大阪の宿は,この頃いつも東横インです!阿部先生が予約をしてくれるので,とても助かっています。
今回は,通天閣の近くにある東横インに泊まったので,ちょっと通天閣まで行って,撮影しました。
レンズを広角レンズに換えたので,どんどん通天閣に近づいてみました。
完全に見上げるような姿勢になっているのですが,それでも,ほぼ全体が映ります。
「すげー!!」
写真はレンズで取るのだ!と痛感した一瞬でした。
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もし,私がカメラの勉強を猛烈にしたとします。
腕がプロ並みになったとしたら,普通のレンズでこのような写真が撮れるようになるでしょうか。
無理ですよね。
このような写真は,腕とは関係なく,そういう撮影ができるレンズを使うから撮れるのです。腕が光るのは,そこへの味付けです。
この感覚,算数ソフトを使うから実現する驚きの授業に似ています。
算数ソフトを使うから,「事前にソフトを見せてから,教科書を使う」ことで,子ども達のやる気がパワフルになるのです。
そういう授業に,先生の腕を乗せるから,若い先生でも驚きの成果をどんどん生み出しています。
広角レンズのパワーを知って,大いに刺激を受けた次第です。
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次回のチーム算数は,来週の火曜日,25日です。
午後2時から。場所はいつものジョナサンです。
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小学館の『総合教育技術』誌の9月号がただいま発売中です。
表紙には「チーム学校」と大きく書かれています。教育の大きな方向が特集として組まれています。
その表紙をめくった裏側が,右の写真です。
野口先生の『教師の覚悟』が紹介されています。
良い本ですので,大いに読み広がって欲しいと願っています。
吹き出し付きで,嬉しそうに語っているが私です。
ここまで書いて,電話が鳴りました。
「野口です」
何という偶然でしょう。野口芳宏先生からです。
それも,『総合教育技術』9月号の表紙の裏を見て,わざわざお電話くださったのです。
「こういう本の紹介は,暖かくていいよね」
とても嬉しいお言葉を頂きました。
元気百倍です。
人から人へ紹介されるような本。
そういう本作りをこれからも進めていかねばと思いました。
広島のホテルに着いたばかりの時にお電話くださいました。
遠距離にもかかわらずかけてくださったお心遣い。
ありがたい限りです。
『総合教育技術』9月号をお持ちの先生,ぜひ,表紙の裏もご覧になってください。
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城ヶ崎先生と中嶋先生の新刊です。
『クラス全員の思いをガッチリ「受け止める」対応術』(城ヶ崎滋雄著,明治図書)
『「しなかやに強い子」を育てる』(中嶋郁雄著,金子書房)
両先生とも,古くからのお付き合いのある先生です。
城ヶ崎先生は,サークル活動が始まった頃からのお付き合いですし,中嶋先生とはセミナーを開始した頃からのお付き合いです。
その両先生が,毎年のように本を出すほどに成長しています。
その姿がとても嬉しいです。
「受け止める」対応術の方は,各章に○×とコメントで記したコーナーがあります。
ここをざらっと読んでみると,ああ,なるほどと感じてきます。
しなやかに強い子の方の始めにに,「克己(こっき)」が出てきます。
これが出てくるなんて,なかなかです。
しなやかさは人への対応であり,強さは己への対応です。
若い先生にも,ベテランの先生にも読んでいただけたらと思います。
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本を読むとき,フッと思って欲しいことがあります。
それは,書いた人の「志」を感じ取ろうとすることです。
志というのは,その人の心が向かっている所です。
味わいが少し変わってきます。
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「いつかは,アフリカに算数ソフトを!」
そんな夢を抱ける今の時代をありがたく思います。
ルワンダ→ケニヤと視察旅行に出かけるので,黄熱病などの予防接種の問診をしに,「国立国際医療センター」へ行ってきました。
写真の通り,たいそう立派な病院で,安心感が増大しました。
受付の人も,お医者さんも,皆さん親切です。
面談で,お医者さんが予防接種のあれこれを話してくれました。
