ハノイとハロン湾の観光旅行に行ってきました。
行く前に,愛知の村井先生から,「ハノイ・ハロン湾」の観光記録を見せていただきました。
ドアの付いていないジープに乗り,激しく揺れて,植物の枝がビシバシと・・・・。
それなりの覚悟ができたので,現地に行って驚きました。ハロン湾が世界遺産に認定されたこともあり,道路がどんどん良くなっているそうです。ですので,揺れは厳しくなく,道も広く,快適に行くことができました。
ハロン湾への道中,線路と平行する所があったのですが,ごらんのような有様です。夕方になると,家の中が暑いので夕涼みに線路の上に座る光景は当たり前だそうです。
その線路ですが,商店の真ん前も,気にすることなく敷かれています。鉄道は,こういう事で良いのだろうかと思ったのですが,こちらでは良いのです。
こういう文化の違いを感じると,やっぱり日本は良いなと思います。何が,良いかというと,何から何まで良いなと感じます。
オートバイの量が半端じゃないことは,知識で知っていましたが,実際に見ると驚いてしまいます。
ハノイの市内の信号待ち,その最前列は全車線がオートバイ状態です。
バスの上から見ていたら,バイク同士の接触がありました。ぶつけられたと感じた方がなにやら言葉を発したのですが,そのまま,両者走り続けて,行ってしまいました。通行人が接触するのと似たような感触なのだろうなと思った次第です。
このツアーの名称は「びっくりベトナム・・・・」というのですが,もっとビックリしたことは,野口先生と同じ部屋に泊まる旅行だったのです。ですので,成田に集合してから,成田で解散するまで,ずーーーっと,御一緒でした。
当然,話しは無駄話が多くなります。これが,大きな勉強になりました。
旅から戻った今,さらに精進せねばと思っています。
1より小さい分数で割ると,商が元の数(わられる数)より大きくなります。
そんなことを楽しく学べるソフトです。
画面をご覧ください。
1/2で割ったら,商が大きくなっています。
数も大きいのですが,面積も大きくなっています。
「大きくなった!」と実感できます。
視覚的に大きくなったと実感させたら,わり算の「日本語的読み方」を,ちょっとしてみるといいです。
「1+3」のようなたし算は「1と3を合わせると」と,日本語的な読み方をします。式通りに言うと,「1 合わせるよ 3」と言うことになりますが,このように言うと,日本にやってきた外国の方のように感じられてきます。
式の持つ文法と,日本語の文法の順が違うので,こういう現象が起こります。
同じように,「50÷1/2」を日本語で言うとどうなるでしょうか。
子ども達に考えさせても良いと思います。
たし算の流れで,「50を1/2にわけると」と,思いついきますね。
でも,「1/2にわける」というのは,どうもピンと来ません。感覚がつかみにくいです。
そこで,もう少しつっこんで頭を働かせてみましょう。
「÷3人」と書いてあれば,求めるのは1人分です。
「÷5皿」と書いてあれば,求めるのは1皿分です。
わり算は,1当たりを求める計算なのです。
「9÷3=」は,「3の時9なので,1の時はどうなりますか」という意味です。
「20÷5=」は,「5の時20だったら,1の時は幾つかな」という意味なのです。
同様に,÷分数も考えます。
「50÷1/2=」を
「1/2の時50だったら,1の時,どうなる?」と言い換えたら,どうでしょう。
確かに商は大きくなると感じますね。
こんな感じに,わり算を和的に読み替えてみるのも,なかなかいいものです。
※このソフト,DLマーケットでダウンロード購入できるようになりました。
便利になって,良かったです。
※ソフトにも右の画像を入れたかったのですが,ちょっと説明を要するので,載せるのを止めました。ですので,いつか,友達の先生にお話ししたいと思っています。
島根に行ったら,飯国先生が歓迎会を開いてくれました。
飯国先生とはフェイスブックですっかりお友達になっていますが,お会いしたことは1度しかありません。
1年前の冬,東京でのイベントのオフ会です。
その程度のお付き合いなのですが,妙に親しくさせていただいていて,おかげで島根の有名なおでんやさんで楽しい一時をすごすことができました。
大きなカボチャの山内先生,山内先生と一緒の北村先生,長いお付き合いのある広山先生も来てくださり,話しがあれこれ飛び交いました。
驚いたことに,普通の知り合いの関係は「山内先生と北村先生」「広山先生と横山」だけで,他の皆さんはフェイスブックで知っている程度でした。
ですので,「飯国先生-横山」のラインもかなり親しい関係という位置になっていました。
こういうのが,新しいつながりの形なのだなと感心させられました。
驚いたことは,もう一つありました。
おでん屋さんです。
このおでん屋さん,1年ほど前に広山先生とお会いしたときのお店で,しかも,同じ部屋です。
島根と友達とおでん屋は,私にとって深いつながりのように思えています。
2次会は,大正クラブ。飯國先生のごひいきのお店です。名前もグッドですし,雰囲気もいいです。中に入ったら,まだ生きているダイヤル電話があり,ビックリしました。
--
会場では,片寄先生に,十二単の青山先生ともお会いでき,楽しく歓談しました。足立校長先生も広島から直行してくださり,感激しました。
この日,坪田耕三先生の講演があったので,前から2番目の席でしっかりお話を伺いいました。
具体的実践も素晴らしい上,その実践の意義を語ってくださり,ダブルで学べる良いお話しでした。
坪田先生とは,帰りの空港でもお会いできました。大学のお話しやジャイカの話しを伺うことができました。
折を見て,青山学院大学におじゃまできそうで,楽しみが一つ増えました。
--
道中,金田一春彦先生の『日本語(上)』を読みました。
島根の道中,何を読むか決めていたときに,パラッと読んで面白かったので,これにしました。「積ん読本」だったのです。
この本,カバンに詰めて良かったです。
算数のことも載っていたからです。
金田一先生のお話によると,縦・横という言葉は西洋に無いようなのです。
ですので,面積を求める公式は,長方形の場合は日本的に「たて×横」と言うのですが,その先の平行四辺形などは,西洋流の言葉で「底辺×高さ」になっているようなのです。
途中で言語が変わっていることになります。
「和語」から「西洋語の漢語翻訳」へと転換されているのです。
それが分かっただけでも,ちょっと賢くなった気がしています。
「たて×横」には,私も慣れ親しんでいるのですが,これは「横×たて」に成らないものかと,思っています。
他の面積を求める形や座標の読み方などに合わせた方が,算数としては筋が通ります。
この1か所だけでも充分に読んだ価値があるのですが,その他,たくさんの「なるほど」が詰まっています。
金田一先生の文章もすばらしく,大いなる学びになっています。
ついに出ました。Director 12の日本語版!
