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三省堂本店,有田和正先生のフェア開催中!

三省堂の本店で,またまた有田和正先生のフェアが開催されています!

今回は「有田先生の鉄板授業!」です。

三省堂の本店は,東京の神田にあります。
9月1日からの開催で,フェアは30日まで行われます。

このフェアは『社会科授業の教科書〈3・4年〉』(さくら社)の発売を記念して企画されたフェアです。
写真の有田先生が手にしている本が,その本です。
でも,よく見ると,なぜかビニールに包まれています。本のコーナーの最前列にも,ビニールに包まれている有田先生の新刊があります。

たぶんですが,このビニールに包まれている本が,有田先生のサイン入りの特別本なのだと思います。

どんなサインか気になると思います。
その写真を入手しましたので,御紹介します。

有田先生のサインは,講演会に出かけ,そこで本を買い,サイン会の列に並んでやっと頂けるものですが,この写真を見ると,「落款」が押してあります。
落款入りのサイン本は,私も持っていません。有田先生の落款の文字も気になります。
心が動きます。

ところで,『社会科授業の教科書〈3・4年〉』ですが, 非常に面白いです。
見本として最初に印刷する本が1冊手に入ったので, 早速読みました。3年4年の社会科の物知り博士になってしまいそうな気持ちになる本です。ページをめくる度に,アッと思う材料とその授業へ向けた切り口に気持ちが乗ってしまいます。

発売開始は6日です。三省堂本店では先行販売が行われています。
社会が得意だ! 社会はどうも・・・。
どちらの先生にも読んでいただきたい1冊です。
お勧めします!

9月6日,有田和正先生の新刊が出ます!

皆さん,大変お待たせをいたしました!
有田和正先生の新刊が9月6日,発売になります。

『授業づくりの教科書 社会科授業の教科書 3・4年』です。

今,amazonnを見に行ったら,驚くなかれ,もう出ていました。
もちろん,「予約受付中」 となっています。

詳しい内容は,さくら社のHPに出ています。
お急ぎでない先生,ぜひ,ご覧になって下さい。

この本の出版を記念して,9月に三省堂本店で「有田和正フェア」が開催されるそうです。詳しいことが分かり次第,アップします!

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さくら社から出す有田和正先生の本は,この本で3冊目になります。

 『学級づくりの教科書 』

『授業づくりの教科書 社会科授業の教科書〈5・6年〉』

そろってくると,やっぱりいいですね。

関大初等部の三宅先生が,朝日新聞に!

昨日の朝日新聞の朝刊「花まる先生」に,関大初等部の三宅貴久子先生が載っていました。
『 関大初等部式 思考力育成法』に記されている,思考スキルの一つ「ピラミッドチャート」の使い方指導の場面でした。

もうすでに,本をお読みの先生には,「あっ!あれね」 とすぐにおわかりと思います。
三角形の中を3層にわけた図を使って,考えを3つの異なるレベルに分類して書いていきます。こういう作業を通してかなりの思考力が鍛えられるというわけです。

朝日新聞の記事を読みましたが,もっと詳しく知りたいと思ったのは私だけではないと思います。
紙幅に限りがあるので,他のチャートがあることや,チャートは目的によって選ぶことなど,示されていませんでしたが,それについては本が出ているので,そちらで補うのが一番と思います。

この『関大初等部式 思考力育成法』ですが,お受験の学舎でも保護者の方々に紹介されています。大阪・関西方面でかなり広まっているようです。意識の高い方に,お勧めの一冊です!

宮内主斗先生の『授業づくりの教科書 理科実験の教科書』シリーズ

宮内主斗先生の新刊,『授業づくりの教科書 理科実験の教科書』シリーズ(3年~6年)です。

読むと分かりますが,個々の内容が実に濃いです。
実験や観察などこうやると一層良くなることがびっちり示されています。
それに加えて,「やってはいけない」ことも,ページをめくる度に示されています。
単元に入る前に,該当箇所を読んでおきたいシリーズです。

内容の濃さをアップしているのが,全ページ「オールカラー」です。
写真がカラーなので,とてもリアルに伝わってきます。
リトマス試験紙の色もよく分かります!

宮内先生と言えば,理科授業の最先端を歩まれている実績のある先生です。
その宮内先生が,理科好きの先生方とともに作り上げたのが,この本です。
教室に置いておきたい本ですね。

『授業づくりの教科書 理科実験の教科書3年』
『授業づくりの教科書 理科実験の教科書4年』
『授業づくりの教科書 理科実験の教科書5年』
『授業づくりの教科書 理科実験の教科書6年』



山田洋一先生の『発問・説明・指示を超える 説明のルール』は素晴らしい!

山田洋一先生の新刊『発問・説明・指示を超える 説明のルール』は,とっても良いです!
読んでいて,何度も「なるほど!」と思った本です。

説明は端的に短く。
そういわれると,そんな気がします。
でも,そうではないのです!

冷蔵庫に入っているケーキを捨てることになりました。短く伝えてみましょう。
「このショートケーキ捨ててくれる」
無駄もなく,やって欲しいことをきちんと伝えています。
これで良いように思えます。
しかし,聞いた人はどう思うでしょう。
えっ?どうして捨てるの?と思いますよね。

これを,「これ2週間も冷蔵庫に入りっぱなしだったの・・・」と,言っていれば,聞いた人も「了解!」となります。過去の経験からの実感がわき起こってくるからです。
説明のポイントは,こういうところにあるのです。

1年生が入学してきました。6年の担任であるあなたは,次のどちらの言い方が好きですか。
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A。1年生から「優しいから大好き!」と言われる6年生と,1年生がそばに一人も寄ってこない6年生がいるんです。
B。1年生には優しい言葉遣いで接するようにしましょう。親切にして上げられる子はいい子です。
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差は歴然としています。Aはなりたい自分が見えてきます。心に伝わります。

このようにAB2つの言い方を並べて,どのように説明をすると良いのか,それを紹介しているのがこの本です。
その事例数は44!
これだけの事例があると,読み通すだけでかなりの勉強になります。
自分があまりしていない納得のいく説明があることに気付かされます。
そういうところは,声に出して読んでみると,また,なるほどと感じるものが出てきます。

実に良い本です。
推薦します!

岩﨑淳先生の『新しい国語科教育 基本指導の提案』には,学習院の風が!

学習院中等部の岩﨑 淳 先生の新刊『新しい国語科教育 基本指導の提案』です。

岩﨑先生は,教育出版の小学校・中学校の教科書編集委員もされていますが,学習院中等部の先生でありながら,学習院大学・学習院女子大学・早稲田大学でも教鞭を執られています。

学習院・教科書編集員・大学。

私のような在野から見ると,まさに,「ストライクゾーンのど真ん中」というイメージです。
とくに,関心が高まるのは,学習院です。
学習院でどんな学習がなされているのか。
それを学ぶだけでも,大きな修養になると思っています。

副題にある伝統的な言語文化の指導が真っ先に書いてあります。
その中で響いてきたのは,老舗の話しです。
老舗の経営のコツは,思い切ったことをしていくこととあります。

「コツ」というのは,小手先のことではありません。
「コツ」は,漢字で「骨」と書きます。
もっとも重要な勘所,それが「骨」です。

古典は継承することであり,その学びから自分を新たに創造することです。
学習院の風を感じてしまいます。

この本は3月22日に発売なのですが,amazonnではすでに販売されています。
私は学会で先行発売されたので,そこで手にし,岩﨑先生からサインを頂きました。
読み進めながら,学習院の風にあたることができました。こういう国語,嬉しいです!!