Monthly Archives: 6月 2013

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3年生の3けたのひき算のソフト

8657_4003年生の3桁のひき算のソフトです。

このソフト,位のボタンをクリックすると,数字と図,共にアニメーションが始まります。
ひき算をした後の残像が薄い色になるので,どの数字を計算で使ったかが,とても分かりやすくなっています。

このソフトは,一の位でも,十の位でも繰り下がりが行われるタイプだけを扱っています。
ですので,クリックを押すと,そういう問題だけがどんどん出てきます。

もちろん,右上にある「問題を作る」ボタンをクリックすると,スライダーが出てきますので,こんな問題を出したい!という時に,使えます。

スライダーは,意図的な出題。
クリックは,その後の練習用に向いています。

それでも,この画面は,ひき算の筆算を理解することをねらいとしています。
計算練習は,桃太郎道場に用意しました。トックンということになって,出題されます。

ちょっと気になるのは,右端のボタンです。
これは,図のタイプを変更するボタンです。
一番上は,数カードタイプです。
2番目は面積タイプです。
3番目は棒タイプです。
お好みに応じて,選ぶことが出来ます。
私は,数タイプが好きです。3年生ですので,数カードの抽象度はほどよい分かりやすさを与えてくれると思っています。
どのタイプを使っても,大事なことは同じです。数字の意味と,その量とをつなげることです。
この「7」は「10が7こだから・・・」などと,数と図が関連づくと,理解が一層深まります。

近日中に,ダウンロード購入が出来る予定になっています。

今,しばらくお待ちください。

山中伸之先生の新刊『キーワードでひく 小学校通知表 所見辞典』

b8571_300所見の本がもうすぐ発売になります!

『キーワードでひく小学校通知表所見辞典(CD-ROM付)―ぱっと開いてすぐ書ける1973文例』(さくら社)です。

これはいいです。
所見の文例を読みましたが,編著者の山中伸之先生の真面目な姿勢が伝わってくる秀逸な文例がたくさん掲載されています。

キーワードがいいです。
指導要領からキーワードを選んでいるのです。
骨太です!!
ですので,この文例を読むと,指導要領が大事だと示していることが,しっかり伝わってきます。
それを元にして,所見の例が示されているので,こう書けばいいのかと,強く伝わってきます。

また,嬉しいことに,この本の文例を読んでいると,指導の方向が見えてきます。
こういう方向に導くことが大切なんだ!と伝わってきます。
ですから,学期のはじめや半ばに読んでも,大変ためになります。

ありがたいのは,CDがついていることです。
昔の所見は手書きでした。私が現役を退く頃には,パソコンかワープロ専用機で打ち出すこともありましたが,時には「手書きには心がこもっている」と言われ,PCでの打ち出しを冷ややかな目で見られることもありました。

それが,今は大方がPCです。CDからコピペもできます。その上で,その子にあった文章に練り直すことが簡単にできます。

b8570_300右がそのCDの目次画面です。
学年で検索することもできれば,教科で検索することもできます。
この学年のこの教科と,絞ってテキストファイルを出すこともできます。

文例はテキストファイルになっているので,3年生なら,「分数」などと検索をかければ,該当の所をすぐに見つけることができます。
PCに慣れている先生は,CDの方が使い勝手が良いかもしれません。

この本,アマゾンでただ今,予約受付中です。
1学期の通知表を,より充実した所見で望むなら,この本です!
お手元に1冊,ぜひ!

3年生の3桁のひき算のソフト

8658_4003年生の3桁のひき算のソフトです。算数好きを増やす会の奥田先生とのコラボソフトです。
良い感じでできています。

「良い感じ」というのは,「引けないときの演出」にまずまず満足しているということです。

上の数から下の数を引くのですが,子どもによっては,大きい方から引いてしまう子がいます。
右の場面ですと,一の位の計算を「7-8」とせずに,「8-7」とやってしまうことです。

そういう子がいたら,このソフトをぜひ見せて欲しいです。
「7から8は引けないね」と説明をするところを,動きで演出しています。
7が8の所へ行くのですが,途中で跳ね返されます。
それを見ていた十の位の3が,分身です。2と10に別れ,7の応援をしてくれます。

こういう上の位が応援する姿は,どことなく道徳的です。
力を貸して上げようと,下の位への思いやりを感じます。

そういう気分になりながら,3桁の筆算はこうやるのかと伝わります。

図もあるので,理解を必要とするときには図を見ると良いでしょう。
※近日中に,ダウンロード購入できるようになります。今しばらくお待ちください。

野口先生とのベトナム

b8573_300野口先生とベトナムへ行って,いろいろなことを学びました。

先日も書きましたが,ビール1本がベトナムのお金で6万ドンします。
私は,その6万という数字に驚きましたが,もう一つ驚いたことがあります。
それは,野口先生も驚いていたことです。

