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3年「長い長さ」ソフトが,子ども達に大評判!

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藤本先生から,3年生の「長い長さ」のDVDがとってもいいとメールをいただきました。
とくに,ひよこがトコトコあるいて,道のりのたし算をするソフト「03A,道のり/100m単位」が大評判だったそうです。
右上のひよこをクリックすると,赤い家から学校を通って,緑の家まで,ひよこが歩き出します。
そうして,道のりを計算します。

このソフトは,赤家,学校,緑家をドラッグドロップで動かすことが出来ます。動かすと道のりが変わりますので,また,計算の勉強が出来ます。

8623_400このソフトに似たようなのが「07A,歩く道のり/100m単位」です。こちらもひよこが歩きます。
歩くといっても,実際に歩き出すのではありません。
ひよこをドラッグしたところが歩いた道のりとなります。
ひよこをドラッグすると,歩き音が鳴ります。また,歩いた跡がご覧のように付きます。
これが妙に楽しいのです。

歩いた道のりは,このソフトの場合100m単位で記録されます。2回歩かせるので,「赤と青をたすと何mになるか」勉強できます。

藤本先生から,1kmの意味をしっかりと子ども達に伝えられる,新しいソフトの開発のお話しをいただきました。
大事な学習所ですので,作ってみたいなぁと思っています。
まだ,何も手がけていませんが,どんな風なソフトにするかはザッとイメージできていますので,今夜からちょっと取り組んでみたいと思っています。

楽しみが一つ増えました。

入学前の算数ソフト

b8546モリサワフォントからアップグレードが届きました。
使える書体がグイッと増えました。
ありがたいことです。

その中で楽しげなのが「トンネル」という書体です。
丸っこい形で,重なりが食い込んでいるのが特徴となっています。
また,ちょっととんがり加減なのが「タカリズム」という書体です。

こういうフォントはタイトルなどにいいですよね。
少しずつ,楽しんで使おうと思います。
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8624_400昨日の続きの話しです。
入学前の子向けの算数ソフト,整列ボタンをクリックすると,ご覧のように整列するように作り込みました。
これを見て,一番上の数が正解になっていることを体感してくれたらグッドです。
こんな風に並べなくても,数えられる子はそれで正解できます。それでも,並べる様子を見せるのは,この先,10を超える数の時に,とっても便利な姿となるからです。

右端ににぎやかなボタンがあります。
アイテム変更ボタンです。
アイテムが変わったからと言って,どうと言うこともないのですが,これは数の学習の重要な要素となっています。
どんな対象物でも,数になってしまうと1とか2とか5とかと表すようになります。
サルの3匹も,忍者の3人も,その姿とは関係なく「3」として収まります。
なんというか,数の中に対象物が押し込まれている感じです。
こういう押し込まれる時が,算数ではもう1回やってきます。
それは文字式です。
対象物が押し込まれた数。その数はドンドン増えていくのですが,途中でまた押し込められて文字となります。
押し込められると,そこに新しく計算が生まれるのが算数の特徴です。
こういう大きな流れを見るのも,算数の一つの楽しさです。

3才の子が,2年生の算数ソフトを完全攻略!

b85473才の子です!
楽しんでいるソフトは2年生のかけ算のソフト。

きまり発見を楽しむ感覚が3才の子にすでにあることがわかりました。これは,大発見です!

このスナップを撮影したのは,お父様です。
曰く。「試作品の算数ソフトに娘は大層気に入ったようで、かけ算が使える・使えないを完全攻略しました。」

算数はきまりで成り立っている学問です。
ですから,きまりの発見ができれば,算数は半分がシッカリできたことになります。

その「きまり発見」を3才の子が楽しんで取り組んだのです。
しかも,ご家庭で!

「きまりを見つけた」「きまりがわかった」という嬉しい瞬間がソフトではやってくるので,それが魅力なんだと思います。
実に,素晴らしいことです。
※写真の掲載は許可をいただいています

このお嬢さんのアタック笑顔を見ていると,何か大きな変革の可能性を感じます。
もしかすると,3才4才5才児用のソフトを開発したら,子供たちの算数基礎学力は急速に高まるかもしれません。
そんなことを思って,ちょっと効果的な工夫を考えつつ,目下,試作品を作っています。
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10までの数の中の「量と数詞の概念一致」を推し進めるソフトです。
完成には,まだ時間がかかりますが,これが完成したら,就学前のお子さんをお持ちの先生にプレゼントしたいと思っています。
頑張ります!