左の画像が,v12の画面です。11.5の時と,そっくり同じです。
左端は「ステージ」です。動きが見えるところです。演劇で言えば,お客様に見える舞台です。
隣は,「キャスト」。小さなマスに,ステージに登場している画像や,それを動かすエンジンなどを入れと置くところです。演劇で言えば,袖のようなところです。
その隣が「スクリプト」。ここにプログラムをどんどん書いていきます。シートのようになるので,スクリプトを複数起動して,作業を進めます。
紫のラインが見えるのが,「スコア」です。野球のスコアと同じで,左から右に流れていてきます。
でも,流していくようなアニメ的な作り方をすると,複雑なソフトが作れません。同じスコアにいる状態で,いろいろな動きを創り出します。
さて,今回のバージョンアップですが,購入方法が増えていました。
アップグレード版 42000円
サブスクリプション版
1年更新 1年26400円
1月更新 1月3200円
購入方法が複数になっていますが,私はいつものようにアップグレード版で購入しました。
もちろん,ダウンロード版です。
使ってみると,ほとんど「11.5」と同じです。
特に,「嬉しい!」という所はありません。
でも,マック版はiosに対応しているので,もう,それで充分です。
winで作って,マック版で微修正。それからiosへ。
何ヶ月かしたら,こんな流れでソフト開発をしているのだろうなと思います。
---
※「第2回 奇跡の算数セミナー」を7月27日(土)に開催の方向で検討中です。
「正三角形と角」の学習に使えるソフトです。
ご覧の正三角形は,さくらスライダーで大きくなったり,小さくなったりします。
それでも,角度は変わらないことを確認できるソフトです。
工夫点は,分度器が角度に密着していることです。正三角形が大きくなろうが,小さくなろうが,キチンと張り付いています。
角度も表示できるようになっています。
これだけのことですが,正三角形の内角はどれも60度だということが,強く印象付きます。
ですので,「見れば,わかる!」という算数がここでも実現できます。
見て分かるのですから,分かったときには何か言いたくなってきます。
それを指名して言わせるか,ノートに書かせるか,黒板にどんどん書きなさいと言うか,班で伝え合いましょうというかは,先生方のお好みです。
お急ぎの時は,指名して言ってもらい,みんなで唱和してチャンチャン,というのもありえます。
時間がたっぷりあるときは,しっかりノートに書かせて,それを書いたとおりに言わせて,言い方などの御指導も適時入れて・・・とやっていくのもあり得ます。
算数ソフトは,道具ですから,どう使うかは,先生方のお考え次第です。
このソフト,二等辺三角形と正三角形ができたので,DVDブックの『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』を使ってくださっている先生向けとして,「追加算数ソフト」の形でダウンロード購入できるように進めています。今,しばらくお待ちください。
先日のチーム算数で,城ヶ崎先生が角のソフトでバッチリと話してくれました。
角という新しい概念を学ぶのですが,何はともあれ,分度器が読めれば,基礎はOKです。
分度器の読み取りが確実になれば,応用編として,「図形と角の関係」「三角定規と角の関係」「時計の文字盤と角の関係」など,何かと角の関係を考える学習に力を入れることができます。
急速に幅が広がり,学んだばかりの角がなかなか凄いものだと感じることもできます。
でも,分度器が読めない子がいたら,その子にとって,応用編はただの活動となってしまいます。
そうならないためにも,分度器の読み取りはしっかり確実にできるようにしていく所です。
算数ソフトの角がそういう基礎の理解に力を発揮していることが嬉しくなりません。
応用の問題もかなり入っています。どんどん活用していただければと思います。
応用編には,対象に応じて,新たなきまりが見えてくることがあります。
それを見いだす子がいたら,まさに,褒め時となります。