10年ほど前に退職をしたのですが,
あの頃は,時間が自由になって,存分に勉強できました。
かなり充電をしておいて,本当に良かったと思っています。
予想以上のスピードで,出かけることが増えています。
1月6日(金)は千葉で新年会です。
参加する先生が,超豪華です。
あの山中伸之先生と,中嶋郁雄先生です。
せっかく集まるので,研究所でミニ講演会も開きます。
お客さんを募集しないので,ほとんど密教講演会となります。
講演持ち時間は,一人30分ほど。
話が良ければ,続投もあり得ます。
その後,夕飯を食べて,スーパーホテル部を開催します。
ここでは,今年の年末に向けてのおもしろ話で沸き立つ予定です。
楽しみです。
1月9日(月)はチーム算数です。
城ヶ崎滋雄先生から,今日,電話があり,決まりました。
算数ソフトを使う授業のあれこれを検討します。
重要なことは,近未来の教室をイメージすることです。
そう遠くない将来,子ども達はipadなどを使って授業をするようになります。
その前の段階に,今,突入し始めています。
「無説明の指導」
これをしっかり意識するだけで,授業は効果的になります。
1月14日(土)は,横浜で「関西虎の穴」という集団が主催するセミナーで
算数について講演してきます。有田和正先生と御一緒します。
若い先生がお二人,算数で提案をしてくれます。
それだけで,十分立派です。
この二人の先生とは長いつきあいになればと思います。
1月22日(日)は静岡で開催される行儀作法セミナーです。
親子で受講するセミナーです。
このセミナーに参加する親子には,
良いことがきっと起こります。
今という時代だからこそ,確かに立派と感じ取れる姿勢を
しっかりマスターすることができます。
セミナー修了後,鈴木文男先生と食事をする予定です。
楽しみです。
そうして,このお正月の2日から『源氏物語』を読んでいます。
まだまだ先は長いです。
でも,とても嬉しい発見がありました。
「長押での恋」を見つけたのです。
作法文献を読んでいて,
昔,長押の上で恋を語った二人がたことは知っていました。
でも,いったいどこにそのことが示されているのか,
分かりようがありませんでした。
それが,出ていたのです。
もう,これで十分OKです。
『源氏物語』は,私の大切な本となりました。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は,良い年になります。面白い年になります。
今年,やってみたいことがあります。
1つめは,「算数ソフト活用セミナー」の開催。
春~初夏のどこかで開催をしたいと考えています。
場所は,東京。講師の先生は,手弁当でもOKな方。
2つめは,「野口先生フレンズ本」の企画会議。
本を作る前段階の活動ができる所までこぎ着けたいと思っています。
「教育は人が人に行う営み」です。
根幹にあるのは,教える人の人間性です。
自らを少しでも良い人間へと成長させようとする人。
それが,野口先生フレンズです。
そういう方々が力を寄せて御執筆される本は,
いったいどんな本になるのでしょう。
それを考え,
企画会議が開けるように前進したいと思います。
3つめは,10年先の夢を追うことです。
今年はそのスタートの年です。
思えば10年程前。
算数ソフトを初めて世にお披露目をしました。
会場はどよめきましたが,その後の懇親会は非常にクールでした。
時代が進んでいなかったからです。
でも,今はすっかり様子が一変しました。
算数ソフトは,どこの会場に行っても話題になります。
皆さんが使ってくださる時代になったのです。
今年始める新しいスタートにも,クールな時代が数年は続きます。
それでも前進をしていきます。
その先には,ホットな風が吹いているとわかるからです。
皆さん,良い年にしていきましょう!!
