宇佐美寛先生の「『議論を逃げるな--教育とは日本語』刊行記念 宇佐美寛先生講演会」に参加しました。
会場のあるビルに入ったら目の前に大きく電光掲示板の案内が出ていました。
早速9階へとなるのですが、講師控え室が1階だったので、まずは、そちらへ。
そこに、ビデオを回して下さる髙橋さんが来てくれたので、お願いをして宇佐美先生との記念の写真を撮らせていただきました。
感激です。
会場に入ると、たくさんの方々がすでに御入室されていました。
その中には、懐かしい方も!
大森修先生、松野孝雄先生、樋口雅子さん。
宇佐美先生のおかげで、再び、御縁を暖めることができました。
2時間の御講演。
びっちり、メモを取りました。
どこをメモするかは、『議論を逃げるな』にも書いてあるので、それを実行した次第です。
具体例をこそ、メモするのです。
その通りにして、家に帰り、メモを読み返しました。
具体例がキッチリと記されているので、会場での感動がそのままよみがえって来ます。
教えは守るべきだと痛感した次第です。
懇親会では、久しぶりに大森先生と歓談しました。
隣の席に座って語らうというのは、たぶん、これが初めてと思います。
案じるところがあるようで、いろいろと熱く話して下さいました。
年は重ねても、情熱の強さは変わっていませんでした。
私もかくありたいと思った次第です。
実に、ありがたいと思ったのは、宇佐美先生がさらなる1冊をとお考えでいらっしゃることです。
その内容は、私がずっと熱望していたものです。
内容など発表できる日も、そう遠くないと思います。
寒い中、集まって下さった皆様のおかげで、本当に良い講演会を開催できました。
ありがとうございました。
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先週の日曜日、野口先生の御自宅に北海道の小山内先生がやってくるというので、小路先生と私も仲間に入りました。
小山内先生は愉快な話をしてくれるのですが、驚くほど硬派な話も飛び出します。
詳しいことは書けませんが、とても芯の強い先生です。
11月2日に小山内先生の学校で「心の教育フェスティバル」が開催されます。
私にも一コマをとお話をいただいたのですが、日本にいるかどうかいまだよくわからず、目下、保留中です。
この写真、小山内先生のフェイスブックにアップされていたものです。
こうして記念に1枚とってあると、どことなく幸せな気分になりますね。
教室に道徳という善玉菌をジワーッと広げましょう!
日めくり論語、ナイスです!
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宇佐美先生の『議論を逃げるな』。
アマゾンに横藤雅人先生のレビューが載っています。
レビューのタイトルは「読むほどに甘さが削ぎ落ちる」です。
ぜひ、お読みになってください。
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宇佐美先生の講演会は、いよいよ、今週の土曜日です。
横藤先生も北海道から駆けつけて下さいます。
他にも、驚くような方々が参加を予定されています。
講演会も盛り上がりますが、懇親会も楽しみとなっています。
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宇佐美先生の講演会が待ち遠しいのですが、その前にやるべき仕事があれこれあります。
その中の一つ、外国語活動のソフトの完成をめざして今日も細かい作業をしました。
左のソフトは、シルエットクイズです。
シルエットを見て、何なのか分かったら、それを英語で答えます。
パッと見てすぐに「机!」と分かります。それを英語でサッと言えたら、良いですね。
即答できるように特訓してみるのも楽しいと思います。
このソフトは、3巻に入っています。
発売は3月です。こちらも、楽しみです!
