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明石要一先生と一献傾けました

東京で,明石要一先生と一献傾けました。ありがたいお話しが次から次へと続きます。
何か食べていたのですが,それどころではなく,お話しの内容に圧倒されていました。
稲毛の事務所にも御挨拶に伺いたいと思っています。

同じく東京で,道徳の研究会に参加してきました。
上廣倫理財団で開催された「第4回 道徳教育合同研修会」です。
宇佐美先生がお話しをされるというので,それを拝聴しに行きました。
切れ味バツグンなのは今まで通りですが,相手に生きる道を付けながら切っているように聞こえてきました。
すばらしい論理展開にしばし酔いました。

懇親会で,四天王寺大学教育学部の准教授・杉中康平先生と歓談しました。
若い頃の私のことを知っていてくださり,妙に,気恥ずかしいものを感じました。
中学から教育委員会,そうして大学の先生です。多いに研究を深めていただきたいです。

鹿児島の原口栄一先生ともお話しできました。
原口先生のブログで延々と続いている立体模型。
そこに道徳がしっかりと横たわっているので,いったいいつから始めているのかなど,質問させてもらいました。
そうこうしているうちに,初夏に,とある嬉しいことがあるそうで,その話しで花が咲きました。
これから先,ますます注目度の高い先生になります。
鹿児島に行ったときには,また,一献傾けたいです。

鈴木健二先生の道徳の授業の作り方のお話し,勉強になりました。
具体的な資料から作り上げていく過程,なるほどと思いました。
中でも,資料を細分化してみる作業が,私には実に良かったです。

b8475道中の読書は『ふところ手帳』
終盤で勉強になったのは,島田虎之助が師匠である男谷精一郎と一緒に道を歩いているときの様子です。
「六尺もうしろに離れ,しかも頭を垂れるようにして随って行く」と書かれています。この姿を子母澤寛は「謙虚な態度」と記していました。
随行の一つの具体例です。道徳です。
我が身をふり返り,しばし反省しました。

2月8日(土)は山口県の周南へ行きます!

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2月8日(土),山口県の周南市でお話しをしてきます。
「第13回 元気! 授業・学級づくりセミナー」です。
お近くの先生,ぜひ,足を運ばれてください。

セミナーの第1~第4の講座が楽しみです。
領域別の算数の授業実践発表があるからです。
私の役割は,その発表に何かしらのコメントをすることです。
コメントというのは気がついたことを話すのですが,気がついたこと全部をお話しできることは,そんなにありません。
気がついた中から1つか2つ,選んで話します。
私の場合,大筋次の2つが選ばれやすいです。
1,大方の先生が見落としそうなところ。
2,若い先生には基本の考え。
こんなことを頭に入れておくと,話すのもそれなりに面白くなります。

「算数ソフト最前線」の話しもします。
今回は,クラウドの話しもしますが,ソフトと関連させつつ,算数のあれこれをお話しする予定です。
1日中,算数の話しで,楽しみです。

b8479このセミナーの代表をしている先生は,私の親友の藤本浩行先生です。
文部科学省の優秀教員といて表彰されるほどの先生で,著書も多数あります。
近著は下の2冊です。
『新任教師 はじめの一歩』(さくら社)
『信頼を勝ち取る「保護者対応」(はじめての学級担任)』(明治図書)
若い先生や,これから先生になる方,また,若い先生を御指導される先生にお勧めします。

宇佐美先生から封書が

b8484打ち合わせの合間に,久しぶりに喫茶さぼうるへ。
短い時間でしたが,読書できました。
今日は『山県有朋』(岩波新書)です。

1,勝敗は戦略如何にもよるが,武器の精粗に追うことが極めて大きい。
2,教育勅語は他の勅語とは異なっている。

1は下関戦争での山県有朋の得た教訓です。
外国軍の圧倒的な武力を体験し,そこから教訓を得る。
こういう力を持っていたからこそ,日本海海戦では最新鋭の軍艦をそろえて,負けようのない戦を行えたのです。
斯くありたいと,私も思います。
わからせることができないまま,数多くの子を次の学年に送り出してしまった経験が,少しでも優れた教材の開発へと私を駆り立てているのです。

2は副署がなく御名御璽(ぎょめいぎょじ)だけなので,「天皇個人の意思の表明」となります。そういう勅語だったと知り得て,良い勉強になりました。

他にも「算える」と出てきたり,身分のある人同士は廊下ではすれ違わない事例も載っていて,ちょっと教養が深まりました。

良い気分で家に帰ったら,宇佐美先生から封書が届いていました。
姿勢を良くして拝読。25日は東京へ行くことにしました。

野口塾と実感道徳のセミナーに行ってきました。

b8488_300相模原で開催された野口塾と,大田区で開催された実感道徳の研究会に参加してきました。

嬉しい瞬間はたくさんありました。
その中に,算数ソフトの嬉しいお知らせもありました。

若い藪田先生,勉強中に離席してしまい,教室からも出てしまう子を担任していました。
いろいろと手を尽くされ,教室で勉強するようになるまで導くことができました。実に,素晴らしいことです。
でも,どうしても,勉強への姿勢が前向きになりません。
そんなことが続いていたある日。藪田先生は算数ソフトを使ってみました。
そうしたら,おおいにやる気を出し,ついに,「わかった!」と声を発したそうです。
うれしいですね。算数の一番の快感を,感じ取ったのです。
この子は,まだまだ伸びます!
その後,算数はやればできると感じ始め,ついには,「算数は好き」と言うに至ったそうです。
いい話を伺いました。
藪田先生が一人の子の算数力を救ってくれました。感謝,感謝です。