話が詳しくなればなるほど,次第に気持ちが沈みます。
万一の場合になってしまいそうな気持ちになるからです。
そこで,「普通は何ともないのですよね。」と聞いたら,「そうです」と答えてくれたので,ホッとしました。
なぜなら,私は極めて普通だからです。
問診の結果,A型肝炎の予防接種を受けてから帰ることになりました。
別の部屋で,女性の看護士さんが注射をしてくれます。
注射のセットを持ってきて,お話ししてくれるのですが,「痛いですよ」という言葉が,3回ぐらい出てきました。「A型肝炎が一番痛いとみんな言っています」などと。
腕にする注射ですので,痛いと言っても高が知れています。それなのに,何で繰り返し「痛い」と言うのか,それが分かりませんでした。
実際に注射を打ったのですが,たいして痛くありません。
「注射が上手ですね。痛くありませんでした。」と,有田先生のように,褒めつつ感想を言ったのですが,看護婦さんはすかさず次のように言いました。
「痛いのは,これからです」
この返しは,久々に「お見事!」を感じました。
「痛快!」「一本取られた!」感じです。
もしかしたら,この一言につなげるために,「痛いですよ」と言っていたのではないかと思えるほどのうまさがあります。
何しろ,「これから」の指示している範囲が不明瞭なのです。
そのため,1分後に痛みが来るのか,5分後か,1時間後か・・・・,私には全く分かりません。
帰りの車中,痛くもないのに,いつ痛くなるかが気になっていました。
非常に持続性の高い言葉でした。
良い形に変換して,教育に応用してみたいと思います。
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昼,三宅貴久子先生と会食しました。海外の話題で盛り上がりました。
大事なことは「“生”にはさわらない」との事です。
また,海外旅行に便利な本を紹介してもらいました。
その後,メルマガ「ぼうけん」の編集長・山本幹雄校長先生,奥様,お嬢様と歓談。
お嬢様は今年千葉大を卒業して,今や高校の数学の先生です。
私も千葉大なので,かなり離れた先輩になります。
数学で困ったことがあったら,メールをしたいと思います。
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次回のチーム算数は25日(火)午後2時から,いつものジョナサンです。
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大阪での事前学習法セミナーに,ルワンダへ一緒に行く方が参加されました。
私の隣の席だったので,講座中,隣の人との相談タイムがあり,その度に,あれこれ語らいました。
翌日,兵庫県の三宮方面に用事がありました。
写真は行った先のビルの食堂です。
国際色豊かな食堂があったので,そこでお昼を頂きました。
私はアフガニスタンの定食をいただきました。
どれもこれもおいしく,良い味でした。
途中,予防接種の話になり,狂犬病も打っておいた方がいいと言われました。
明日,その筋の病院へ行くので,相談してみようと思います。
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日本一の超高層ビル「あべのハルカス」の近くで,「事前学習法セミナー全国大会」が開催されました。
発表者は35才以下の若い先生方です。一番若い先生は,新卒3年目の先生でした。もっと若い先生がフロアにいるかと思ったら,一人もいませんでした。
これは,良い形です。
研究というのは,年功序列でするものではないということを会の運営そのものが示しているからです。
今回の発表で衝撃を受けたのは,新卒4年目の紀先生の理科です。
半年ほど前には,理科の偉人でどうのこうのと語らったのですが,今回の提案は質が違いました。
これは,明らかに「key理科」です。
特に,物理化学系の単元は,key理科がフィットしそうです。
「不思議だ!」と感じる心が湧き上がる,豊かな取り組みの授業展開になっていくと思います。数年後には,key理科を実践する先生がかなり増えるだろうなと思いました。
詳しいことは,本人があれこれ書くと思いますが,折を見て,私も少し書きたいと思います。
新卒3年目の清寺先生の作文も良かったです。
実践もさることながら,単元にはいるまでの教師としての研究姿勢が頼もしいです。
確かに小さな研究者になっていると感じた次第です。若いですが,大したものです。
(続く予定)
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