明後日は,野口塾ビギナーズです。
皆様とお会いできることを,楽しみにしています。
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先日,ケニヤ版の算数ソフトの紹介ビデオを皆さんにもご紹介しました。
このビデオを3回も繰り返し見てくれた先生がいます。
群馬のスクールに勤める佐藤先生です。
さっそく学校で英語の担任の先生にも見てもらったそうです。
そうしたら,「『おぉ???』と、唸ってました。」との事です。
求める先生がいることは,とても嬉しいことです。
ダウンロード版か何かで,日本の皆さんも手にできるように進めてみたいと思っています。
それにしても,佐藤先生の感覚は鋭敏です。
「探求型」の最先端を歩んでいるように私には見えています。
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右の黄色い紙。
これは,「予防接種又は予防薬の国際証明書」です。
私が黄熱病の予防接種をしたことを証明してくれている紙です。
黄熱病の予防接種は10年有効ですので,2025年までこの黄色い紙を使えます。
その上の錠剤は,マラリアの薬です。
名前は「マラロン」のようです。
3タイプあるうちの,短期滞在に向いているのを出してもらいました。
ルワンダに入る2日前から飲み始め,ルワンダを出てから一週間ほど飲み続けます。
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予防接種をしてきました。国立国際医療研究センターで。
立派な建物で,とても安心します。
受けた予防接種は,黄熱病と破傷風です。
注射をしてもらうとき,ちょっと質問をしました。
「注射を見ている人と,見ない人,どっちが多いですか」
お医者さんは,「見ている人が多いですね」と話してくれました。
続けて,「何をしているのか,確認したいのだと思います」と付け足しもされました。
私は,「目をそらしていると,弱虫と思われるから」というようなことを思っていたので,理由というのは人それぞれなのだと,そこに感心しました。
すぐに注射です。
その速さに驚きました。
射しました!入れました!抜きました!
と一気です。
この早業,柔道の木村政彦の試合を実況するアナウンサーに近いです。
「木村,つかみました! 投げました!」
塩田剛三の合気道もこの早業です。
一流の人は,あっという間にやってしまうのです。
「瞬間集中力」が素晴らしいのです。
予防接種は痛くありませんでした。
蚊に刺されたときの「MAXかゆみ」より断然楽です。
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会社に戻ると,ありがたいことにお守りを頂きました。
東郷神社のお守りです。
「かちまもり」です。
ルワンダ・ケニヤでしっかりと成果を出したいと思いました。
「勝守」の文字の下のマーク。
知る人ぞ知る,「Z旗」です。
日本海海戦で東郷元帥が戦艦三笠に掲げた旗です。
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ,各員一層奮励努力セヨ」
力強いものを感じす。
このお守りを持って行き,ルワンダ・ケニヤ,しっかり勤めてきます。
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チーム算数で,私がちょっと話題に出した本です。
まだ,読み途中です。
著者である炭谷俊樹氏は,神戸情報大学院大学の学長です。
先日,そこへ行き,副学長の福岡氏と,松永教授にお会いしました。
いろいろとお話を伺ったのですが,考え方が自分のしていることにかなり近かったので,これは勉強になると思い,この本を買いました。
まだ,読んでいる途中ですが,グイッと来るところがあれこれあります。
「新しい世の中をデザインするという社会価値創造に取り組むこと」(p49)
「自社だけでなく,複数の会社と取り組むこと」(p49)
「ハブになれる人」(p50)
「新しい世の中をデザインする」というのは,学級をデザインすると言う事とは大きくかけ離れています。
学級のデザインなら,有名な先生のされたことをそのまま模倣する「模倣型」でも実現できます。
この本は,そういう「模倣型」の生き方ではなく,自ら新しい学級の姿を作り上げていく「探求型」のスタイルで実践しましょう,と言っているような本なのです。
そういう意味で,チーム算数の城ヶ崎先生には似合っている本だと思います。
ただ,それを世の中規模でやりましょう!と進めている本なので,直接的にはピンと来ないと思います。
自分の立ち位置を俯瞰してみると,オッと来る本です。
私はとても力強いものを感じています。
この本の続きは,明日,車中で読む予定です。
黄熱病の予防接種はどんな注射なのか,明日分かります。
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城ヶ崎先生とチーム算数を開催。
今回は,主に生き方,考え方に近いところを語らいました。
始まりは,城ヶ崎先生の載った新聞「よみうり船橋」の記事。