6年の「場合の数」のソフト2本目制作中!

8626_400野口塾in日野の話しです。
懇親会の席で,神杉先生,伊藤先生と歓談しました。
神杉先生は,大の算数ソフトファンで,もう必需品!とまで話してくれました。
伊藤先生は,これから使うとのことで,サンプル版をお送りする約束をしました。
それが,今日,届いたようです。
2学期が始まったら,伊藤学級の子ども達はビックリ笑顔になりますね。

作法の話しをした日なのですが,やっぱり,算数ソフトの話しは格別にいい気分になります。
算数ソフトの近未来展望などを語り,多いに盛り上がりました。
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6年生の「場合の数」のソフトをもう一本作り進めています。
今度は,4枚中2枚を並べるというタイプです。
計算では,「4P2」と習ったあのタイプです。

画面を見ていただければ,おわかりと思いますが,歴史人物はやっぱり楽しげになりますね。
メクリもめくりたくなります。
「メクリの下は聖徳太子だ!」とか,「いやいや,頼朝だ!」と声が聞こえてきそうです。

全部めくると,樹形図の学習が出来ます。
そうして,桃太郎へ進むと「4P2」の意味がスッキリ分かるページがでてきます。
今夜,算数好きを増やす会のMLにアップをして,まず,MLの重鎮の先生のご意見を伺おうと思っています。
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6年「場合の数」のソフト

野口塾in日野に行ってきました。
私も30分,お話しさせていただきました。
内容は「作法」。
堅苦しいはずの作法なのですが,私が一生懸命に話せば話すほど,妙に会場は明るくなっていきます。
ですので,これからは「明るい作法教室」とした方が良いのかもしれないと思っています。

作法を話し終わり,席に戻ったら,東京の保坂先生がやってきて,算数ソフトをバリバリで使っていることを話してくれました。
もう,必需品のようになっているようで,話しを聞くに連れ,ますます気合いを入れてソフトを作らねば!と思った次第です。
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帰宅してから,6年の「場合の数」のソフトに機能を追加し,算数好きの子を増やすMLに流しました。
そうしたら,嬉しいことに,藤本先生から
「桃太郎道場のさくらスライダー、すばらしいです。
これだと、計算で求める意味がわかります。
中学校でも、使用可能ですよね。」
とメールをいただきました。

桃太郎道場へ進むボタンは,「樹形図」ボタンをクリックすると出てきます。
どんな風になっているのでしょう。
アップしたら,ぜひ,見てください。
8枚だったら何通りあるか。
10枚だったら何通りになるか。
電卓を使って計算したくなる子が次々に出てくると思います。
その姿こそ,数学ですね。

 

6年の「場合の数」のソフト

8628_4006年生の「場合の数」です。

4枚のカードを1列に並べる場合は,24通りにもなるので,画面に入り切りません。
ここは,ちょっと上下を圧縮して,ご覧のように表示しています。

大事な点は,樹形図です。
これに,ちょっと工夫を加えると,計算でサッサか求められることが分かってきます。
それには[?]をクリックしてもらいます。

[?]をクリックすると,桃太郎が登場します。
桃太郎の中に,計算の仕方が出てきます。
これを見れば,5枚のカードになっても,10枚のカードになっても,計算のやり方はサッと分かります。
さらに,この桃太郎は,次のステップ「4枚のカードの中から2枚だけ取りだして並べる場合」の計算の布石になっています。
算数ですから,学んだことが次につながるのは当たり前のことですが,それが分かりやすく伝わるのが,今回のソフトとなる予定です。

6年生を担当している先生,完成したら,子ども達にぜひ見せてくださいね。
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明日,東京の日野市で作法のお話しをします。
その時,算数ソフトも見せて欲しいとの御要望ですので,この新作「場合の数」を見ていただこうと思っています。
何人かの先生には,このソフトに隠し味として入れている,音声ガイドも聞いていただこうと思っています。
この音声ガイドが妙に楽しいのです。