Monthly Archives: 9月 2011

You are browsing the site archives by month.

「水のかさ」の計算ソフトを開発中!

  L,dLの計算のソフトを開発中です。
  子ども達にとって,ちょっと抵抗があるのが,次のような問題です。

     2L+3L5dL=

  同じ単位同士でたすのですが,目が馴染まないと,思うに任せない子が出てきます。
  そこで,筆算でしっかり確認をします。
   
     2L
   +3L5dL

  たし算・ひき算では,「末位をそろえるのが筆算の基本」となりますが,単位がついているときは,単位が優先されます。
  こういうことをしっかり習得してもらうためには,「2LdL+3L5dL」と,どこかが0になる問題に,何回かチャレンジしてもらうことが一番です。
  そう思いつつ,今,ソフトを開発を進めています。

  下は,そのために必要な数字のリストの一部です。

“2035”, “2036”, “2037”, “2038”, “2039”, “2041”, “2042”, “2043”, “2044”, “2045”, “2046”, “2047”, “2048”, “2049”, “2051”, “2052”, “2053”, “2054”, “2055”, “2056”, “2057”, “2058”, “2059”, “2061”, “2062”, “2063”, “2064”, “2065”, “2066”, “2067”, “2068”, “2069”, “2071”, “2072”, “2073”, “2074”, “2075”, “2076”, “2077”, “2078”, “2079”, “2081”, “2082”, “2083”, “2084”, “2085”, “2086”, “2087”, “2088”, “2089”, “2091”, “2092”, “2093”, “2094”, “2095”, “2096”, “2097”, “2098”, “2099”, “3011”, “3012”, “3013”, “3014”, “3015”, “3016”, “3017”, “3018”, “3019”, “3021”, “3022”, “3023”, “3024”, “3025”, “3026”, “3027”, “3028”, “3029”, “3031”, “3032”, “3033”, “3034”, “3035”, “3036”, “3037”, “3038”, “3039”, “3041”, “3042”, “3043”, “3044”, “3045”, “3046”, “3047”, “3048”, “3049”, “3051”, “3052”, “3053”, “3054”, “3055”, “3056”, “3057”, “3058”, “3059”, “3061”, “3062”, “3063”, “3064”, “3065”, “3066”, “3067”, “3068”, “3069”, “3071”, “3072”, “3073”, “3074”, “3075”, “3076”, “3077”, “3078”, “3079”, “3081”,

  数行の命令文を書けば,このような数のリストを作ることができます。
  意図的に出したい数だけを作れるのが,PCソフトの特殊性です。

  このソフトができると,子ども達の頭に,「普通筆算」と「単位筆算」の両方がしっかり入ってくれそうです。嬉しい限りです。

2年生「水のかさ」 4本目のソフト

  「水のかさ」の4本目のソフトは,ぶっといメスシリンダーのような形で登場しています。
  これは,「小分けタイプ」でもなく,「混在タイプ」でもない,「数直線タイプ」です。
  それも,縦に伸びる数直線タイプです。

  縦の目盛りをすらすら読む学習。これは3年生でしっかり学びます。そうです。「棒グラフ」で学習します。棒グラフは,縦の目盛りが読めないと,ほぼアウトとなるからです。
  ですので,水のかさの単元でも,縦の目盛りをしっかり読めるように指導しておくことは,とても大切な学習になります。
  その結果,1年先のことですが,棒グラフもグッと楽になります。

  また,このソフトでも,「1L9dL」と「19dL」の両方の表記が出るように作り込みました。単位換算もしっかり学ぶことができます。

  「もっと!算数」サイトにアップしています。どうぞ,ご活用ください。
---
  福山憲市先生は,有田先生の『学級づくりの教科書』を,すでに6回も読み返したとMLに書いています。
  この夏に,福山先生とゆっくりお話をしてきましたが,やっぱり,凄腕の先生は,話す内容も,日々の努力も,違いますね。
   
 
  
  

有田和正先生のフェア開催中/三省堂の本店で!