大器晩成の典型のような生き方をしているので,話が実に面白いです。
こういった近況を語り合い,「思考力育成」と「心の受け身」について話が続きました。
思考力育成は,もちろん,関西大学初等部の取り組みです。
この取り組みがなぜすごいのかについて,私なりの見地から話しました。
ここでは詳しくは書きませんが,関大初等部の取り組みがいかにすごいか知りたい先生は,今度あったときに,「思考力育成について・・・」と話しかけてください。
じっくりとお話します。
次の話題は,城ヶ崎先生の得意とする合気道の極意,古武道の話です。
そこから,「心の受け身」について語らいました。
心が折れてくじけるか,心の受け身を取って再び立ち上がるか。
その分かれ目の概念を技として持っていると,まあ,人生は楽しくなります。
類例として,泣き出す子への対応の話も出ました。
泣き出して,泣き続けて,死ぬまで泣き続けて年老いたという人は,古今東西一人もいません。
時間が経てば泣きやまずにはいられなくなります。
そんな話ですので,詳しく知りたいなと思った先生は,城ヶ崎先生に会ったときに聞いてみてください。
なるほど,と思える話をしてくれますよ。
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関大初等部の三宅貴久子先生がインドに出発する前に紹介してくれたのが,右の『旅の指さし会話帳』です。
三宅先生からは「インド」を見せていただきました。
本の作りが面白く,少々バカバカしさすら感じます。
だから,その場の会話が弾みそう!と感じ,英語版を購入しました。
ルワンダもケニヤも公用語が英語だからです。
現地の小学校にも行くことになっているので,小学生とざっくばらんな時間があったら,この本を開いてショート会話を楽しもうと思います。
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いつか,三宅先生と海外で授業の競演をできたらいいなと思っています。
三宅先生は思考力育成。
私は奇跡の算数。
これに,海外に強い素読の先生がいてくれたら,基本的な学習がきっちりしますね。
その時には,数人の先生にも同行していただき,さらに,あれこれ有益なプロジェクトを・・・なんて思ってしまいます。
三宅先生と競演なんて,国内でも講座で1回あっただけです。
授業となると,まず,起こりえないでしょうね。
それを海外で・・・と思っているのですから,私もノー天気です。
それでも,そんなことを思っていると,次第にそっちの方向に向かうようになっているのが世の中なのです。
そういう世の中の法則に逆らわないように,この先も進みたいですね。
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今度の日曜日は,野口塾ビギナーズです。
私も一こま担当します。関心のある先生,ぜひお越しください。
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その野口塾ビギナーズを主宰する山中先生に誘われて,自己啓発のセミナーに行ってきました。
会場は,日比谷公会堂。
右の写真は公会堂の真ん前の歩道から撮影したものです。
広角レンズは面白いです。
会場の入り口近くに行ったら,事前学習法の藪田先生と偶然で会いました。
せっかくなので一緒にお昼を頂きました。
食事も済ませて,いよいよ会場に入ろうとしたら,その入り口近くで山中先生に会いました。
なんと,スタッフでした。いつもの山中先生とはちょっと違って,ビジネスモードに入っているような感じでした。凜として格好良かったです。
会場の休み時間,ちょっと立ち歩いたら,群馬の森先生から声を掛けられました。
山中先生の声掛けは,影響力がある!と思いました。
セミナーの内容は,エンタメプレゼンでした。
「エンターテイメント(娯楽)+プレゼン」ということです。
この構図は,私が昔やっていた学習ゲームと同じです。
「エンターテイメント(娯楽)+学習」です。
そうして,今,力を入れている「算数ソフト」も同じです。
エンタメの要素を少しまぶすことが,子ども達に受け入れられる重要な要素なのです。
共通するあれこれを感じつつ,最後まで楽しませていただきました。
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道中,読んでいたのは『池上彰のアフリカビジネス入門』です。
2年前の本ですので,それを念頭に読みましたが,アフリカにおける日本の状態や,インフラ整備などが進んでいる様子など,貴重な情報を得ることができました。
アフリカビジネスの教養が得られる良い本です。
私がアフリカのルワンダ国とケニヤ国に行くのは,まさに,算数ソフトを軸としたビジネスです。
新しい教育系のビジネスをルワンダ国やケニヤ国に起こし,経済基盤の基である「読み書き計算」による人材育成のお役に立とうということです。
その前に,黄熱病の予防接種をします。どんな注射なのか,これも楽しみです。
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