旧友の平先生と,お会いしました。
久々でした。
積もる話もしましたが,一番面白かったのは,平先生がたどり着いた境地の話です。
この境地まで,私はたどり着くことがありませんでした。
自分がたどり着けなかった「匠教師の境地」。
そこにたどり着くと,もう学級が崩れることがあり得ない,そんな状態になります。
平先生の話,何から何まで面白かったです。
城ヶ崎先生と同じ感触です。
私が愛知に行くことがあったら,その時は,一献傾けましょうと約束をして分かれました。
とても心地よい一時でした。
--
家に帰ると,宇佐美先生からお手紙が届いていました。
来年の2月に,早稲田大学で「GPシンポジウム」が開催されるそうで,そこへのお誘いです。
大学のシンポジウムですから,かなり難しいのだろうと思いつつ,スケジュール案を見ました。
すると,「基調講演」が宇佐美先生となっていることを見つけ,とても嬉しい気分になっています。
2月10日(金)は早稲田大学へGOです。
連載をさせていただいている朝日学生新聞社の紙面検討会がありました。
久しぶりにイラストの宮原さんとお会いしました。
宮原さんとは小学館・ほるぷ出版・朝日小学生新聞など,いろいろとご一緒させていただき,作品づくりをしてきました。
今,宮原さんは朝日小学生新聞で大活躍をしています。
宮原さんと話しているとき,沖社長がやってきてくれたので,場がグッと盛り上がりました。
私が姿勢の話をしたためか,皆さん良い姿勢で記念撮影です。
子ども達に向けて,文化メッセージを送っている人々は,まず,自ら姿勢を良くすることが大切です。
それが,回り回って,子ども達の姿勢によい影響を与えていきます。
会場が朝日新聞社本館でしたので,朝日新聞の教育の方とも小一時間ほどお話をしてきました。
御迷惑を顧みず,私の所に届いてくる「驚きの事実」をあれこれお話しさせていただきました。
この日は,さくら社でも打ち合わせがあり,こちらも多いに盛り上がりました。
途中,先方の方のお話に嬉しくなって握手をしようとしたら,「先生,まだまだもっとすごい話があります」と言われ,大笑いしました。
人生は楽しい方が良いです。
「楽しい思いをしつつ,勉強ができる」
これは最高です。
算数ソフトはそんなソフトなのだと思いつつ,これは自分の日々と同じだなあと思いました。
北海道の渥美先生の学級を見学してきました。
何よりもありがたく思ったのは,見学を許しくださった校長先生のお心です。
感謝の気持ちで一杯です。
校長室に案内され,まず御礼を申し上げました。
それから,少し,校長先生と歓談させていただきました。
一番驚いたのは,校長先生の姿勢が良いことでした。
やはり,上に立つ人は,違うと思いました。
渥美先生と子ども達の取り組みは,とても暖かく,この暖かさが心の緊張を解きほぐし,子ども達の前進を促進しているのだと感じました。
算数ソフトを使った授業を拝見させていただきました。
渥美先生の指導は,私には気がつかない指導法でした。
算数ソフトという新しい教材を使う,新しい指導法も見ることができ,期待を超える感動をしました。
私もすこし子ども達の前に立たせていただきました。
先生への質問ということをテーマにしつつ,「姿勢の教育」 をしました。
子ども達はどんどん吸収してくれ,なんと良い子ども達なんだろうと思いました。
夜,懇親会を開いてくださいました。
渥美先生とたっぷりお話ができました。
授業を参観してくださった八木先生ともお話ができました。
感謝感激の1日を過ごせました。
釧路まで行って,本当に良かったと思いました。
翌日は,釧路湿原を見学しました。
きれいです。実にきれいです。
この美しさが町のすぐ隣にあるのです。
釧路は素晴らしいところです。
1円玉をはかりの上に,どんどん,どんどん乗せていったら・・・
1000枚乗ったら,どうなるでしょう。
そんな重さの量感が伝わってくる算数ソフトがあったら・・・という,「算数数学好きを増やす会」の藤本先生の声が発端となり,このソフトができました。
このソフトは,一番上の桜スライダーを左右にドラッグするだけで,1円玉がどんどん増えていきます。
はかりの針も同時に動きますし,重さ,枚数も表示されます。
もう,これで十分だと思うのですが,もう一つ,面白い仕掛けをしました。
「?」ボタンです。
「?」ボタンをクリックすると,何かが出てきます。
さてさて,それは何でしょう。
「もっと!算数」サイトからダウンロードして,ご覧ください。無料です。
『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』 の3年の5巻に「重さ」と「長い長さ」が収録されています。はかりのメモリの読みに,非常に力を発揮してくれます。
こちらと併せて御活用ください。
こういうソフトを開発しているとき,思うことは,「算数数学好きを増やす会」の奥田先生の頑張りです。
非常に忙しい中,エクセルを使ってグッとくるソフトを開発したかと思うと,その見せ方を研究したり。
頑張っている先生の姿が,私を励まします。
----
1円玉。重さは1g。
これは,教科書にも載っているので,皆さん周知のことです。
もう一つ,頭に入れておくと便利なのが,「1円玉の直径=2cm」ということです。
5個並べたら,10cmちょうどになります。
長さの目安として役立ちます。
また,厚さは1.5mmです。2枚で3mmなので,これも知っていると使える場面が出てきます。
事のついでに・・・
5円玉の穴の直径は5mmです。