  有田和正先生のフェアが開催されています。
  場所は三省堂書店の本店です。本店は東京の神田神保町にあります。
  三省堂本店の4階,教育書コーナーです。

  大きな看板が出ています。
  「教えて!有田先生」と書かれています。その周りにある本が全部,有田和正先生の御著書です。

  有田先生フェアは,9月30日まで開催されています。
  
  このような素晴らしいフェアを三省堂さんが開催してくださったのは,8月19日に発売になったばかりの,有田先生の新刊『学級づくりの教科書』が予想を超えて売れたからだそうです。そこで,有田先生の本をもっと読んでいただこうと,今回のフェア開催となったそうです。有田先生の御著書,たくさんの先生方に読んでもらいたいです。
  コーナー全体が有田先生の本です。実に素晴らしいことです。  

  東京近郊の先生,東京へお越しの先生,お時間がありましたら,三省堂本店の4階へ是非!  

第2回 教育の原点セミナー,講師紹介

「第2回 教育の原点セミナー」 講師の先生方をご紹介します。
すごい先生が勢揃いです。セミナー当日が楽しみですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2回 教育の原点セミナー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日 程】10月22日(土) 受付9:30から
【会 場】植草学園大学 〒264-0007 千葉県千葉市若葉区小倉町1639番3
【参加費】 5000円(当日,受付でお支払いください)
 ★昼食は各自ご持参ください。
【申し込み方法】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆  講師紹介 ◆◆
【野口芳宏 先生】
千葉大学附属小学校を経て公立小学校教頭,校長を務める。
退職後,北海道教育大学教授等を歴任し,現在植草学園大学教授。
2009年より千葉県教育委員を務めている。
著書:
『利他の教育実践哲学』(小学館)
『教師の作法 指導』(さくら社)
『野口流 教師のための発問の作法』(学陽書房)
『音読・道徳教科書 日本の美しい言葉と作法』(登龍館)
小学生までに身につける子どもの作法』(PHP研究所)
『野口芳宏 第一著作集全20巻』『同 第二著作集全15巻』
子どもは授業で鍛える』『鍛える国語教師シリーズ』など(以上,明治図書)
      他,著書多数
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【山中伸之 先生】
栃木県内公立小学校教諭。野口芳宏先生に師事し、国語教育、道徳
教育、学級経営について研究を続けている。実感道徳研究会会長、
日本群読教育の会常任委員 他。
著書
できる教師のすごい習慣』(学陽書房)
カンタン楽しい!運動会種目77 』(学陽書房)
「聴解力」を鍛える三段階指導―「聴く子」は必ず伸びる』(明治図書)
返事・挨拶の上手な子に育てる10のポイント50の技術』(ひまわり社)
できる教師のどこでも読書術』 (さくら社)
できる教師のココロの習慣』(学陽書房)
       他、単著、共著、編著多数
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【井関和代 先生】
高知県内公立小学校教諭。「授業道場野口塾」高知事務局。どの子も
書くことを好きになる作文指導を中心に、子供にとことん関わる担任
人生を愉しんでいる。「自分が学びたい」と思ったら、全国どこにでも
出かける明るさと積極性は、野口芳宏先生のお墨付きである。
共著:
親の絶対信頼を勝ち取る学級経営術』(明治図書)
酒井式描画法・先生の顔の描かせ方』(明治図書)
二年生の担任になったら365日の教育設計』(明治図書)
教職研修スタートブック2授業づくりスタートブック』(教育開発研究所)
100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
       他,多数の書籍の執筆に関わっている。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【城ヶ崎滋雄 先生】
千葉県内公立小学校教諭
武術で体感した身体の使い方を体育で実践。
また,武術で会得した上達論を生かし,わかる・できる授業を追求中。
単著:
“陸上競技”もの識り大百科』(明治図書)
連載中:
『OF』(新学社)
共著:
ポプラ社 ゲーム大百科
おもしろ国語ゼミナール』(以上 ポプラ社)
ごうか国語グルメ
ベテラン教師の超ワザ 222』(以上 ひまわり社)
先生も楽しい学級づくり』(学陽書房)
続・教室騒然ゲーム&パズル
学級の組織をつくる技術』(以上 明治図書)
       他多数
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【中嶋郁雄 先生】
奈良県内公立小学校教諭。「子どもが安心して活動できる学級づく
り」を目指し、叱り方・ほめ方を中心に子どもとの関わり方を研
究しながら、教科指導、学級経営、生活指導に取り組んでいる。
著書:
だれでも成功する児童の叱り方のキーポイント』(学陽書房)
だれでも成功する児童のほめ方のキーポイント』(学陽書房)
その場面、うまい教師はこう叱る』(学陽書房)