写真は,野口塾での私の作法の講座です。
「お箸」の話しからスタートしました。
ここに,「日本人の哲学」が良い感じ入り込んでいるからです。
写真の中の皆さん,ニッコリされていますが,座っている前列3人は,冷や汗をかいています。
実技をしてもらっているからです。

実感道徳研究会では,6人の先生が実践の「実感道徳」の実践発表をされました。
どれもこれも,質の高い,志のある良い内容でした。

個人的に,注目度が急上昇したのは,五十嵐先生です。
朗読がピカイチでした。5年以上も通っている某所での成果がしっかりとした形となって出ていました。
これから先,この朗読を活かすと,教師人生が面白くなるだろうなと,五十嵐先生に話しました。

銅像先生(丸岡先生)の実践発表も良かったです。今回は,銅像教育第1回目の発表となります。
今すぐに何がどうと言うことはありませんが,五十嵐先生のように5年も積み重ねたらどうなるか。
それを思うだけで,ワクワクしてきます。

b8487千葉の小出先生が講演デビューしました。
小出先生は,吉田松陰から篤く学んでいる先生です。
昨年の実感道徳の会場で,彼が自席で読んでいたのは『講孟箚記』
心底惚れ込んだ先人からの学びを道徳に活かしていいるのですから,小出学級で学んだ子は,みんな吉田松陰通になりますね。力強い教えになります。今後が楽しみです。

実感道徳の実践発表の中で,熊谷先生のお話しされた内容が,日本人古来からの教えに通じていて,痛く感動しました。その熊谷先生が,会うやいなや,さくら社の新刊『究極の説得力』が良かったと話してくれました。道中の車中で一気読みし,奥深いところにズシンと来たとのことです。嬉しいお言葉を頂きました。

winのタブレットを注文しました!

デルのタブレットを注文しました。人気があり,約1ヶ月待ちだそうです。
注文したのは,Venue 8 Pro Black (64G-WiFi-Office H&Bモデル)です。
ワード,エクセル,パワポが入って42000円弱でした。
購入先はNTT-X。決め手はマイクロソフトのモバイルキーボードがおまけで付いてくるからです。
グリコのおまけ世代ですので,心が動きました。

winのタブレットありがたさは,今使っているソフトが使えることです。
ディレクターもイラレもOKです。もちろん,算数クラウドもOKです。
ありがたいです。

今年は,8インチ前後のwinタブレットが続々と出てきそうで,良かったと思っています。
値段もどんどん下がるでしょうね。
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8570_3505年生の「分数×整数,分数÷整数」のソフト。
どこにもアップしていないことがわかりました。
「分数×整数」は3本作ってあったのですが,「分数÷整数」はまだ未着手でした。なんと中途半端なことをしていたのだろうと,痛く反省しています。

今,「分数×整数」の4本目を作り進めています。
帯分数×整数のソフトです。
来週には,分数÷整数も作り進められる予定です。

右は,分数×整数の理解場面のソフトです。
「×3」が,分子にだけ実行されることが,少しでも伝わればと思い,「ぬる」ボタンを付けています。
目下,クラウドにアップできるようにプログラムの修正を進めています。
アップされましたら,5年生の先生,おうちの皆さん,御活用ください。

日本出版クラブ会館へ行きました。

b8489_350東京の神楽坂にある日本出版クラブ会館へ行ってきました。
敷地内にぶっとい銀杏の木があります。
樹齢250年。見るだけで,ありがたい気持ちになります。

「USB版 子どもが夢中で手を挙げる算数の授業」をご披露いたしました。
実際に2台のPCに接続したのですが,これがサクサクです。
教室フリーライセンスという感じで使えるので,すごいなぁと自ら思います。
学校環境によっては,スタンドアロンがあっても良いなと思いました。

もう少ししたら,クラウドが使えない教室でも,サクサクと算数ソフトを使えるようになります。
そうしたら,明日も明後日も算数が楽しみになりますね。
算数力をどんどん付けて,おおいに勉強する子へと育って欲しいです。
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道中読んでいたのは,宇佐美先生から御紹介いただいた
『暗黒日記』清沢 洌(きよし),岩波文庫)です。すこぶるいいです。
第2次大戦下の東京の具体的な様子,これが勉強になります。
こういう本を読んでいくと,思考の仕方が変わってきます。