宇佐美先生と歓談。
池田久美子氏の『視写の教育-“からだ”に読み書きさせる』(東信堂)が何度も話題に上りました。
宇佐美先生に紹介されて,私も読みましたが,確かに書く力がつくとこちらの体に伝わってくる本です。
宇佐美先生は,「これは運動だ」とおっしゃっていました。
その合間に,読んでおくと良い本を紹介してくださいました。
これが私には嬉しい瞬間で,家に帰り,2冊注文しました。
最近,宇佐美先生が座右においている本も教えてくださいました。
『失敗の本質』です。道徳のセミナーで桃崎先生も紹介していて,私も遅ればせながら,読んだ本です。御執筆をされるときに,ちょっと読んで,グッと力を高めるのだそうです。
余談ですが,コーヒーを朝と昼に飲んでいるそうです。
夜,渡邊先生の忘年会に,ちょっと顔を出してきました。
土作先生がみんなに面白いことをあれこれと話していて,それに負けず劣らず,萩谷先生が熱く語っていました。
両先生から伝わってくることは,持論がしっかりしているということです。このぐらい自信を持って語れれば,聞く方も納得してきます。
その話しを若い先生が感心しつつ聞いている光景。これが良い感じでした。
帰り際,話しをしたかった渡邊先生と一言二言言葉を交わしました。
ちょっと電車に乗ったので,『日本書紀』の神代上を読みました。
携帯が鳴ったので,誰からだろうと見たら,電話番号が出ているだけでした。
こういう場合は,固定電話のように,「はい,横山です。どちら様でしょうか」と言わないようにしているので,「はい」とだけ言いました。
すると,携帯の中から,「宇佐美です」と。
あの宇佐美寛先生からの電話だったのです。
大恩のある先生です。
急にかしこまり,ぶしつけな対応をしたことをお詫びしました。
今週末に,お会いすることになりました。
嬉しい限りです。
かなり緊張しますが,こういうことは滅多にありませんので,しっかりお話しをしてこようと思います。
お会いすると言えば,1月20日は野口先生宅で野口先生と寺崎先生にお会いしてきます。
これも楽しみです。
22日の神戸での野口塾。その前日に,野口先生と一献かわします。
中嶋先生も合流すると思うので,楽しい一時になります。
当日は,朝日小学生新聞の大阪支社長が神戸まで来てくれます。
玉置さんがいろいろと話してくれて,それでお会いすることになりました。
簡単な打ち合わせとなりそうで,これもまた,楽しみな一時となりそうです。
木更津技法研という教育研究会があります。主催は野口芳宏先生です。
この研究会の立ち上げの立役者だった多田元樹校長先生が,県の教育功労賞を受賞されました。
県の功労賞ですから,おいそれとはいただけません。
そこで,野口先生がお祝いの会を・・・と発起してくださり,私も参加させていただきました。
技法研のメンバーが多数集まっていて,とても居心地が良かったです。
全体の親分的立場で語っているのは,あの横田経一郎先生です。
現役の指導主事の先生方も多数参加しています。
なかなかヘビーな方々の集まりですが,懇意にしていただいているので,祝賀会全体がとっても楽しかったです。
会の前後は,個人的な話しをしていたのですが,平野先生と妙に意気投合し,面白い本を作ろうかということになりました。
この先,時々あって打ち合わせなどをしていくことになると思いますが,私とマンツーマンでは私に飲み込まれてしまいますので,若い人を何人か仲間に入れて,平野先生をリーダーとするチームで進もうと,そんなことを話した気がしています。
チームといえば,「三人寄れば文殊の知恵」です。
この言葉の後に,実はあと4文字続くことをご存じの方,いらっしゃいますか。
これが,私の祝辞の内容です。
「三人寄れば文殊の知恵というが」が正解です。
この意味を教えてくれたのが,多田校長先生です。
今から15年ほど前,多田先生は私を由緒ある『視聴覚教育』誌に関わるプロジェクトに誘ってくださいました。
その頃,この雑誌に多田先生が長期連載をしていました。
その時の論文のテーマに「三人寄れば文殊の知恵というが」があったのです。
この内容が実に素晴らしく,祝賀の席で横田先生に全文朗読をしていただきました。
「力のない人間が集まったチィームは,たいした仕事もしないくせに,不平不満や人の悪口ばかり言っているのが常である」
「より良い結果が得られるのは,一人だけでも良い仕事ができる力を持った人間が集まったときである」
集まってくださった先生方には,多田先生の書かれた「一人だけでも良い仕事ができる」ような,上を目指す人間として,チームを組める人になって欲しいと思った次第です。
木更津は若い先生方の学びの熱が高まっているとのことです。
年明けからは,木更津に少し足を運ぶ回数を少し増やしたいと思いました。
何か,面白いことが起こりそうな予感がしています。
奈良の野口塾に参加。
前日,NHK京都放送局の方とお話しをする機会に恵まれました。
お子さんが小学校1年生とのことで,算数ソフトを使っていただくことになりました。
嬉しいです。
野口塾当日,15年ぶりぐらいでしょうか,玉置さんと再会。
その昔,主婦の友社から出した『けんや先生の決定版クイズの学校』を担当してくださったのが,玉置さんです。
懇親会でゆっくりお話しができました。近い将来,一緒にビジネスができたら・・・と話が盛り上がりました。
その懇親会で面白かったのは,「水産業先生」。
船木和夫に似ているナイスガイの船木先生です。
「何が好きか」と尋ねたら,「水産業が好き」と答えてきたのです。
この答え,素晴らしいです。
たぶん,水産業が好きな先生は日本中に彼一人だと思います。
良い情況です。勉強のやり甲斐がでてきます。
誰も踏み込んでいない水産業の教育的研究家になれるのです。
道は広がりそうですし,楽しみです。
面白いなぁと思っていたら,「石先生」が登場です。
なんと女性です。
「石が好き」と口走ったのです。
