Category Archives: 算数

3年生の「何倍の何倍」のソフトを1本,アップ!

8549お待たせをいたしました。
3年生の「何倍の何倍」のソフトを1本,クラウドにアップしました。
01 ,何倍の何倍
です。
これで,3年の「何倍の何倍」には,合計3本のソフトが揃いました。
01 ,何倍の何倍
02 ,倍の言葉を使う問題
03 ,倍の言葉を使わない問題

02,03は文章問題です。
01は,その文章問題の考え方(骨組み)を学びます。
画面は,01の2ページ目です。
2の4倍の2倍は,幾つか?
という練習がジャンジャン出来ます。
ついでに,4倍の2倍は,8倍になることもジャンジャカ勉強できます。
あっという間に,何問かチャレンジするので,何倍の何倍の感覚が身につきます。
こうなると,02,03の文章問題も難しくなくなります。
「ああ,これはね・・」と頭がサクサク動きます。

このソフトは,こういう良い状態で学習が出来るようにと,藤本先生とコラボしつつ作り上げました。
きっと,お役に立つと思います。
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明日は大阪です。
関西大学初等部で卒業式の礼儀作法を話します。
今のところ,姿勢・礼・証書授与・歩行・返事の5項目を話す予定です。
午後からは大阪の野口塾です。算数のソフトを使って模擬授業をします。
どちらも,とても充実しそうで,楽しみです。

5年の文章問題のソフト,クラウドのアップしました!

85515年生の文章問題に幅広く使えるソフトです。
かけ算・わり算が式になる問題のほとんどが,このソフトに慣れることで解くことが出来ます。

このソフトで,「線分図→式」に慣れたら,あとは「文章問題→線分図」に慣れれば良いだけです。
これは,算数を基本通りに図にする教え方をしているクラスの子なら,すぐに出来ます。
そうでないクラスの子でも,線分図が書ければ,簡単に式がわかると実感できるので,かなりやる気モードは高まりますよね。

このソフトは,クラウドの5年,一番下の単元名「文章問題/線分図から式を考える」に入っています。この単元は,この1本だけです。
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今日は,久しぶりに,神保町の喫茶「さぼうる」に入りました。
今春,ほるぷ出版から出る予定の本のゲラ点検を,編集の方と一緒に行うためです。
その担当の方は,年末に山形へ引っ越されるとのことです。
そうなったら,もう,こうして一緒に作業を行うことが出来ないのですが,「スカイプでやりましょう!」ということになり,時代が変わったなと思いました。
ゲラですが,とてもよく見てくれ,4ページほど書き直すことにしました。
いろいろとチェックが入り,そこを修正していくと,品質が良くなるので,実にありがたいです。

3年生の「何倍の何倍」のソフト,近々,アップします!

8552山口県の周南で開催された算数セミナー。
藤本先生が算数の授業について,たくさんお話しくださいました。
藤本先生のお話の中に,3年生の「何倍の何倍」の話しがありました。
この学習では,右のソフトを使って,「何倍の何倍」ということの意味を理解してらうと,授業がスムースに進みます。
そういう嬉しい発表があったのですが,なぜか,このソフトはクラウドにアップされていません。
私が,すっかり忘れてしまっていたからです。申し訳ないことをしてしまいました。
ようやく,今日,クラウド対応に作り替えました。
もっか,アップの準備を進めています。

ところで,このソフトが,なぜ効果的なのでしょうか。
それは,「何倍の何倍」が文章問題になっているからです。
文章問題は,普通,「計算→文章問題」の順で学びます。
まず,計算という骨組みをしっかりマスターします。
その後で,文章で肉付けした問題に取り組みます。
算数は基本的に,「骨格→肉付け」の順で学ぶと,頭がスッキリしたまま前進できます。

「何倍の何倍」は,「2倍の3倍=6倍」という計算練習をすることなく,いきなり文章問題になっています。
ついてこれない子が出てきても,それはやむを得ません。
ついてこれない子を1人でも減らそうと,藤本先生とのコラボで,このソフトを作りました。
骨格部分の「2倍の3倍=6倍」を,しっかり学べます。
とくに,②ページに進むと,「5倍の2倍は,何倍」という内容の特訓が出来るようになっています。
短時間に繰り返して骨格を学べるので,後はジックリと問題文を読めば,さほど難しくなります。

今週末には,アップできると思います。
クラウドを活用している先生,アップされましたら,ぜひご覧ください。

関東学院小学校にクラウドが全校導入されました!

b8458神奈川県の横浜市にある関東学院小学校へおじゃましてきました。
関東学院小学校の校長先生は,ひげうさぎ先生で有名な岡崎校長先生です。
ずっと昔からの友達で,子ども達を読書好きにする名人の先生です。

今日,おじゃましたのは,関東学院小学校に算数ソフトが全校導入されたからです。
全校導入になったのは,最新版のクラウドタイプです。それも,関東学院小学校特別バージョンです。
クラウドタイプなので,新作がアップされると,それを学校ですぐに使うことが出来ます。
最新タイプの算数ソフトが導入されたので,目次画面やソフトの作りなどをお話しさせていただきました。

ご注目いただきたいのは,関東学院小学校の黒板!
この黒板,上下に移動します。それだけでも,子ども達に優しい黒板なのですが,上部にプロジェクターが着いています。
このプロジェクターも素晴らしいです。
なにしろ,位置を左右に移動できます。
ですので,学習に応じて,映し出す場所を自由に変更できます。

しかも,このホワイトボード,特別な作りをしていて蛍光灯などを反射しません。目に優しいです!
また,タッチペンも使えるので,マウスになれていない子でも簡単に操作できます。
私も,タッチペンを使わせていただきました。快適でした。
さらに,画期的なのは,ノートPCとの接続が極めて簡単なことです。
ホワイトボード左下に赤ランプが付いていますが,ここの並びにコードを接続すればOKです。
これなら,すぐにPCが使えます。
そうして,このホワイトボード,特別な作りをしていて,チョークも使えるというすぐれものなのです。

快適な環境でお話しをさせていただきました。
関東学院小学校の先生方,ありがとうございました!

