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歴史のセミナーと野口塾ビギナーズに参加してきました

渡邉先生が主催する歴史授業のセミナーに参加してきました。

斉藤先生の授業の骨に当たる「命のバトン」「国づくりのバトン」は,子ども達を歴史の中の一員という位置に設定するので,普通に授業するより当事者性が高まります。
当事者性意識を高める授業は,やっぱり感じるものが違うので実にいいですね。

歴史の分岐点のポイントも厳選されていました。
確かにそこを考えると,その前後がしっかり意識され,また,その先の歴史でも似たようなことが出てくるので,「既習」という思考法が使えます。
歴史の話は久しぶりでしたが,いいお話をたっぷり伺えました。
充実しました。

会場では,隣の席の山崎先生が「算数ソフトがとってもいい」とお声をかけてくれました。
若いですが,進取の気性に富んでいて,楽しみな先生です。

また,懇親会でも,河邊先生はじめ,若い先生方から算数ソフトを使っているというお話をいただけ,ありがたいなと思いました。
懇親会では,斉藤先生と四半世紀も前の話から,最近のあれこれなど,たくさんお話しできました。
この先もバリバリ活動されるとのことで,いい先生と再会できたと思いました。
お目当ての渡邉先生ともお話ができました。これから先の注目度がぐいぐいと高まりました。
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野口塾ビギナーズも楽しく参加してきました。
各講座を拝聴して,これはいいな!と思った内容が3つほどありました。
そういうのに気がつくと,この先,ここに力を入れて・・とあれこれ思いが広がります。
そんなかんなで,今回のビギナーズはいつも以上にグッドでした。

また,非常に画期的なこともありました。
音読師弟が誕生したことです。
神部先生と五十嵐先生がともに学び会うので,野口塾の音読の質はますます高まります。
少し,時間がかかりますが,両先生の活動は野口塾の音読セミナーとして,独立して歩み出すような予感がしています。
非常に楽しみです。
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6月は3つのセミナーでお話しします

6月は,珍しく3回もお話をすることになりました。

6月7日(土) 明日の教室東京分校 横山験也先生
6月14日(土) 授業道場「野口塾」~大阪Special~
6月21日(土) 「学級づくり」改革セミナー IN東京 ~復活!験久ライブ~

どれも楽しそうです。

21日の験久ライブは告知が早かったこともあり,すでに満席です。
14日の野口塾の参加状況は,よくわかりません。
7日の明日の教室は,どうも昨日か一昨日にアップされたようで,まだ,1名です。

私が一番長く話をするのは,明日の教室です。
3時間ほど,お話をします。
そんな話を先日のチーム算数でしたら,城ヶ崎先生が,「横山先生の算数鉄板ネタを・・」と言ってくれました。
事例として,3年生の円の導入などを・・・と話してくれました。

城ヶ崎先生の話を聞いて,そういえば,円の導入は面白くて盛り上がり,誰がやっても滑らないほどの展開だったなと思い出しました。
もし,円の導入の話をしたら,続いて,文章問題の話になるだろうなと思っています。
そこから,横にずれて,初めての頂点・角など図形の話。
そこまで行ったら,やっぱり分数の紙へとすすみ,展開図のヒケツ。
小数点以下,スイートポテト,カマキリライダー,四捨ヘビくん,立体君
そうして,かけ算大海戦。
こんなに楽しんで話してから,いよいよ本題です。
でも,これでは,ちょっと前振りが長すぎるように思います。
基本的に,算数のソフトの話が主になります。

14日の野口塾・大阪では,算数の授業のビデオを見て,私がコメントをします。
これも,面白いと思います。
私のコメントは,どうも普通の先生方と違うようで,一部の先生方には大受けしています。

皆さんと会場でお会いできることを楽しみにしています。
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明石先生の事務所でSG会

b8375明石先生のSG会に参加してきました。
会場は,前回と同じ,明石要一先生の事務所です。

前回もそうでしたが,参加している先生方が全員レポートを提案しています。
小学校が中心ですが,中学もあり,近隣の教育事情が手に取るように伝わってきます。

総じていえることは,かなりの苦境に立たされても,明石研の皆さんは乗り越えていることです。
自分自身が,苦境に弱いので,大いに勉強になっています。

私も僭越ながら提案をさせていただきました。
算数ソフトを開発している話です。
その具体事例として,6年の速さと,5年の体積をプレゼンいたしました。
皆さん,驚かれていました。
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レポートの提案が終わると,歓談の時間になります。
昔懐かしい,水島さんからご挨拶を受けました。今は文科省にお勤めで,大変びっくりしました。
お寿司やピザをつまみながら,若い石井先生と歓談。
時代の違いを感じます。
遅れて,金木先生が登場。歓談しました。
金木先生は本当に礼儀正しい先生で,感心させられています。
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17日の土曜は、三省堂で野口先生の御講演会!

