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関大初等部の公開研究会と大阪フェスティバル

b7814 関大初等部の公開研究会を参観しました。
三宅先生の授業。子ども達の発する言葉がすごいです。
自分がどう考えるかその思考の道筋を説明しています。
積み重ねて学んできたからそこ,ここまでできたのだと感心させられました。
同時に,「人の伸びには,計り知れないものがある!」と痛感しました。

翌日,大阪で国際交流の大型フェスティバル「ワン・ワールド・フェスティバル」が開催され,そこに関大初等部がブース展開をしていました。
行ってみたら,子ども達が入れ替わりで自著『ナマステ! 会いたい友だちと--友情は国境を越える』の紹介と即売をしていました。
売り方も時間が経つにつれ,どんどん上手になり,お客さんも足を止めて話を聞いたり,本を開いたり。
そうして,「ありがとうございました!」と元気の良い笑顔の声が響いていました。
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途中でテレビクルーが会場を撮影していました。
残念なことに,初等部の取り組みは撮影計画に全く入っていません。
クルーは撮影を一通り終え,会場の隅で一休みしていました。
それを見た初等部の子どもたち。流石です!
鍛え上げられているなぁと思う,画期的な行動に出たのです。
二人の子が本を持って,一休みしているクルーの所へ行き,「僕たち・・・・」と取材要請をしたのです。
もちろん,結果は断れました。本の宣伝と思われたようで,「そういうのはできない」と言われたそうです。
ところが!!
それから数分して,突如,インタビューが始まりました。
関大の子のアタックが,クルーの方の何かを動かしたのです!

打ち合わせも何もしていない取材が始まりました。
大丈夫かなと思っていたら,その場で即座に子ども達が対応しています。
国際協力を自分たちの事として取り組んできたその真の姿を見た思いです。
この一連のやりとり,これこそまさに関大初等部式アクティブラーニングです。
総合的な学習はこういう力が付く勉強なのです。
公開とフェスティバルを通じて,関大初等部の取り組む内容のすばらしさに,改めて感動しました。
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