児童生徒に聞かせたい日本の偉人伝3分話』(学陽書房)
『こんなときどうする? 子どもを伸ばす叱り方』(PHP出版)
教師の道標~名言・格言から学ぶ教室指導~』(さくら社)
        他 多数
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【関田聖和 先生】
兵庫県神戸市内公立小学校教諭。「授業道場野口塾」神戸事務局。
教材・授業開発研究所等,多数の研究グループに参加。「楽習」教
材開発と「楽書き」の取組を中心に据え,マイ電子黒板を片手に教
師修業を積んでいる。特別支援教育士(S.E.N.S)としても活動中。
共著:
授業力の開発』シリーズ(明治図書)
チャレンジ!クイズ王101』シリーズ(ほるぷ出版)
元気になっちゃう!算数(1・2年)』(学事出版)
授業づくりの成功法則』シリーズ(明治図書)
誰でもトップレベルの授業ができるDVD+BOOK』(さくら社)
100人の先生が選んだこども古典』(ほるぷ出版)
       等,多数の書籍の執筆に関わっている。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【竹村和浩 先生】
石川県金沢市出身。TLL言語研究所代表。東京都立高校英語科教諭を経て独立。
英語教育コンサルタントとして活動中。ビジネスブレークスルー大学英語専任講
師、東京都内公立中学校講師。陸自幹部学校、㈱アルク他、企業研修講師
等を務める。
著書:
やり直し英語から始めるビジネス英語3ヶ月トレーニング』(NHK出版)
図解入門ビジネス・中学英語の基本と仕組みがよ~く分かる本』(秀和システム)
図解・英語脳のつくり方』(PHP研究所)
共著:
トータル・イングリッシュ』(大阪大学出版会)
英字新聞・日経ウィークリー活用法』(大学教育出版)
100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
          他、著作多数
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【千葉 真 先生】
岩手県内公立小学校教諭。「べごっこサークル」に所属。
「思考を促す授業の追究」を教職人生のテーマに掲げ、国語、
社会科を中心に、実践や研究を重ねている。
共著:
パッと使える「学級開き」』(フォーラム・A)
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【駒井康弘 先生】
青森県弘前市立第三大成小学校教諭。
サークルふゞき 代表,「鍛える国語教室」研究会津軽ゼミ代表。
クラスの子どもたち全員に電子辞書を持たせる、毎朝『論語』・
『大學』の素読をさせる、など、ひと味違った実践の道を進む。
共著:
『心に刻む日めくり言葉 子どものための教室論語』(さくら社)
読解力マスターカード 4年』(明治図書)
100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
チャレンジ 学校クロスワード王』(ほるぷ出版)
       他,多数の書籍の執筆に関わっている。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【山本正実 先生】
石川県内公立小学校教諭。「授業道場野口塾」羽咋事務局,徹底反
復研究会等,自ら学び続け,かつ多くの先生方に学びの場を提供し
ていくことに努めている。
著書:
伝わる伝わる見える指導』(さくら社)
共著:
読解力マスターカード 6年』(明治図書)
徹底反復で子どもを伸ばす』(日本標準)
野口流 授業の作法』(学陽書房)
誰でも成功する 先生も楽しい学級づくり』(学陽書房)
100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
チャレンジ 学校クロスワード王』(ほるぷ出版)
        他,多数の書籍の執筆に関わっている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2年生の「水のかさ」 3本目のソフト

  2年生の「水のかさ」。3本目のソフトです。
  
   1本目,2本目のソフトは,水を「小分け」したソフトでした。
  3本目の左のソフトは,小分けではなく,「数直線」を読むことで水の量を知るタイプのソフトです。

  1,2本目を「小分けタイプ」とすれば,
  3本目(左のソフト)は「小分けタイプ」と「数直線タイプ」混在タイプ」です。

  「小分けタイプ」→「混在タイプ」 この2種類を知ると,ごく自然に「数直線タイプ」もあるということに気がつきます。メスシリンダーの様に,下から目盛りが続いていて,2L6dLと読み取っていくタイプです。
   
   「小分け」 「混在」 「数直線」
 
  これらは,「具体 ←→ 抽象」の関係を持っています。
  「具体」から授業は進み,「抽象」を理解する方向へと進めていくのが算数です。こういう大まかな流れがわかると,目盛りをしっかり読めるようしっかり指導したくなってきます。
  そんな思いを持ちつつ,この3本目のソフトを作りました。
  
  スライダーもついに登場です。授業で楽しく使ってもらえれば,幸いです。
  このソフトも,「もっと!算数」サイトにアップされました。ダウンロードして,ご活用ください。