ご存じのように,野口先生は中国や韓国などへ何度も旅行をされています。こういう大きな数字にも慣れていると思うのですが,それを慣れているとはせずに,心から驚いていました。
教師はこうあるべきだと強く思いました。

何事もそうですが,経験が増すと自然に慣れてきます。すると,どうしても感動が薄まります。そこを素直に感動することは,とても大切なことです。だからといって,いたずらに感動をすると,軽薄に見えてきます。
野口先生はすぐに電子辞書を出して調べているので,その驚きが軽からず,重からず,ほどよい驚きとなって目に映ります。お札の下に,電子辞書が見えますか。

多いに勉強になった瞬間です。

b8572_300ハノイ・ハロン湾間の道路です。黄色く見えているのは,「もみ」です。
6月に入ったばかりなのですが,もう収穫です。
その収穫したもみを乾燥させるために,道路を使っています。バスが通る幹線道路なのですが,そういうことは気にしないようなお国柄なのです。

私は,ただ珍しいと思っただけですが,野口先生は違います。もしかしたら二期作なのではないか。水田を見て,二期目は田植えをしていないのではないか。機械化をしない理由は何か・・・。
早速,バスの中で電子辞書を開き,百科事典で調べていました。
それでも,物足りないところは添乗員さんに質問です。

脇でその姿を見ながら,私はただぼんやりと景色をみて,持ち前の知識だけであれこれ思っていました。
(写真を撮影してくれたのは,豊嶋さんです)

 

 

3年生の「3桁のたし算」のソフトができあがりそうです!

8659_4003年生の3桁のたし算・ひき算のソフトです。
算数好きを増やす会のMLの奥田先生とのコラボソフトです。

レベルが3段階になっています。
レベル1:繰り上がりがありません。
レベル2:一の位が繰り上がります。
レベル3:十の位が繰り上がります。

レベル3まで勉強をしたら,桃太郎道場です。
ここでは,素早く答えるトックンが待っています。

計算を数字だけでやるのも良いのですが,やっぱり少しでも図が伴うと,理解が違ってきます。
とくに,計算に出遅れている子には,図が良い感じでサポーターになってくれます。

そのサポートを良い感じするために,数でも図でも,どちらにも簡単なアニメーションがついています。
これを見て,「位毎にたすこと」や,「繰り上がるってこういうことか!」への理解が進みます。

3年生でも指を使って計算をする子もいます。私もそんな子でした。
そんな子が素早く答える感覚を身につけられるかもしれないのが,桃太郎道場です。
3桁のたし算は,1問解くために3回たし算をすることになります。
それを1回毎にサッと答える仕組みに作ったので,1桁のたし算の暗算トックンができます。

今回も良い感じできています。
ひき算の方もそろったら,ダウンロード購入できるように手配を進めます。

満席です。「第2回 奇跡の算数セミナー」

今朝も,お申し込みを戴きました。
ありがとうございます。

PC席を2席作っていたので,「満席+1」となりました。
PC席が1席でも大丈夫かどうか検討することになりました。ありがたいことです。

「第2回 奇跡の算数セミナー」は受け付け終了いたしました。

「第3回 奇跡の算数セミナー」はに開催予定です。場所は東京のどこかです。

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b8574_300ベトナム,最初の食事でビールを頼みました。
値段を聞いてびっくり。
6万ドンです。日本円で300円です。
単位換算はレートが分かれば,理解できます。
理解できているのに,なぜか「6万」と聞いてしまうと,どうも高すぎると感じてきます。感覚の方では,日本円の感覚がまだ優先されている状態にあるからです。

「頭で理解しても,感覚でなじめない」
この「頭理解,感覚不慣」という現象は,算数の理解場面でもでてきます。
1回の説明で理解していても,それをすぐに活用できない状態です。
この状態を表す用語が算数にはありません。
「理解途上」とでも言っておきましょうか。
この理解途上の状態で,繰り返し問題へ進んでしまうから,まごつき,困った感がでてきます。先生方の個別フォローが必要となります。
理解途上の場面では,じっくりと理解を反復して体感させることが肝要なのです。

ビール1本,6万ドンには,本当にビックリしました。
その記念に,写真を撮りました。
野口先生と並んでいる写真も撮りました。こちらは,後日御紹介します。