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『言語技術教育研究 3』が出ました!

1,2に続く,『言語技術教育研究 3』です!

この本も市毛勝雄先生が代表を務める国語教育研究所著です。

第1巻のテーマは「楽しい授業はこう創る」です。
第2巻のテーマは「『習得と活用』を重視した授業」です。

そうして,この第3巻は,「『伝え合う力』を高める授業」です。
この巻も市毛先生,佐藤先生,江部氏による豪華執筆陣となっています。

文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 水戸部修治氏
秋田大学教授 阿部 昇氏
桜美林大学名誉教授 井関義久氏
大阪教育大学名誉教授 小田迪夫氏
茨城大学教授 大内善一氏
共栄大学教育学部教授 光野公司郎氏
愛知県名古屋市立千種小学校 千﨑晶美氏
東京都台東区立平成小学校 西山悦子氏
茨城県ひたちなか市立永堀小学校 篠原京子氏
石川県白石市立朝日小学校 浜上 薫氏
愛知県尾張旭市立渋川小学校 加藤洋佑氏
埼玉県狭山市立御狩場小学校 岩井信康氏
埼玉県越谷市立武蔵野中学校 渡辺真由美氏
熊本県熊本市教育委員会 教職員課指導主事 桃崎剛寿氏
北海道上士幌町立上士幌中学校 石川 晋氏
愛知教育大学附属高等学校 野々山由佳氏
愛知教育大学附属名古屋中学校 松山宜申氏
愛知県豊橋市立福岡小学校 吉川和良氏

友達の浜上先生,桃崎先生,石川先生もご執筆されています。
さすが,違うなと思います。

言語活動の充実に関心のある先生,ぜひ,お読み下さい。

『言語技術教育研究 2』が出ました!

『言語技術教育研究 2』です!

この本も市毛勝雄先生を代表とする国語教育研究所著です。

第1巻のテーマは「楽しい授業はこう創る」です。
この第2巻のテーマは画像にもありますが,「習得と活用」を重視した授業です。

第2巻も全体の構成は重厚路線です。
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第1章 研究論文
第2章 実践提案・小学校の現場から
第3章 実践提案・中学校の現場から
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そうして,市毛氏・佐藤氏・江部氏によってご覧のような豪華執筆陣が腕をふるってくださっています。

埼玉大学名誉教授 市毛勝雄氏
都留文科大学教授 鶴田清司氏
前群馬大学教育学部教授 高橋俊三氏
群馬大学教育学部教授 中村敦雄氏
愛知教育大学・教職大学院大学教授 佐藤洋一氏
広島大学教授 難波博孝氏
愛知県名古屋市立篠原小学校 松木尚美氏
東京都板橋区立板橋第一小学校 石田寛明氏
愛知県名古屋市立片平小学校 室賀美紀氏
愛知県半田市立板山小学校・ならわ学園分校 鈴木悟志氏
鹿児島県鹿児島市立大明丘小学校 東 和美氏
筑波大学附属小学校 白石範孝氏
愛知県安城市立安城北中学校 兵藤伸彦氏
埼玉県秩父市立高篠中学校 長谷川博之氏
山形県白鷹町立東中学校 大木真智子氏
早稲田大学高等学院・高等学院中等部教諭,
早稲田大学教育学部兼任講師 大貫愼弘氏
愛知県蒲郡市立蒲郡中学校 藤井康次氏
愛知県安城市立篠目中学校 石田浩一氏
奈良教育大学附属中学校 植西浩一氏

懇意にしていただいている白石先生もご執筆下さっています。有り難いことです。

『言語技術教育研究 1』が出ました!

新刊『言語技術教育研究 1』が出ました!

全体が3章で構成されています。
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第一章 研究論文
第二章 実践提案・小学校の現場から
第三章 実践提案・中学校の現場から
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こういう形のしっかりした内容の本を出そうよ!と話してくださったのが,江部満氏です。
言語活動の充実を全教科で行い進めていく今,そこをしっかりと示していく本を作ろう!ということで,あれこれ働きかけてくださいました。

著者の位置には,伝統ある「国語教育研究所」を置くことになりました。現在の所長は市毛勝雄先生。佐藤洋一先生が事務局長をされています。そうして,理事には江部満氏が構えています。

市毛先生・佐藤先生・江部氏を中心に,執筆陣も決まりました。豪華キャストです。

青山学院大学教授 小森 茂氏
植草学園大学教授 野口芳宏氏
京都女子大学教授 吉永幸司氏
常葉学園大学教授 中村孝一氏
盛岡大学・盛岡大学短期大学部学長 望月善次氏
宮城教育大学名誉教授 渋谷 孝氏
立命館小学校 岩下 修氏
東京未来大学講師 深谷幸恵氏
東京都豊島区立豊成小学校 左近妙子氏
熊本大学教育学部附属小学校 下中一平氏
滋賀県甲賀市立土山小学校 木村健二氏
学習院中等科 岩﨑 淳氏
群馬県太田市立強戸中学校 神部秀一氏
鹿児島県鹿児島市立第一鹿屋中学校 原口栄一氏
東京都練馬区立開進第二中学校 井上敬夫氏
聖霊中学・高等学校 蔭山江梨子氏
愛知県刈谷市立依佐美中学校 伊藤清英氏

野口先生もいらっしゃれば,岩﨑先生も。
晩晴会の神部先生もいらっしゃいます。
友達の岩下先生,原口先生も!
読むのが楽しみです!

