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岩﨑淳先生が学習院大学の教授に!

b8830_300岩﨑淳先生が,この4月から学習院大学の教授になられました。学習院の中等科の先生から大学の先生です。たいしたものです。

岩﨑先生の本と言えば,『新しい国語科教育』です。学習院大学と早稲田大学でテキストとして活用されています。

この本のサブタイトルに,「基本指導の提案」とあるように,国語科教育の大事な点がきちんと示されています。
文語の文章に慣れる指導法としては,
1,文章の朗読を聞く
2,文章を音読する
3,文章を書き写す
4,文章を暗唱する
5,他の児童と唱和する
6,覚えた文章をていねいに書く
というのもあると示されています。

基本として,このぐらいのことは知っており,このぐらいのことを基本として押さえて指導していることが大切です。

こういった基本をベテランの先生が若い先生にキチンと指導できればいいのですが,専門分野が違うと,すんなりと基本はこうですと,話すことができません。
国語はちょっと・・・と思われている先生や,改めて国語を学んでみたいという先生にお勧めしたい一冊です。

4年生の文章問題「何倍の何倍の逆思考」のソフト

8702_4004年生の文章問題のソフトです。

昨日も書きましたが,重要な図は「つながり図」です。
「明日・今日・昨日」の数量の関係(つながり)を図にする力を付けることです。

その時,重要になるのが「矢印」です。
小学校で習う計算式は,基本的に左から右に流れています。
例えば,「3×8=24」は,3の方から24へと思考が流れる形になっています。
矢印の存在で,その計算の流れが見えやすくなります。

そうして,この「つながり図」は,「10倍」であることに気付かせるときに,「図」ボタンが登場します。
より具体的な図がでてきます。「つながり図」に大方なれてきたけど,念のために図を見て確認ができるようにしています。

このぐらい作り込んだので,文章問題に抵抗の強かった子も,かなり食いついてくると思います。
算数ソフトは,文章問題でも実に大きな力発揮していくことになります。

これが終わったら,5年生の文章問題を作り進めます。
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算数ソフトは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(DVDブック/さくら社)がイチオシです。
本の中にDVDが入っています。各学年5巻。合計30巻の算数ソフトです。アマゾンなどでよく売れています。
DVDブック30巻が完成した後にも,算数ソフトの開発が続いています。
DLマーケットにアップしています。使用期限は2016年3月31日までで有料です。

 

 

Director 12 アメリカで発売になりました!

いよいよです。
Director 12がアメリカで発売になりました。
アップグレード版の価格は,299ドルです。
日本語版は4万円以内ではないかと,情報通の方から予想がでています。
これで,Ipad版の算数ソフトが作れるのですから,迷うことなく購入です。

ただ,ipad版を作れるのはマックPCで,WindowsのPCでは作れないのです。
ですので,必然的にマックPCも購入となります。
そうして,その後は,ipad版用に特化した部分のプログラムのマスターです。
そこの研究をしっかりやって,楽しく開発となりそうです。

見る人はいないと思いますが,アメリカ版のサイトは↓です。
http://www.adobe.com/products/director.html?promoid=DJDVZ

「次世代の教育を考える研究会」に参加

新宿で開かれた「次世代の教育を考える研究会」に参加しました。
門脇厚司氏と貝ノ瀬滋氏がお話しされる会です。
研究会の内容はオフレコということですので何も書くことができませんが,とても勉強になりました。

小学校の先生がお一人参加されていましたので,会終了後,御挨拶をしました。岩瀬直樹先生です。少しですが,お話しができて良かったです。話題に出たのは石川晋先生でした。

懇親会には,記者さんや編集者さんがたくさん参加していました。
時事通信,ベネッセ,日本教育新聞,NHK,金子書房,成美堂,図書文化,千葉大院生の方々です。

私にとっては,専門外の話しだったので,どれもこれも面白く伺うことができました。
この先,2ヶ月後にまた開催されるそうですので,楽しみに勉強しようと思います。

有田先生,御退院されました!

嬉しいニュースです。
有田先生が,土曜日に御退院されました。
今後は,御自宅で御療養です。
良かったです!

これから先,しばらくの間は,体力回復に向けて少しずつ体を動かしていかれるそうです。
また,お仕事としては原稿の御執筆に力を入れられるそうです。
嬉しいです。

なんだか,私まで元気が出てきました。ありがたいことです。

有田先生の所へ,また,行ってきました。

b8605お届け物があって,有田先生の所へ,また行ってきました。

部屋に入り,まず驚いたのは,酸素吸入をつけておられなかったことです。
伺えば,吸入をしないでどれだけ酸素を吸い込んでいるか確かめているとのことでした。
ですので,ごく自然な形でお話しをさせていただきました。

有田先生は,23日(土)に開催される,三省堂本店のトークイベントに,佐藤正寿先生が御登壇されることを,とても喜んでおられました。
◆彼は熱心だからね。
◆彼はよく研究しているからね。

有田先生が御高評される佐藤先生,ビッグサイトでも模擬授業のための教材研究について,少し語られていました。「教科書は全部読みました・・」。サラリと言っていましたが,驚かされる内容です。
土曜日は,その佐藤先生の「教師」としての考え方を聞けるので,それがとても楽しみです。

上條先生は,ディベートなど新しい指導法を日本の教育現場に合うように導入してきた,先進的な先生です。
今回は,きっと「質的研究」の話しが出てくると楽しみにしています。質的研究というのは聞き慣れない言葉ですが,「教師教育」と一緒に,これから普通に使われる言葉になっていきます。
新しい考え方を学べるので,上條先生のお話も楽しみです。

佐藤先生と上條先生の話しから,自分自身を教師としてさらに高めていくあれこれを多いに学べるトークイベントなので,懇親会では,教師教育として何を感じ取ったか,近くの先生にきいてみたいと思っています。

有田先生と歓談中,看護婦さんが入ってきました。
「息子さんですか」と言われ,ただただ恐縮しました。
そうして,良い教材があると授業の展開が大きく変わることを,今回も熱くお話し下さいました。
良い教材を見つけられるか。自作できるか。
これが授業の分かれ目なのです。