Monthly Archives: 4月 2014

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岡田広示先生の新刊『小学校各教科「評価・評定」のすべて』

b8406友達の岡田広示先生の新刊『小学校各教科「評価・評定」のすべて』(明治図書)です。
開いて,すぐに思ったのは,岡田先生と一緒に学んでいる先生は幸せだということです。また,岡田先生から学ぼうとしている先生もとても良い環境にあると言うことです。

この冬,古川先生のMLに,岡田先生が質問を投じました。誰ということもなく投げ入れた質問には,基本的に答えなのですが,岡田先生はちょっと気になっていた先生なので,私なりのコメントを入れました。非常に短いです。
それで終わりになると思っていたのですが,岡田先生から「その根拠を知りたい」というような,根本にさかのぼって知り得たのだというメールが流れました。
それを読んだとき,私の中での岡田先生を見る目が急に変わりました。
「岡田先生は,この先が頼もしい!」となったのです。

そうして,この本です。
言葉の定義から,各教科の内容に致まで,非常にていねいに書いてあります。
最初の用語のあたりは,全ての先生に読んで欲しいところです。その先の教科については,力を入れたい教科より,若干苦手と思っているところを読むと,なるほどそう考えるのかと良く分かってきます。

この本に書いてある形で教える事柄を理解すると,「先生,うちの子の◆◆が,こうなっているのですが・・・」と質問を受けたときなど,なぜそういう評定をしたのか。それはこういう評価をしたからであり,その評価の根拠は・・・という,しっかりした内容で語れるだけの力を付けることが出来ます。
こういう根本をしっかりさせて教育をしようという考え方を,岡田先生が推し進めていることが,実に嬉しいです。

兵庫方面にはあまり出かけることはないのですが,お会いしたら,岡田先生が日ごろ考えていることなどを伺いたいと思います。
良い本です。お勧めします。

6年の線対称のソフト,2本目。

84986年生の線対称のソフトです。
小学校での線対称の図形は,左右に対称なタイプと,上下に対称なタイプを学びます。
これは,その上下タイプのソフトです。

なかなか,良い感じですよ。
うっすらと見ている,頂点の丸をドラッグすると,対応する頂点も同じように動いてくれます。
ちょうど,鏡の向こう側とこちら側という感じにもなりますね。

図形を動かしながら,上下の場合はこんな風になるのかと肌で分かってもらえたら,最高です。

気が付いたことを発表させたら,どうなるでしょう。
ここに線を引いたら・・・などと,線を自分で仮定して引く子もでるかもしれませんね。
そこから,さらに頭を巡らせたら,そこら中に対応があることに気が付くかもしれませんね。
そこまで気が付いたら,トップレベルの理解となりますね。

このソフトもクラウドのAタイプ,Bタイプにいずれ入ります。

目次アプリを「ユニバーサル・アプリ」化!

夢中で算数のクラウドの学年別タイプをご利用の先生,嬉しいお知らせです。
目次のアプリが,「ユニバーサル・アプリ」になります!!

8503学年別タイプを使っている場合,ちょっと不便がありました。
それは,5年と6年を使っているのに,目次がそれぞれに別れていて,学年を超えての切り替えが手間だったことです。
こういう不便を無くそうと,目次アプリを「ユニバーサル・アプリ」にグレードアップします!

例えば,5年6年と2つの学年を使っている場合は,目次アプリを開くと,学年のタブのところに,「5年」「6年」と出てくるようになります。これなら,両方の学年が簡単に使えますね。

3年4年5年を使っている場合には,3学年分の学年タブが出てきます。使っている学年のソフトをすぐに利用できます。
サクサクと良い感じになります。

それなら,4学年分にしたら4学年分のタブが出るんだ!と,嬉しい気持ちになりますが,その場合は全学年揃っている1~6年タイプの方がリーズナブルです。

25日の金曜日,午後5時以降に,新しい目次アプリに更新される予定です。
更新時,ちょっとダウンロードに時間がかかりますが,どうぞ,ご了承ください。
これまで以上に,楽しく使っていただけたらと願います。

『学校クロスワード王 プラチナ』ができました!

b8407ほるぷ出版から出している「クロスワード王シリーズ」が大好評で,今日,新しいプラチナ号が出ました。
『チャンレンジ! 学校クロスワード王 プラチナ』です!