聞けば,軽快に話し出します。その時の顔が良いです。
ニコニコと嬉しそうに話しているのです。
確実に真性です。
ここにも,新たな教育的研究家が登場したと感じました。
こういうのが本物への道なのだろうと感じた次第です。石先生というのは山方先生のことです。
野口塾に行くと,時々,「スーパーホテル部」というミッドナイトミーティングをしています。
中嶋先生と山中先生と開いているミーティングです。
水産業先生と石先生ほどの個性的な先生とは,スーパー個性部というミーティングを開きたいなと思います。
再会が楽しみです。
奈良には,水産業先生や石先生に続くインパクトの強い先生がたくさん隠れていそうで,楽しみな地域になりました。
次は,22日に神戸に行きます。
http://sekichan.net/noguchi-zyuku/
今度の土曜日は,奈良の野口塾でお話しをしてきます。
内容は,
1,学習ゲーム
2,算数ソフト
です。
算数ソフトは,右の新刊『CD-ROM付き[奇跡のソフト]で小学校の算数がスッキリわかる!』(扶桑社)と,クラウドの話しをします。
学習ゲームは,算数ソフトの前身に位置付いている斬新な学習方法ですので,こちらもかなり濃いです。
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┃ ┃ 第118回 授業道場「野口塾」 in 奈良
事務局/山方 貴順
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○期 日:平成25年 12月7日(土)
○会 場:「奈良婦人会館」中研修室2
奈良市登大路町10-1 電話:0742-22-4940
○参加者:30名限定(あと5名ほど追加可能です)
○参加費:5000円
○日 程:
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受 付 9:00~ 9:25
第1講座 9:30~10:30
【関西若手教師による講座】
①「道徳の授業における自作資料のつくり方」
山方 貴順 先生(奈良市立朱雀小学校)
②「若手教師、日常授業の改善」
丸岡 慎弥 先生(大阪市立南恩加島小学校)
第2講座 10:45~11:55
【発問道場「海のいのち」】 野口 芳宏 先生
昼 食
第3講座 1:00~ 2:00
【学習ゲームと算数ソフトの授業】 横山 験也 先生
第4講座 2:10~ 3:20
【教 養 講 座】 野口 芳宏 先生
交 流 会 3:20~ 4:00 ※ 参加者全員によるスピーチ
閉 講 4:10
※5:00から懇親会があります。
当日も受け付けております。(5,000円)
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○お申し込み・お問い合わせ先
pxwxq440◆yahoo.co.jp(山方 貴順 宛)
◆を@にかえて送信くださいますようお願いします。
・件 名:野口塾in奈良
・内容(1)お名前 (2)勤務先 (3)メールアドレス
(4)懇親会参加の有無
※備 考:メールでのお申し込み・お問い合わせ等くださった方に,
「受付確認」のメールを返信いたします。
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内容は,3つです。
1,学習ゲーム
・指計算1
・指計算2
・指計算3
・指計算4
・算数レース
・かけ算宝を隠せ
・究極の学習ゲーム
2,作法
・正座
・立ち方座り方
・箸の上げ下ろし
・椅子の座り方
3,算数ソフト
・『CD-ROM付き[奇跡のソフト]で小学校の算数がスッキリわかる!』
・「子どもが夢中で手を挙げる算数の授業」クラウド
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どれもこれも,大受けしていました。
指計算は,この4つのレパートリーを知っている人は,たぶん,私と今回参加された方だけと思います。
2と3はその筋の本に載っていることがあります。1はベテランの先生が知っていることがあります。
4はマニアックです。私と私の知り合いがほんの少し知っている程度です。
ですので,今回参加された方々は,指計算4セットを知っている珍しい方々に属することになりました。
内容を忘れないで欲しいです。
作法は,会場が和室だったので,用意していた椅子の作法がほぼ使えなくなりました。
そこで,頭の奥の方に眠っていた座布団関係の話をしたのですが,帰りの新幹線の中で,間違えて話していたことに気づき,うろ覚えで話してはいけないと反省しました。
座布団には,前後ろがあるのですが,それは正しくお話ししたのですが,縫い目が3方向にあるのが正しいのに,1方向が正しいと話していたのです。ダメですね。こういう事では。
さすが!と思ったのは,箸の上げ下ろしを知らない3人の先生にゆっくり上品に緊張感を持ってやっていただいたら,正しくできた先生がいたことです。「作法とは,そういうことなのです」と思いつつ,良い感じで進行しました。
算数ソフトは,扶桑社の本が登場し,場内大盛り上がりでした。
写真では,最前列の先生が包みを開けようとしています。この中にどっさり本が入っていて,皆さんフワーッと良い感じになりました。
ソフトの話しは,私のビジネスパートナーの方に,ビデオ撮影をしていただきました。
良い内容だったので,どうやって英語のテロップを付けるか考えつつ,撮影していたとのことです。懇親会は,企画会議のようになり,大盛り上がりでした。
どう考えても,飲み屋で話す内容ではありません。
でも,出会いの場は選べません。後々の語りぐさになりそうです。
会を主催してる長瀬先生は切り口が秀逸です。頭の働きが,かなり秀でています。
いつか,きっとと,思いました。
写真は,長瀬先生がとってくださいました。ありがとうございました。