Category Archives: 算数

4年,平行のソフト

8505明日は,明石先生のSG会に参加してきます。
最後に参加したのは,確か,玉置さんと一緒に行ったときのような気もしますが,その後,もう1回,参加したような気もします。
いずれにせよ,10年以上も昔のことです。

私が参加していた頃のSG会といえば,「読書」が必ずありました。指定された本を読んできて,担当者がサマリーをします。
そのサマリーにみんなで意見を言い合います。
本を指定するのは,明石先生ですので,かなり質の高い本ばかりです。それを月に1回読むのですから,今思い返しても,とても良い勉強の場でした。
明日から再開するSG会,どんな感じなのでしょう。楽しみです。

楽しみは,もう一つあります。
渡邉尚久先生が,先週の土曜日にお話しくださった,「歴史授業セミナー」が開催されることです。
その日は,5月24日(土)です。
セミナーの内容も楽しみですが,渡邊先生の骨のある生き方が私は好きです。
今という時代を鑑み,現場から新しい動きを・・と考え実行する姿。こういうのいいですよね。

4年生の平行のソフトです。
いろいろと考えて,ABの2本つくり上げることにしました。
1本目のAは,同位角や錯角,対頂角が同じ角度になり,補角は180°から考えて・・・ということを,体験的に学べるソフトにします。
算数の基礎力の弱い子に,うってつけです。

2本目のBは,体験したことを元に,角度を求めるソフトです。
添付の画像は,Bのソフトです。
1か所,どこかの符号をクリックして,角度を表示します。この状態で,残りの角度を全部正解できればOKというソフトです。

ABともに,今月中にはクラウドにアップしていく予定です。
楽しみです。

4年生の平行のソフト

85064年生の平行のソフトです。
すでに,クラウドにアップされているのですが,それを少し直しています。
平行線が斜めになっても同位角は同じ大きさだということを体験してもらうソフトです。

平行線というと,「真横に2本」が基本形のようになっています。
それが,斜めになると,もう別物と思ってしまう子もいます。
そういう子に,言葉で説明しても思うに任せません。
こうして斜めになるタイプをみると,伝わりはグッと良くなります。
ワイアレスマウスを持たせて,その子に操作してもらえば,いっそう伝わり,自分なりに「なるほど!」って,思います。

そういう良い感じのソフトです。
グレードアップしたのは,ボタン周りです。
見やすさ,使いやすさをグイッと向上させています。
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クラウド,もう少しで,Bタイプが登場します。
ダウンロードすれば,ネットにつながっていなくても使えるタイプです。
1学年,5000円+税で,1年間バッチリ使えます。

このBタイプ,嬉しいことに,途中でアップグレードできるようになります。
新作や,修正ソフトがアップされたら,ネットにつないでダウンロードすると,それもしっかり使えるようになります。
とっても嬉しい形で使えます。
Bタイプの登場が,待ち遠しいです!

4年の平行のソフト

85084年生の垂直・平行の学習で使えるソフトです。
2本の平行線と,それを横切る赤い直線が角をつくっています。
この2つの角が同じ大きさだということを見て学ぶソフトです。
いわゆる「同位角」の勉強です。

大きな特徴は,アとイの点をつまんで動かすことが出来ることです。
点アイを動かすと,それに合わせて,赤直線の傾きが変わり,自動的に,黄緑の角の大きさが変化します。
どのように変化しても,2つの角の開き具合は,常に同じです。

アイをいろいろと動かしてみると,それが,貴重な「算数的体験」となります。そうして,「平行なんだから,当たり前じゃん!」なんて感じられるようになれば,素晴らしいです。

このソフト,分度器も登場します。
さらに,「角度」も表示できます。
図としての「角の開き」と,数値の「角度」。
この2つを同時に見ることが出来ます。これも,学習として重要なことです。

このソフトは,すでにクラウドにも入っているソフトを,ちょっとグレードアップしたものです。
でも,まだ,ベータ版です。
微修正などをして,なんとか,今月中にはクラウドにアップしたいと思っています。
クラウドを活用してくださっている先生方,今しばらくお待ちください。
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今週の土曜日は,明石要一先生のSG会に参加してきます。
相棒の城ヶ崎先生も一緒です。楽しい勉強会になりそうです。

平均点も上がり,みんな幸せ!

