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野口塾ビギナーズ

野口塾ビギナーズに行ってきました。
今回で第9回目。
私が話を聞きたいと思っていた山中先生の道徳模擬授業は、予想を超えての収穫がありました。
どういう収穫かは、言葉に言い表しづらいものがあります。
とにかく、私にとって、喜びが大きく参加して良かったと思いました。

神部先生の講座で、石川啄木の短歌が出ました。
これの講釈は実に見事でした。
久々に、身震いしました。
啄木の持つ、卓越した心の表現の世界に触れることができ、大きな満足感を持ちました。
神部先生の解釈力、秀逸です。

松島先生は算数の発表でした。
縮尺の学習で、学習の筋道を明確にする手法が良かったです。
ただ、教科書が扱っている題材が、非常に苦しい場面設定になっています。
それを理解できて授業をするか、全く分からずに教科書に出てきたから教えるとでは、授業の豊かさに影響を与えます。

五十嵐先生の講座では、「あとかくしの雪」が登場しました。
短いストーリーです。
このお話では、お百姓さんが礼を失していることに気づければ、基本はOKです。
それが分かるには、道徳の素養が必要です。
そこまで達していない状態で授業をすると、どれもこれも大事に思えてきます。

会が終わり、五十嵐先生から、1月15日(日)に開催される「実感道徳研究会」の講師を依頼されました。
2月には、深澤先生から頼まれた2月18日(土)の「主張ある道徳授業を創る」の講座を引き受けています。
2ヶ月連続して道徳の講話をします。
そういう年齢になったのだと思います。
どちらも、簡単明瞭な道徳の話です。
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