この素晴らしい環境に,算数ソフトがフルセットです。
関東学院小学校の子ども達の算数力はめきめきと向上しますね。
とても嬉しいです。
添付の写真は,岡崎校長先生からいただきました。ありがとうございます!
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5年生の円周率の学習

85555年で円周率の学習をします。
関田先生が,算数ソフトを使って円周率の学習をしました。
その時の様子を,フェイスブックに載せてくれています。
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本日もこちらのソフトで!
直径4cmの円を転がすと……。
子どもたちは、教科書の付録で、
「12.5cm!」
と、子どもたち。

先生は、パソコンしか持ってないからあ。と、クリック。
12.56cm と、表示。
「さすが、パソコンやなあ。」
と、小数第2位まで、表示されることに驚く。
わたしは、にんまり(笑)

順に、5cmは、15.7cmと表示。
子どもたちは、
「合ってたあ。」
と、喜ぶ。しかけは、次。

6cmは、18.84cm。
ここで、つぶやきや歓声は、減った。
2人の子どもが計算を始めた……。

7cmを転がすと、と、クリックしようとすると、21.98!と、声がする。

10cmまでに、円周率の3.14を理解した。

4から10cmのボタンを順にクリックするだけで理解。

やはり算数ソフトは、授業に必須です!
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ソフトで4cmの円から順に,5cm,6cmと,円を転がしていったら,途中から子ども達は3.14倍することを理解したのです。
素晴らしいですよね。
関田先生の記事を読んで,感心したのは,4cm,5cm,6cmと3つの円を転がしたあたりから,円周の長さと推理出来る子がでてきたことです。

このことに関しては,山口の周南でも話しました。
1つの例からわかることは,想像的内容です。
2つの例を見ると,そこから頭は推理的になってきます。どうやら,こんなことが言えているななどと,頭が働き始めます。
3つの例を見ると,推理が確定し始めます。

関田先生のように事例を1つずつ示して行く指導法は,子ども達に算数的推理をうながす,実に優れた指導です。
こういう指導がどんどん行われて,「算数のきまりを発見する面白さ」を子ども達に体験させて欲しいです。
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8554また,藤本先生からも嬉しいメールが届いています。
藤本先生は,子ども達が実際に計った円周の長さから,ソフトの表に記録をしていく学習をしました。
その授業をしながら,藤本先生は,「一生懸命に測定して,計算した児童が報われる」と感想を伝えてくれました。
嬉しいですね。

ソフトは教材ですので,使い方にきまりはありません。
ですが,関田先生や藤本先生がされたような,事例を3つ以上見せていくという方法は,実によい方法です。
算数の学習でもっとも大事とされる,「きまりを見つける体験」が出来るからです。

田谷先生から嬉しいメールが届きました!

b8463山口の周南でのセミナーで出会った田谷先生から,嬉しいメールが届きました。『CD-ROM付き[奇跡のソフト]で小学校の算数がスッキリわかる!』(扶桑社)を御家庭で使った様子を教えてくださったのです。

ご覧ください。3年生のお嬢さんが棒グラフのソフトで勉強しています。
聞くところに寄れば,算数が苦手とのことです。でも,写真から感じ取れるのは,苦手という雰囲気より,楽しげに取り組んでいるように見えますよね。実際,楽しかったようです。

お嬢さんに苦手意識があるようなので,お父様としては,ソフトを見せても,ちょっと心配があったそうです。
それは,何も考えずにボタンを押してしまうのではないか,という心配です。
実際にソフトを前にしたお嬢さんは,そんなパパの心配もどこ吹く風。
慎重に間違えないようにボタンを押していたそうです。

元来,子供は勉強が好きです。出来ると頭が心地よくなるからです。
考えずにやったら,ソフトでも間違えばかりが続きます。その状態は頭に心地よくありません。
写真を見ても,丸が3つも続いています。ここまできたら,最後まで丸を続けたくなります。
完成させたいという気持ちが出てくるからです。

私がさすがだなと思ったことがメールに書いてありました。
お嬢さんがソフトに取り組む姿から,田谷先生は日ごろの算数の緊張感のようなものを感じたそうです。
授業をしているときのようなモードでソフトに向かうお嬢さんの姿に,田谷先生の教師眼が光ったのでしょうね。
嬉しい光景です。

b8464そうして,あっと驚いたのは,お嬢さんです。
棒グラフの次に取り組んだのは,なんと中学の方程式のソフトです。
これは難しいです。ですので,お父様としては,Xの意味を伝えてから,取り組ませたそうです。
そうしたら,お嬢さんは一気に真剣モード!どうすれば,Xがわかるのか,ジックリと考えていたそうです。
こういう姿勢が嬉しいです。

お嬢さんが「算数って意外と面白いね!」と思ってくれたら,うれしいです。

各地のセミナーでお話ししていますが,クラウドを使うと,ご家庭でも学校の勉強のような算数を学ぶことが出来ます。
1日に取り組む時間を決めて,パパやママが「今日は,これね!」と示して取り組むと,きっと良い成果に結びつきます。

周南で田谷先生と出会えて,とてもありがたく思いました。
田谷先生のブログは「たやらっぱの学び場」です。ぜひ,お読みになってください。