今度の土曜は、三省堂の神保町本店8Fで、野口芳宏先生の御講演会です。
詳しくは ↓ をご覧ください。
https://www.facebook.com/notes/734337546611305

b8433_200参加条件は、『道徳授業の教科書』の持参です。
お持ちでない方は、当日のご購入で参加できます。
すでに、お持ちの方は、それをご持参いただければ、参加できます。

私は2冊持っていますが、そのうちの1冊には、ジュンク堂でサインをいただきました。
ですので、17日(土)には、もう1冊の方を持っていき、サインをいただこうと思っています。

野口先生のお話といえば、国語が浮かんできます。
同じ教材文を読んでいるのですが、野口先生の解釈を知ると、一つ一つになるほどなぁと感じ、とても勉強になります。
道徳も同様で、こちらはさらにズシンと来るものを感じます。
まだ、野口先生の道徳の話を聞いたことのない先生は、この機会にぜひ聞かれてみてはと思います。

事前の申し込みが必要となりますので、↓ からお申込みください。
https://www.facebook.com/notes/734337546611305

パソコンのハードディスクの動きが悪くなり、危険な状態が続いたので、ハードを入れ替えました。
それに伴う、あれこれの作業に時間がとられていますが、もう一息で元通りになりそうです。
これを機会に、メーラーはサンダーバードに切り替えました。
ブラウザはファイアフォックスにしました。

メーラーに関連して、あれこれやっていたら、昔の懐かしい画像を見ることができました。
「馬上綱引き」
という写真です。
戦前の運動会の写真です。
「馬上綱引き」、どんな種目なのかというと、騎馬戦の騎馬を組んで、それで綱引きをするのです。
変わり種の種目と思いますが、これを実際にやった学校があるのですから驚きです。
後日、写真を掲載して、この写真を発見した時のエピソードなどを書いてみたいと思います。

今日は、これから宇佐美寛先生とお会いしてきます。

明石要一先生のSG会に参加しました

明石要一先生の稲毛事務所でのSG会に参加。
15名ほどが集まりました。
久しぶりの参加でしたが,吉田先生,金木先生,合田先生など知っている先生もいたので,楽しく勉強できました。

驚いたのはレポート持参の方が非常に多かったことです。
昔は,輪番でレポートを提案していたのですが,今は自主的にどんどん書いて提案しています。
積極的な会になっていました。

会は,明石先生の司会で進行しました。
名前を呼ばれた方が,持参したレポートを発表しています。
発表の仕方は,書いてあることをそのまま読むことです。
このスタイル,昔のサークルを思い出し,妙に懐かしさを感じました。

読み上げると,明石先生のコメント,質問,人との縁結びなどが入ります。
これが痛快でした。

私と一緒に,城ヶ崎先生がSG会に参加しました。
楽しい勉強会でした。
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勉強会の後は,飲み会です。
お店に入れなかったので,明石事務所で一杯やりました。
私はウーロン茶です。
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SG会に出かける前に,6年生の線対称のソフトを1つ作ってみたくなり,作業を少し進めました。
線対称ですので,メッシュとラインが基本です。
ですので,プログラムの中心はベクターシェイプの活用となります。
良い感じで作り進んだところで,時間となりました。
これが上手く完成したら,線対称の図形を描く練習をする前に,バシッと見せておきたいソフトになります。
楽しみの大きいソフトです。

渡邊先生,河邊先生のセミナーに参加してきました

船橋の渡邊先生,河邊先生のお計らいで,海神公民館でお話しをしてきました。
一番楽しみにしていたのは,渡邊尚久先生のお話です。
数年前に小学生向けの七つの習慣の話しを拝聴しました。
この時,こんな濃い内容を小学生向けに分析し,サラリと指導している渡邊先生にとても驚きました。
そうして,今回,お話を伺って,子ども達とのつきあい方にも納得の連続でした。

河邊昌之先生は30代の先生です。15分ずつ3度にわたりお話しを伺うことが出来ました。
一番印象に残ったのは,そのサービス精神です。
切り口もいいですし,指導をいつまでやるかなどへの配慮もいいです。
そうして,それを上回る参加者の先生方へのサービス精神。
師匠筋にあたる萩谷高史先生の教えが浸透しているように思いました。
こういう先生は,伸びます!

萩谷高史先生の鉄棒ビデオ,圧巻でした。
会場は,その事実に感動のどよめきです。
「そういう指導を私もしたい!」という熱望の声が聞こえてくるようでした。
萩谷先生の鉄棒指導,最高です!

土作先生のお話もありました。
人気絶頂の先生ですので,登場しただけで会場はホッとなムードに包まれました。
土作先生が語り出すと,そこは笑いの渦です。
土作先生に教わっている子は,毎日が楽しいだろうなと思います。

講師の先生方のお話の他に,私には,もう一つ,大きな楽しみがありました。
若い20代の佐藤先生が,講座に参加すると知らされていたからです。
佐藤先生は,その実力が評価され,優秀な私立の小学校の先生になりました。
今年の研究予定など話しを聞くことが出来ました。これから先がとっても楽しみです。

b8412私は,算数の話しです。
若い頃に勉強したことを,ちょっと整理して,話しました。
「理解」場面の構造は,右の図のように,3段階になっています。

どの段階の指導も大事なのですが,特に力を入れるのは,どこかと問われたら,それは「図」のところだという話しです。
図は別の角度から見ると,それは「構造」「しくみ」になっているので,理解がグイグイ推進される段階なのです。

しかしながら,その図が一番表現しづらい状態になっているのが,算数なのです。
でも,嬉しいことに,コンピュータの発展により,図がソフトという形で表現できるようになり,あっという間に理解できる学習が進められるようになりました。
8509その事例として,5年の体積のソフトを見ていただきました。

体積の「しくみ」が分かる「図」は,例えば左のような図なのです。
体積の意味がよく分かります。
これを,縦・横・高さのサイズをあれこれ変更して,繰り返すように何度かみることで,理解がスッキリすすむのです。
見ていても楽しいです。
マウスで操作してみたくなります。
ワイアレスマウスで,子ども達にもさわらせていると,とっても楽しい雰囲気になります。その上,さわった子ども分だけ,回数多く仕組みを見ることになります。
気がついたら,みんな体積の「通」になっているでしょうね。

この続きのような話しは,6月7日(土),東京で開催される明日の教室というセミナーで時間を取って,もう少し詳しくお話しできるかなと思っています。