Monthly Archives: 6月 2013

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3年生の棒グラフのソフト,1本アップしました。

8655_400北海道の福嶋先生とのコラボソフトです。

3年生の棒グラフの学習の一環として,縦軸の数値をデータに合わせて設定する勉強をします。
データの数値が小さいのに,グラフの縦軸が大きいと棒が短くなってしまいます。
その逆は,ごらんのように上に飛び出してしまいます。

こういうことを体験して,ちょうど良い縦軸を設定する力を付けよう!というのが,このソフトです。

[かば]をクリックすると,データの数値が変わります。
[さくら]スライダーでグラフの縦軸の値を変更します。
そうして,棒がいい塩梅に収まるかどうかは,[棒]iconをクリックします。

なかなか面白いですよ。

「もっと!算数」サイトにアップしました。
しばらくしたら,ダウンロード販売に切り替える予定です。お試しされる先生は,今のうちに,ご覧になってください。

『3D 日本地図迷路』 アマゾンに出ました!

b8568_300帯の付いた『3D 日本地図めいろ』(ほるぷ出版)です。

「クロマデプス3Dメガネ」が付属しています。表紙をめくったところにあります。まずは,この3Dメガネをかけるところに,わくわく感がありますね。

そうして,メガネをかけてあたりを見渡してみます。
少々ぼんやりした感じに見えますが,とくに大きな変化がありません。

ところが,そのまま,この本のめいろに目を向けると・・・。
あっと驚くなかれ,めいろなどが浮かんでいます。
摩訶不思議! あら不思議! とっても不思議!

どうして,この本だけ浮き上がるのでしょう。
それは・・・・
企業秘密となっています。

この3Dメガネで迷路が浮かび上がるのは,日本初なのだそうです。
編集の担当の方が,はっきりとそのようにお話しくださいました。
そうしたら,帯にもでっかく「日本初!」と書いてあります。

アマゾンで予約開始となりました。
学級文庫にお一つ,いかがでしょうか。

ipadに算数ソフトが!!

b8567_400ipadに算数ソフトが入りました。
名物となっている「速さ」のソフトです。

このソフト,非常に重いのですが,問題なくサクサク動きます。効果音も良い感じで鳴り響きます。
指先で[パトカー][赤丸]のスライダーを動かすと,これも小気味よく動きます。

win用では右上隅に終了の「×」印がついていました。しかし,ipad用ではこれがありません。
ですので,次のアイコンをクリックすると,2本,3本と算数ソフトを同時起動する事になります。
この状態はメモリーをかなり食います。ですので,ipadでは厳しいだろうなと思っていましたが,どうしてどうして。何の問題もなく,サクサク動いていました。さすがはipadと関心されられました。

細かい点でちょっとプログラム修正をしないとならないところもありますし,ipadの向きに合わせてソフトの向きが変わるように,新しくプログラムを書き加えることも必要となります。
そういう手間がかかりますが,それでもdirector12で簡単に作り出せるのですから,ありがたいです。
もしかすると,directorは,12から再び脚光を浴びるかもしれないなと思っています。
directorを使い続けてきて良かったと思います。

夏頃から,ipad用のソフト開発を進められるように頑張っていこうと思っています。

3年生の3桁のたし算・ひき算ソフト,ダウンロード購入できます!

8656_4003年生の3桁のたし算・ひき算のソフトが,合計5本できました。
右は,その5本目の2回連続繰り下がる計算です。
一の位の計算をしているのに,百の位まで関わってくるので,どうしても,説明が長くなります。
それを,アニメーションで見ることが出来るので,見ている内に,ハハーンとなってきます。

図の方でも同様のアニメーションを見ることが出来るので,一層の理解を深めるときには,図を繰り返し見ることがお勧めとなります。

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5本のソフトというのは,↓の通りです。

01A,たし算/1回繰り上がる/理解・練習
01B,たし算/2回繰り上がる/理解・練習
02A,ひき算/1回繰り下がる/理解・練習
02B,ひき算/2回繰り下がる/理解・練習
02C,ひき算/連続2回繰り下がる/理解・練習

たし算で2本,ひき算で3本です。
この5本のソフトに目次画面をつけて,『3年【3桁のたし算・ひき算】セット』として,ダウンロード購入できるようになりました!
ぜひ,御活用ください。
ダウンロードすれば,すぐに手元に届くので,とても良い時代になったと感じています。

ベトナムで読んだ本『国民性十論』

b8569_300ベトナムの道中に何を読んで楽しむか,それを思案するのも事前の楽しみの一つになっています。
今回は,野口先生と御一緒です。それも,同じホテルの同じ部屋です。
私も気持ちも高まりそうで,そこそこ気合いの入った本が良かろうと思ってこの本にしました。『国民性十論』です。

野口先生と本の話しになったとき,「ふざんぼう」じゃないか,と真っ先に出版社名を声にされました。続いて,著者,校注者の名前を見て,一流の国文学者だねと話してくれました。
そういう価値をあまり知らずに読んでいる自分が少し情けなくなり,勉強不足を感じた次第です。

この本は明治34年,35年に書き下ろされた本を昭和13年に校注をつけて出版したものです。ですので,戦前にはかなり読まれた本だと分かります。

どういう国民性を持っていると書かれているか,気になるところですが,印象的なのは,第1章にいきなり出てきたシーボルトの講演引用です。6年生の社会の歴史に出てくる,あのシーボルトです。

西洋の革命は国王に対する不満から起こる。
しかし,日本では革命が起きる度に皇室の稜威をますという話しです。

シーボルトは明治維新を見る直前に亡くなっているので,維新の革命を見たら,いっそう強くこれを思ったことでしょう。

こういう話しから始まり,「家の先祖,共同の先祖」「採長補短」など,いろいろな視点からの国民性について書かれています。
勉強になります。

木更津技法研に参加しました

木更津技法研に参加しました。30代の頃に何度か足を運んで以来のことですから,四半世紀振りになります。
国語の重要教材の素材研究を,今年は勉強しているそうです。
今回は「おおきなかぶ」です。
小路先生の提案の後,すぐに,野口先生からお話しがありました。
「第一印象を書く。それからそう思ったのはどうしてか自問する」
これが,素材研究の姿勢なのです。
作品を読みつつ,素直に感動すること。それが一番大事にしていく読み方なのだと,今回も教えられました。

サークルの内容も良かったのですが,一番印象的だったのは,野口先生の話題の豊富さです。
メンバーの先生方があれこれ考えを述べてくださるのですが,そのたびに,野口先生が勉強になる話しを語ってくれます。
引き出しが多いというより,国語の宝物殿がいくつもあるような,そんな気がしました。

もう一つ。
野口先生は,繰り返しの所を示し,「なぜ2回なのか。それを考えさせてから,前と後,どっちを強く読むと良いかを考えさせる」とはなしてくれました。ここが,妙に響きました。
これは,問題文を読んで考えさせて,それからどういう式を立てると良いかを考えさせる,といった算数の標準的な展開に似ていると思ったからです。そこから,もう一歩踏み込んで考えたかったのですが,時間がたりませんでした。ちょっと,バクとした気持ちで次の話題に乗りました。

帰り際,大きなシュークリームをお土産に戴きました。
勉強になった上に,お土産まで頂き,とても充実した時間を過ごせました。