今日は,久々のチーム算数。
城ヶ崎滋雄先生と佐々木智光先生と私の,いつもの3人。
新学期直前だったので,学級経営の話しが出ました。
座席を自由席にすると,学級が荒れるのはなぜか。
こんな話しも少し出て,そのヒントは,「映画館にある」と言うことで,なかなか良い感じに話しがまとまりました。
叱ることや怒ることも話題になりました。
その行為をどうこうするかも大事ですが,叱ったり怒ったり出来る存在になることが,その前に大事なのです。
Ipadで使える無料の算数ソフトや国語ソフトを佐々木先生が紹介してくれました。
どれもこれも,とてもいいソフトです。
良い時代になったと痛感しました。
特に,算数はコンピュータと相性が良いので,これから先,10年後20年後を思うと,算数は大きく様変わりするだろうと思いました。
その頃には,私が教壇に立っていた頃の授業は,化石的授業と呼ばれるようになっているかもしれません。
講座に呼ばれて話すとき,話しにくい人がいたらどうするかということも話題になりました。
城ヶ崎先生が,驚くほどいい話をすれば,次第に様子が変わってくるとのことで,さすが!と思った次第です。
佐々木先生は,特別支援関係の重要な任務をすることになったとのことです。
私にはそれが一番嬉しい内容でした。
特に嬉しいのは,佐々木先生がICTに堪能ということです。
新しい世界がここから始まるように思えているので,佐々木先生への注目度をグイッとアップしました。
次回のチーム算数の開催日は未定です。
ジュンク堂書店池袋本店5階。
野口芳宏先生の新刊『道徳授業の教科書』発売記念の講演会が開催されました。
ジュンク堂の森さんが司会進行してくださり,大変,暖かい雰囲気で進みました!
野口先生のお話は,道徳の4つの柱の3番目,「主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること」に関わるお話しでした。
最初,理科系の話しになり,この先,どうなっていくのかと思いましたが,途中から,グイッと納得していきました。
自然に守られているという思いを持つことが,大切なのだと感じました。
満席の会場には,終始,笑顔がこぼれていました。お話しの内容にも,皆さん,酔いしれていました。
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講演終了後,サイン会です。
「天意重夕陽」
天意,夕陽(せきよう)を重んず。
ズシンときますね。
『道徳授業の教科書』の表紙に,可愛いイラストが付いています。
イラストレーター,坂木浩子さんの作品です。
坂木さんも,会場に駆けつけてくれました。
そうして,野口先生は控え室で「このような書店で話すのは初めてですよ」とたいそう喜ばれていました。
それも,これも,ジュンク堂書店さんのおかげです。
ありがとうございました!
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この日,会場に着くと,すでに城ヶ崎先生がすでに来ていて,新人のKAI先生も一緒でした。KAI先生は,昨年は講師だったそうで,算数ソフトをドンドン使ってくれていたとのことです。うれしいです。
今度,ゆっくり話してみたいと思います。
そのすぐ後に,算数ソフトをバリバリ使ってくださっている藪田先生が来ました。ガッチリ握手です。
新年度,算数ソフトを使ったグッドニュースが私の所に届くと思います。楽しみです。
丸山校長先生も来られました。
今年度から,明星大学で教鞭を執られます。
これまでの学びが,未来の先生に伝わります。
うれしいことです。
内田先生からは,子ども達が算数ソフトを家でも使いたい・・・という声が上がっていることを知らされました。
算数を勉強したいという前向きな心が育っています。嬉しいですね。
家のPCは,たいていネットに接続されているので,クラウドをおすすめしました。
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充実した一日になりました!
♪学校出てから十余年
今じゃ会社の大社長♪
子どもの頃,クレージーキャッツのこんな歌がはやっていました。
私はてっきり「十四年」だとずっと思っていました。
今年は,小学校を退職してから14年目になります。
そんなことで,この歌を少し思い出して,妙に恥ずかしい思いになりました。
赤色エレジーに,♪昭和余年は春も宵♪とあります。
こちらの「余年」は,ちょっと妙。
昭和に余りを付けたら,平成になってしまいます。
算数的に考えない方がいいことも多々あります。
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島根県のI先生。
分数の指導で算数ソフトを使ったら,子ども達に好評だったそうです。
それで,今年は算数ソフトをバリバリに使って見るそうです。
そんな嬉しいメールをいただいたので,算数の授業クラウドを御紹介しました。
1/6を2こ集める。
すると,どうなるのでしょう。
分子だけが増えることを言葉で進めると,中身の無い,表層の学習になってしまいます。
数直線上をみれば,1/6の大きさが一目で分かります。
これが2こ集まるのですから,どうなるか,うすうす見当が付きます。
そうして,実際に2こ集まる様子をみてみると,なるほど,2/6になると分かります。
数問,この問題を解くことで,「分母は足さないんだな」とか「分母はそのままなんだ」と分かってきます。
こういう自分で規則に気づくような学習,いいですよね。
昨年の12月にオープンした「さくら社ストア」。
取り扱っていたのが,1種類のみでした。
全部の学年が使えるクラウドです。
全部使えるから,これで良いのかなと思っていましたが,思いの外,学年版が・・・とお声を戴きました。
そうしてできたのが,この「Aタイプ クラウド学年版」です。
全学年が使えるクラウド 1点
1つの学年が使えるクラウド 6点
合計7点を取り扱うようになりました。
にぎやかになり,とても嬉しいです
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4月,学級がスタートします。
「学級開き」もあれば,「授業開き」もあります。
算数の「授業開き」,今年は,算数ソフトでドーンと進めるのも良いですね。
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4年生でしたら,新学期に億や兆の大きな数を学びますね。
大きな数になっても,10倍すると0が1つ増えることなどを学びます。
そんなとき,スクリーンにこのソフトを映し出して,数がどうなるか子ども達に見てもらうと,「10倍のイメージ」が頭にストーンと入ります。
算数は,「数の操作」をしっかりやりますが,この時に,「イメージの把握」が出来ると,記憶に良い影響が出ます。
右脳・左脳の話しをするまでもなく,記憶にしっかり残ります。
そういう授業を連日行える学級の子は,いいですね!
