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野口塾の懇親会での盛り上がり話

4月3日(日),大阪でお話をします。
テーマは「笑いのバロメーターを吹っ飛ばせ!1年中大爆笑するクラスに」です。
笑いのある雰囲気作りに必要な力。
テンポとか,脱線とか,少しバカになるとか,役者になることとか,そういった通俗的なこともありますが,もし,本気で笑いの力をつけたいと思ったら,私は次の2つを身につけることをお勧めしています。
「実況」と「論証」です。
その方法をお話し,簡単に練習もしてもらおうと思います。
関心のある先生,是非,お越し下さい。
たいてい,おもしろいです。
勢い余ったら,道徳の話もするかと思います。こちらも,面白いです。
「道徳は明るいか,それとも暗いか」,このあたりから話すかも知れません。
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野口塾の一つの楽しみ。それは懇親会。
今回は若い人が多かったので,ちょっとかまってしまいました。

あれこれ話して,お開きになる頃に,「さくら社に就職したい」と言い出す青年がいたのです。
これは珍しいと思いつつ,すかさず,「予防注射をしても泣かないな」と聞きました。もちろん,にっこり笑いながら。
普通なら,元気よく,「泣きません!」と返ってくるところですが,彼は関西の出身なのでしょうか。「注射は苦手で・・・」と言ったのです。このかわし方,たいしたものです。

b7754_2予防接種や注射は,子ども達に「大事の前の小事」を教える好材料なのです。
大事な体の健康を維持するためにする,少々痛みを伴う予防接種。
ここから,何か大きな事を目指すときには,「恐そう」「痛そう」「無理そう」など怖じ気づくような壁や穴が自分に向かってくることが,伝わりやすくなります。
本当はビビッていても,そこをちょっと突っ張って笑顔で腕を出すから,前進できるのです。

そんな事をふっと思いだしたので,青年に注射と言いました。
ですが,青年にはこの文脈が見えていません。
それなのに,良いかわし方をしていました。
好青年です。
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若い人たちとテーブルを囲んだので,道徳の話をしました。
その中で,かなり強いインパクトを与えたのは,「“生きる”とはどういうことか」でした。

生きるには「困難」と「習得」の2つの種類があり,その裏が1つ。
合計3つを押さえておけば,大方ぶれない話ができるようになります。
そうして,押さえで「正しく生きた人はどうなるか」までがわかれば,ほぼ完璧です。
今回は,押さえの話はしませんでしたが,「正しさ」の話などもしたので,皆さん喜んでくれました。
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