土曜日に開催されたセミナーで,参加された先生方からの感想をいただきました。
その中に,算数ソフトをすでに使っている先生がいました。
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先生のソフトで私のクラスは大喜び。
算数の平均点も上がり,みんな幸せです。(女性の先生)
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算数ソフトを授業で使った感想です。嬉しいですね!
平均点が上がるという「学力的効果」に加えて,「幸せ効果」もでています。
きっと,前向きなホットなクラスなのでしょうね。そんな気持ちになりました。

他にも,算数ソフトへの関心が高い感想が多数有りました。
◆今年,研究が算数です。図の部がまさにタイムリーでした。ぜひ,そのソフトを使ってやれればと思います。
◆基本と理解が大切!算数の教材,ぜひ使いたいです!
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皆さん,ありがとうございました。
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b8408森毅先生の『数学的思考法』
水道方式が爆発的に広がったころの本が,91年に再度刊行されたのがこの本です。
ですので,中身は,私が教員になる前の時代の内容です。
数学の本ですが,算数教育に関しての記述も多く,とても勉強になります。
また,森毅先生の算数・数学への考え方には共感の連続でした。
あの当時,よくここまで思考が進んだものだと思います。
この本に出てくる,「現代化」は行き過ぎと言うことで幕を閉じていますが,量の体験をソフトで出来る時代になった今,「新現代化」を考えていく必要もあるだろうと思いました。

3年の小数,「0.1を65こ合わせた数は?」のソフトをグレードアップ中です!

85103年生の小数。
文科省の『小学校学習指導要領解説 算数編』には,次のように書いてあります。

数についての感覚を豊かにすること

これは,本当にその通りだと思います。
そういう授業が簡単にできる時代へ向かってほしいと願います。

「6.5」を,
「1が6こ,0.1が5こ」と考えることができ,
「0.1が65こ」とも考えることも出来る。

こういう,位取りの単位量で考える力が付けば,「感覚」が「豊か」になったと言えます。
さらに,そこに,量感を重ねることができたら,確かに「感覚を豊かにする」学習を保障できたといえます。

そういうちょっと良い感じの授業が出来るように,クラウドに入っているソフトを1つ,グイッとグレードアップしています。
3年,小数「05B,□の中は,どんな数でしょう/合成して小数にする」です。
現在,クラウドにアップされているソフトでも,量感がつかめるようになっています。
現状のままでも良いのですが,藤本先生からのアドバイスを戴き,0.1が合わさっていく様子をアニメーション化してみました。
そうしたら,これがとっても感じがよいのです。
これで,指導要領の期待にもしっかり応えられるソフトになったと思っています。

来週中には,3年のクラウドにアップする予定です。
小数の学習が,ちょっといい感じになりますね。ご期待ください!

4年見取図のソフト。若い頃の私はがさつでした

85124年生の立体の見取図のソフトです。
まだ,β版です。

見取図は,展開図より簡単に思えるのですが,書けない子は不思議と書けません。
書けないところが,大きく2つあります。
その1つは,奥行きです。
もう一つは,見えないところを見えていると考えて書くことです。

若い頃の私はがさつで,これをかくでしょ,それからこれをかくでしょう,と順々に示すだけで,頭の働かせ方を教えていませんでした。
こういうのは,やっぱりちょっとダメだったなと思います。

β版ですが,ICT算数研究会のMLに流しました。
ソフトをダウンロードして見た先生から,感想をいただきました。
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このソフトをだまって、3回、ピンとこない子にも5回ほど見せるだけで、見取り図の描き方が身に付きます。
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こう書いてくれたのは,工藤先生です。
見るだけで,どうして描き方が分かるのでしょうか。
それは,見ている内に,コツをつかんでしまうからです。
コツがちょっと強調されるように,作られているからです。

クラウドには,近々アップする予定です。

クラウドを使っていない先生も,このソフトをちょっと見てもらえるように,もしかしたら,明日か明後日,さくら社ストアでダウンロードできるようにと考えています。
さくら社ストアの「新着情報」にご注目ください!