の要件です。
算数の授業に算数ソフトを活用している先生のクラスは,この第1要件が満たされていますね。