表紙のイラスト,大きく描かれているのが私です。
プラチナの甲冑を着け,プラチナの剣と楯を持っています。
ベルトには,プラチナの「Y」のマーク。
楽しいですね。

私の絵の隣に水色の少女がいますね。
この少女は,このイラストを描いた「すずめくらぶ」さんです。
裏表紙にも彼女が出ています。

すずめくらぶさんのイラストは,インパクトが強いので,私は大好きです。

この本は,学校で習う勉強がクロスワード形式のクイズになって出題されています。
全部解くと,510問に答えたことになります。
かなりの量ですが,そういう感じがしないのがクロスワードの不思議な力です。

このシリーズを学級文庫に入れてくださっている先生もいらっしゃいます。
この本も仲間に入れてもらえたら,嬉しいです。

夢中で算数クラウドの目次の画像が大きくなる!

8501夢中で算数クラウドの目次。

ファイル名だけだったところに,ソフトの画面の画像がつくようになりました。
その画像にマウスを乗せると,ごらんのように,画像が大きくなります。

これをみたら,「どんなソフトなんだろう」と思ったり,「これはもうやった」と思ったり,使いやすさがアップしますね。

8500また,虫眼鏡をクリックすると,検索コーナーが出てきます。
キーボードから「小数」などと入力すると,ごらんのように,ソフト名に「小数」と書いてある単元と,ファイル名に「小数」と書かれているファイルがピックアップされます。
そこから,お探しのソフトを見つけていくことができます。

「小数」で検索をしたのですが,そろばんのソフトにも小数を扱ったファイルがあることがわかり,思わぬ発見をした気持ちになることがあります。
便利に使えそうです。

目次がとても使いやすくなった夢中で算数クラウド,どうぞ,教室でもバリバリとつかってください。

6年「線対称」のソフト

85026年生の線対称のソフトが新たに1本,ほぼ出来上がってきました。

ボタンがかなり充実しつつあります。
今,見えているのだけで5つも付いています。
これをクリックすると,図形の方にそれなりに嬉しいものがピコッと出てきます。

右の画面は,「5」と書いてあるボタンをクリックしたところです。
辺に寸法が出てきます。
これを見れば,「対応する辺」は確かに長さが等しいと分かります。方眼からも分かりますし,こうして数が出てくるので,とっても分かりやすくなっています。

いろいろなボタンが装着されていますが,なんと言っても一番嬉しいのは,図形が動くことです。
各頂点に円があります。これをドラッグすると,図形の形が変わります。
その変化の様子を見ていると,「線対称って,そういうことか」と自分なりに分かってきます。

線対称の学習は,「紙を半分に折る」という具体的なところから,体験を積みます。
「具体」はとてもいいのですが,そこから「きまり」へと発展させるには,途中で「しくみ」を通過する必要があります。
その「しくみ」を把握するのに有効なのが,このような「動かせる」ということです。
「動き」を見る体験が,「しくみ」を理解する力を培ってくれるのです。
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ちょっと,理屈っぽくなりましたが,とっても嬉しいのは,図形の形を変えながら,寸法の数値も変わることです。
「辺」と「数」が同時に変化するので,「しくみ」の把握がいっそうよくなります。
どんな図形になっても,線対称の場合は,対応する辺の長さが等しいことが,スキッと分かります。

こういう「しくみ」につながる経験をたっぷり積むと,一方の辺の長さから,他方の辺の長さを求めることなどが,それほど難しいことではなくなってきます。
しくみにつながる体験を積むことは,算数でもとても重要なことなのです。

このソフトは,今月中か来月中には,クラウドにアップしていきます。
6年生の先生,ぜひ,使ってください。
そうして,あっという間に線対称の仕組みを子ども達にゲットさせてください。