国語はもとより,他の教科でも「言語活動の充実を!」とお考えの先生,ぜひ,一度お読み下さい。

 

 

『扇 性と古代信仰』面白いです!

この頃,良い本に良く出合っています。
この『扇 性と古代信仰』は面白いです。

小説のような書き方になっているので,「なんだか妙な本だな」と思いましたが,読み進めると,これが実に感動的です。
感動の一つは,吉野氏が退職をしてから研究して書いた本がこの本だと分かったことです。
退職をしたら静かな余生を・・・となりがちですが,「なぜ?」を追究する熱いハートがあると,専門書を書けるほどになるのです。
やっぱり,幾つになっても基本は同じです。
「熱いハート」と「フットワーク」と「読書」です。

もう一つの感動は,扇が性や神事と深い関わりがあるという吉野氏のひらめき,そのひらめきをどんどん証明していく痛快さがこの本にはあふれています。
現地での観察眼も素晴らしいですし,古典の読み方もとても勉強になりました。

こういったピンポイント専門書は,面白い物が多いですね。自分の興味の範囲では 「そろばん」と「箸」の本を読みましたが,両方とも得るところが多かったです。

 

『日本人に一番合った英語学習法』

『日本人に一番合った英語学習法』
この本も,竹村先生とのやりとりで購入を決めた本です。

読んでいるうちに,「根性あるな!」と感じた良い本です。
片言英語でなく,本格的な英語を習得するには,「素読」「暗唱」「多読」「文法」が基礎訓練と記されています。
ダメな方法はコミュニケーション重視の今の英語教育と示されています。

読んでいて,プログラム言語を習得したときの自分の学び方にかなり通じていたので,納得度は高かったです。
本格的に学ばない限り,絶対に習得できないのがプログラムです。日常会話ができればいいでしょう,と言う程度の片言プログラムでは,決められた範囲の作品しか作れません。ここはこうして,あそこはこう動かして・・と,目的に合わせた納得できる作り込みができないのです。
このあたりが,この本の論理とよく似ていて,驚きました。

私が学んだプログラム言語の場合は,とにかく「文法」と「単語」の習得がカギとなっていました。
「文法」も「単語」も,ちょっとでも間違えると,ソフトは意図したように動きません。たいていはエラーとなり,全く動かなくなります。
「文法」「単語」を覚え,それを実際に使って何度も何度もソフトづくりを体験することです。その数多くの体験が,この本の言う「多読」であり,「暗唱」なのだろうと,感じていました。

この本で,英語と日本語は非常に距離の遠い言語だと分かりましたが,プログラム言語も日本語とはかなり距離があります。
代数の数式のような「代入」が文法の中心になっているので,目の前に書いてある1行が,実は別の所に書いてある数十行の意味となっていることが,ざらにあります。
思考回路が言葉を使っているというより,謎解きをしているという感覚に近くなります。
どうにもならないほど頭を使うので,「脳の筋トレをしている」と言っていたこともありました。

そんな大変な状態に何度も陥ってしまうのですが,それでもプログラムを打ち続ける自分がいます。算数をもっともっと面白い勉強にしたいという思いが私にはあるからです。
この本は,そういう強い意志に関わることも記されています。
問題は,こういう強い意志を人はどうやって獲得するのか,ということです。
いろいろと興味の枠を広めてくれた,実によい本です。

竹村和浩先生から紹介してもらった『英語達人列伝』

英語の先生をしている友達がいます。
竹村和浩先生です。
メーリングリストで情報交換をしていたら,竹村先生の英語の指導法が,私の漢文の読み方に似ていることに気がつきました。それで英語の勉強関係の本を少し紹介してもらいました。
右の本は,その中の1冊です。

「列伝」ですので伝記です。新渡戸稲造,岡倉天心,鈴木大拙など,著名人の英語学習記が記されています。
読んでいる最中から,妙に力が湧いてきます。自分も,今やっていることをもっとしっかりやろう!という気持ちになってきた本です。
それで,張りきって,プログラムを書きまくっています。
エンジン全開の方向へ気持ちを高揚させたい方にお薦めの本です。

竹村先生とは, facebookでも交流をしています。
朝の東京の風景写真がアップされています。これが良い感じで,癒されています。
facebookは簡単につながることができて,なかなか面白いです。
facebookをされていましたら,お気軽に友達リクエストをお送り下さい。お待ちしています。