なんというか,算数の足腰が強くなりますよね!
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今日は,2014年3月31日。
もし,小学校への勤務を続けていたら,今日が私の最後の勤務日となります。
家に帰り,ホッとして,明日からはノンビリ。
そうして,やってみたいと思いつつも出来かなったことを,少しずつやってみて,ああ人生はいいもんだと思う,そんな変わり目の日になっていたはずでした。
でも,そんな風になりませんでした。
今は,明日から取り扱いが始まる,クラウドの新ラインナップが楽しみです。
月々300円(税別)で1つの学年の算数ソフトが全部使えます。
たくさんの先生方に使っていただき,算数で沈んでいる子を救ってほしいと願います。
もう一つの楽しみは,4月後半に取扱い予定のBタイプです。
ダウンロードすれば,そのあとはネット接続できないところでも算数ソフトを利用できる,優れものです。
1つの学年を1年間(12か月)利用して,5000円(税別)です。
インターネット環境が整っていないために,算数ソフトをバリバリに使えなかった先生方に,どんどん活用していただきたいと思っています。
そうして,算数で50点以下をとってしまう子が,そんな悲しい世界をさまようことなく,75点取れたとか,分かるようになったとかと,嬉しい気持ちで算数に向き合える子になって欲しいと願います。
4月と言えば,新刊が2冊!
尊敬する野口芳宏先生の『道徳授業の教科書』(4月7日発売!)と,
大阪の池田小の鎌田富夫元校長先生の『しごこちのいい学校』(4月7日発売!)が出ます。
楽しみでなりません。
野口先生の『道徳授業の教科書』の発売を記念して,ジュンク堂池袋本店で4月3日(木)に講演会があります。
5月17日(土)には,三省堂本店で講演会があります。うれしいことです。
6月14日(土)に,私は大阪に行きます。その時,鎌田先生をお訪ねしたいと思っています。
まだ,打ち合わせが出来ていませんが,先行して楽しみにしています。
さらに,5月か6月か7月。
念願の,尊敬しているあの先生の本が出ます!
すごいです!
さらにその先には,幾つかの新プロジェクトが動き始める予定です。
いま,その下準備を着々と進めています。
やらなければならないことがあれこれありますが,とにかく一歩一歩着実に進むことだと思っています。
研究会は野口塾とチーム算数の他に,4月から再開する明石要一先生のSG会に参加して,多いに前進したいと思っています。
こんな調子ですので,毎日がとても楽しいです。
入学前の算数ソフトです。
10~19の数の学習用ソフトです。
「数の学習」と言っても,その中には,重要な概念が幾つか入り込んでいます。
それを全部まとめて学習することは出来ません。
重要な概念を小分けにして,勉強します。
このソフトでは,「1つずつ数える」という,「数と数唱」との一対一対応には,重点を置いていません。
まとめて,「10といくつ」という,位取りをちょっと意識した全体のとらえ方に力を注いでいます。
ですので,「?」ボタンをクリックすると,まず,10の束が出来るように作られています。
そうして,もう一度クリックすると,1のバラが幾つあるか学べるようになっています。
そうやって数を「10と幾つ」と学ぶところから,「15」などの表現を勉強できるように作っています。
たぶん,このソフトを見た子は,15を105と思わなくなると思います。
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この15を105と書いてしまう子がいます。
算数としてはイマイチとなりますが,日本語の表記は,「言ったとおりに書く」のが大原則になっています。
ですから,10・5と思って,105と書くのは,大原則に則った正常な頭の持ち主なのです。
じっさい,1や2などの算用数字が入る前の日本人は,「十五」と漢字で書いていました。
言ったとおりの表記でOKだったのです。
それが,明治になって,西洋の算用数字が輸入され,「十五を15と書く」なんて約束が強引に入り込んできました。
理屈抜きです。そういうものだから,そのように覚えなさいとされてきたのです。
ですので,明治初期の頃に算用数字を学んだ大人は,「15」をみて,「じゅうご」と発音しながらも,きっと心の中では,「いちご」ではないかと思っていたことでしょう。
言ったとおりに表記できない,このイレギュラーな表記を6歳前後でマスターするのですから,日本の子は大した能力を持っていると感じます。
「15」を「じゅうご」と読んだり,「じゅうご」を「15」と書いたりできたら,それは,かなり大きな山を越えたことになります。