Monthly Archives: 9月 2013

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入学前の子に向けた算数ソフト。良い感じです。

8619_400入学前の子に向けた算数ソフトです。まだ,開発途中です。
11から39までの数の勉強ができます。

サルの上にマウスが乗ると,プルプルするので,何だろうと思ってサルをクリックすると,そのサルが飛び出します。そうしてカウントされます。

面白いのでドンドンクリックしていくと,それが算数の勉強そのものになります。
「10の束」にも慣れてきます。
「位取りの表記」にも慣れてきます。
なかなか良い感じですよね。
これがレベル1です。

レベル2は,10の束にしたらわかりやすいということを感覚的に把握するソフトになります。

レベル2で終わりにしてもいいのですが,できれば,レベル3まで作りこみたいと思っています。

このソフトを使って楽しんでいるだけで,39までの数について,かなりしっかりした学力がつく,そんなソフトに仕上げたいと思っています。
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来月,幼稚園の先生方に作法の話しをしてきます。
その時,ついでにこのソフトを紹介してみようと思っています。
幼稚園児も,きっと面白がってやり始めると思います。
そうして,算数ソフトを楽しんでいる内に,かなりの基礎学力が付いていきます。
何しろ,小学校で重要と思うことが,しっかりと込められているのです。
来月が楽しみです。

蔵満逸司先生の『小学校の授業づくり・板書・ノート指導』に算数ソフトが!!

b8546_300鹿児島の友達,蔵満逸司先生の新刊『小学校の授業づくり・板書・ノート指導』です。

この本に嬉しいページがありました。
2章の15「電子黒板や大型テレビ,プロジェクターを活用しよう」に,算数ソフトがドーンと紹介されているのです!
紹介されているのは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の6年3巻,比例のソフトです。ファイル名は「02,比例しているでしょうか」です。

蔵満先生は,「数値を自由に変えることができるので,豊富な練習問題を次々に示すことができ,問題をたくさん経験させることができる」と書かれています。
算数の重要な点です。数値を変えて類題をたくさん練習する。
こういう学びが学力の基礎をしっかりさせてくれます。
できないと思われていた子も,楽しく練習できるので,力が付いてきます。
同じ45分の授業でも,効果のある授業が出来ます。

また,蔵満先生は,比例のまとめの段階で使ったそうです。
本で,こうした実践事実を示してもらえるのは,とてもありがたいことです。

第3章の6には,算数のノート指導がでています。これがいいです。
補助記号を書くことが普通になるまで指導しよう,とあります。
手堅く計算などをする有効な方法です。そこを自覚的に授業しているのが蔵満先生です。
分かりやすいいい本です!

蔵満先生とは鹿児島で一献かたむけたことがあります。桜島の見えるお店で楽しく歓談しました。
とにかく,話題の豊富な先生です。また,鹿児島に行ったらいっしょに語らいたいと思います。

3年生のkmのソフト

8620_4003年生の「長い長さ」のソフトを作っています。DVD版の追加ソフトです。
藤本先生のお声で作りたくなり,目下,進行中です。

「1200mは,1km200mだね」というような単位の換算の学習ソフトです。

ただ数値を換算するだけでも,繰り返せばそれなりに学習になりますが,大切なのはその仕組みを見せることです。
いま,赤丸は990mの位置にいます。
990mというのは100mが9つと,10mが9つ分と分かるように,長さのカードが補助として表示されています。
こういう長さの中身をしっかり見せられるかどうかが,理解の深さの分かれ目となります。

赤丸を990mまで引っ張ってきて,「さて,ここから右に1つ動かしたら,どうなるでしょう。ノートに書きましょう」と言うのも良い勉強になります。
「この先,みたいですか」と,ちょっとじらすのも楽しいです。
「この先は,ちょっと変わった事が起こります。それは,なんでしょう」と未来予測をさせるのも楽しいです。

また,答えが2つも出ていることに,疑問を持つ子がいたら,「お目が高い!」などとほめるのもいいです。
なんで,990mと2つも書いてあるのでしょうか。
その理由は,赤丸が1000mを超えると分かります。
算数ソフトファンの先生には,もうピンと来ていると思いますが,そのような表示が出てきます。

気になるのは,サボテン君です。
クリックすると,子ども達が大好きな「アミーゴ!」と叫んでくれます。
そうして,赤丸が上から降ってきて,1000mを超えるどこかに着地します。
それが,何km何mなのか,ズバリ当てる勉強が出来ます。

ここまで作ったのですが,もう少し,作り込みます。
それから,もっと算数にアップする予定です。
たぶん,このソフトを使えば,kmの換算は盛り上がりながらOKになると思います。
そんな楽しい授業をしてくれる先生は子ども達の人気者ですね。