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『子どもが夢中で手を挙げる 外国語活動』(さくら社)の1巻~6巻のパッケージは、こんな感じになる予定です。(3月発売予定)
巻数がオレンジ色になっている1巻~3巻は『Hi, friends! 1』に対応しています。
水色の4巻~6巻は、『Hi, friends! 2』に対応しています。
CD-ROMでの発売となります。
お値段は各巻3000円+税です。
とは言っても、まだ、ソフトが完全には完成していません。目下、最後の微修正をしています。
左は、2巻に入っている大文字のアルファベットを学ぶソフトです。
アイコンをクリックすると、そのアルファベットが大きく表示されます。
その文字を見て、何というのか答えます。
アルファベット順にアイコンが並んでいますが、慣れてきたら、シャッフルボタンをクリックすると良いです。
アイコンの配置がバラバラになります。シャッフルされても、しっかり答えられるようになったら、もうすっかり大文字はOKですね。
ワイアレスマウスを使うと、子供が自席でアルファベットを選び、他の子が答えるという学習ができます。教室が盛り上がりますね。
発売までまだもう少しお待ち下さい。
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6,7年ほども前に書いた『行儀作法の教科書』。
これの一部が、昨年度の私立中学の入試問題として使われました。
入試問題として使われると、入試用の書籍などから転載許諾が届きます。初夏の頃、確か3社から来たように記憶しています。
そうして、今日、新たに1社から届きました。
この行儀とか作法とか呼ばれる世界は、小学校で言うところの道徳に位置しています。
戦前は1年生2年生でみっちり指導されていました。
週に2時間もあり、作法教室という特別教室が設けられている学校もありました。
今、作法の教科書などはありません。
先生方が学生時代に学んできたことを、無形文化財のように、口頭伝承のように指導しています。
この本を書いた頃は、そういう現状に少々危うさを感じていました。
そうこうしているうちに、道徳がいよいよ教科として指導される時代がやってきます。
これはありがたいことなのですが、教える先生、その先生方に指導をする指導主事の先生方が、道徳をよく分かっていません。
道徳を教えなくなった終戦から、時間が経ちすぎたからです。
ですので、今は今で、少々危うさを感じています。
でも、道徳をしっかり学び、きちんと教えていこうとする先生方との交流が増えています。
今日も、若い先生から道徳の実践メールをいただきました。
その内容は、「永遠の今」につながる堂々たる内容で、「道徳はこれからだ!」と思った次第です。
18日の「主張ある道徳授業を創る!」のセミナー。楽しみですね。
「道徳読み専門セミナー」もいつか開催したいと思っています。
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日曜日は充実した一日でした。
前田康裕先生と一緒にお昼を食べつつ歓談しました。
奄美大島の田中一村記念美術館でのイラスト展の経緯。
愛知の小田先生が企画開催して下さった前田先生のセミナーが縁結びだったのです。
今、田中一村記念美術館のサイトを見たら、「前田康裕まんがイラスト展~教室の学びを拓く~」と掲載されていました。
嬉しいですね!
3月4日の「前田康裕先生『まんがで知る教師の学び2』~アクティブ・ラーニング編刊行記念トーク&サイン会」の内容も少し詰めました。
ありがたいことに、ちょうどこの日、あの三宅貴久子先生が東京にいるのです。
それで、トーク&サイン会に駆けつけて下さるとのことでした。
その話を前田先生にしたら、三宅先生は師匠のような先生とのことで、「それなら対談を!」となりました。
そういうことで、3月4日は「前田先生&三宅先生の対談」もあるので、これは楽しみです。
その3月4日は、前田先生の『まんがで知る教師の学び2』が先行発売されます。こちらも楽しみです。
前田先生と別れた後、すぐに千葉の君津へ。
野口先生の御自宅へ向かいました。
観音堂に到着すると、野口先生、小山内校長、小路先生がすでに良い気分になっていました。
それから4時間ほど大歓談しました。
今年の11月2日に小山内校長の学校で「心の教育フェスティバル」が開催されるとのことです。楽しげなネーミングですが、内容はキッチリとした「道徳教育」ですの、野口先生の根本・本質・原点の世界が広がります。
そこへ私もお誘いを受けました。即断したかったのですが、もしかしたら、日本にいない可能性もあるので・・・、目下、保留中です。
道徳の語源が本を読んでいたら出てきました。
渋沢栄一の『論語と算盤』です。
「王者の道」と出ています。
論語を読んでいると、どうも「リーダー論」のようにも思えてくることがあります。どんな人でも、年を重ねれば人より年上となり、それなりに人を導く立ち位置に立ちます。
そうなるのが分かっているので、若い時から何を学んでおいたらいいのか、それが書いてあるのです。
そんな思いがあったので、「王者の道」が道徳の語源だと知り、よくぞそこから引っ張り出してきたものだと感心した次第です。
この本、その昔、読もうと思ったのですが、すっかり忘れてしまっていた本です。
それを藪田先生が紹介してくれたので、「オオッ」と思いだし、早速読み始めました。
良い本です。
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