3年生の「時刻と時間」のソフト

オリンピック東京開催決定のニュースに,朝から良い気分でした。
日本中が盛り上がりますね。
東京もグッとイメージが変わっていくのだろうと思います。
その移り変わる様子を見るだけでも,楽しい気分になります。
学校でも,体育を始め,英語教育や「おもてなし」の道徳教育が進むのだろうなと思っています。

64年の東京オリンピック。
教室に当時のハイテク,ブラウン管テレビ(観音扉ケース付き)が入り,教室で毎日ちょっとずつオリンピックを見せてもらいました。
さらに,遠足のように学校からバスに乗り,サッカーを生で見学しました。韓国vsブラジル戦の前半戦です。
楽しかったあの頃を思い出しつつ,20年の東京オリンピックも何か1つ見学したいと思っています。
楽しみです。

8621_400そんないい気分でいたところに,奥田先生から算数ソフトのメールが届きました。
3年生の「時刻と時間」のDVDソフトです。

クリックすると,「◇時◇分から◇時◇分まで」が表示されます。2つの時計を見ながら,時間を考えることが出来ます。

奥田先生が子ども達に見せたら,じっと見て「なるほど」とソフトの良さが分かったそうです。
ソフトの良さが分かるというのは,表現されている時刻・時間の関係が分かったということです。ありがたいことですし,嬉しいです。

こういう勉強用のソフトを見て,それが面白かったから,大人になってソフト開発をする人が出たら,算数はもっともっと面白く分かりやすくなると思います。

このソフト,オレンジの針をマウスで動かすことが出来ます。動かした分に色がつくので,かかった時間が分かりやすくなっています。
友達の先生が,算数ソフトを使ってくれるので,私もますます張り切ってソフトを作ろうと思います。
友達はありがたいです。

3年「長い長さ」ソフトが,子ども達に大評判!

8622_400

藤本先生から,3年生の「長い長さ」のDVDがとってもいいとメールをいただきました。
とくに,ひよこがトコトコあるいて,道のりのたし算をするソフト「03A,道のり/100m単位」が大評判だったそうです。
右上のひよこをクリックすると,赤い家から学校を通って,緑の家まで,ひよこが歩き出します。
そうして,道のりを計算します。

このソフトは,赤家,学校,緑家をドラッグドロップで動かすことが出来ます。動かすと道のりが変わりますので,また,計算の勉強が出来ます。

8623_400このソフトに似たようなのが「07A,歩く道のり/100m単位」です。こちらもひよこが歩きます。
歩くといっても,実際に歩き出すのではありません。
ひよこをドラッグしたところが歩いた道のりとなります。
ひよこをドラッグすると,歩き音が鳴ります。また,歩いた跡がご覧のように付きます。
これが妙に楽しいのです。

歩いた道のりは,このソフトの場合100m単位で記録されます。2回歩かせるので,「赤と青をたすと何mになるか」勉強できます。

藤本先生から,1kmの意味をしっかりと子ども達に伝えられる,新しいソフトの開発のお話しをいただきました。
大事な学習所ですので,作ってみたいなぁと思っています。
まだ,何も手がけていませんが,どんな風なソフトにするかはザッとイメージできていますので,今夜からちょっと取り組んでみたいと思っています。

楽しみが一つ増えました。

入学前の算数ソフト

b8546モリサワフォントからアップグレードが届きました。
使える書体がグイッと増えました。
ありがたいことです。

その中で楽しげなのが「トンネル」という書体です。
丸っこい形で,重なりが食い込んでいるのが特徴となっています。
また,ちょっととんがり加減なのが「タカリズム」という書体です。

こういうフォントはタイトルなどにいいですよね。
少しずつ,楽しんで使おうと思います。
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8624_400昨日の続きの話しです。
入学前の子向けの算数ソフト,整列ボタンをクリックすると,ご覧のように整列するように作り込みました。
これを見て,一番上の数が正解になっていることを体感してくれたらグッドです。
こんな風に並べなくても,数えられる子はそれで正解できます。それでも,並べる様子を見せるのは,この先,10を超える数の時に,とっても便利な姿となるからです。

右端ににぎやかなボタンがあります。
アイテム変更ボタンです。
アイテムが変わったからと言って,どうと言うこともないのですが,これは数の学習の重要な要素となっています。
どんな対象物でも,数になってしまうと1とか2とか5とかと表すようになります。
サルの3匹も,忍者の3人も,その姿とは関係なく「3」として収まります。
なんというか,数の中に対象物が押し込まれている感じです。
こういう押し込まれる時が,算数ではもう1回やってきます。
それは文字式です。
対象物が押し込まれた数。その数はドンドン増えていくのですが,途中でまた押し込められて文字となります。
押し込められると,そこに新しく計算が生まれるのが算数の特徴です。
こういう大きな流れを見るのも,算数の一つの楽しさです。