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SG会 伸びる子の3条件

「第10回 実感道徳研究会全国大会」の申し込みがコクチーズにアップされていました。<こちら>です。
アップされたばかりだったようで、参加者の数は0でした。アップされる前にお二人の先生から「参加します!」とお声をいただいていたので、近々、2にはなります。
午後からの私の講話で、「道徳読み」を実際に行いますので、関心のある先生、ぜひお越し下さい。
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土曜日は、明石先生のオフィスでSG会が開催されました。
オープニングは、いつも、明石先生の話題提供です。
今回も良いお話を伺うことが出来ました!
伸びる子の3条件」です。
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1,返事
2,挨拶
3,素直
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子どもの頃、私に欠けていたのは・・・と思いめぐらすと、妙に、反省の気持ちになります。
もう少し返事をしていれば・・
もう少し挨拶をしていれば・・
もう少し素直でいたならば・・
人生が大きく変わっていたように思えます。
悔いても始まりませんので、せめて「これからは」と思います。

今回はモンゴルの先生が参加していました。
今現在、東京の八王子に住んでいて、そこから、千葉までやってきたのですから、これは「すごい!」です。
また、日本語が流暢。
第1部の「勉強会」が終わり、第2部の「懇親会」で少しお話が出来ました。
うれしいことに、算数ソフトに興味を持ってくれているとのことでした。
SG会にはこういう珍しい交流があるので、ありがたいと思っています。
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「道徳読み」 3つの道徳

「道徳読み」をチーム算数で軽めにお話ししました。
話の伝え方は、テーブル模擬授業です。
資料を見ながら、考えてもらい、言葉を交わしました。

城ヶ崎先生の感想です。
横山先生の「道徳読み」は長年疑問に思っていたことを解決させてもえました。

続いて、佐々木先生の感想です。
前回のチーム算数での道徳読み,めちゃめちゃ面白かったです。
個人的に,今までのモラルジレンマ型の道徳教材で,束ねがうまくできずすっきりしなかったのですが,「あとかくしの雪」のここを押さえておけばよいという肝の部分がわかってすっきりしました。

両先生はベテランの先生です。
道徳の授業も何度も行っていますし、若い先生へアドバイスもしています。
その両先生が、驚きの感想を持ったのですから、「道徳読み」のパワーはかなり大きいと判断できます。
たぶん、力のある先生ほど大きく驚くのが「道徳読み」と思っています。

「道徳読み」の力量は、学ぶことでどんどん高まっていきます。
その高まりを自分の心に落とすことで、深まりがでてきます。
その学びの一つとして、「3つの道徳」があります。

人を3つに分けて考えたように、道徳も3つに分けて考えます。
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1、自分の道徳

2、社会の道徳
3,歴史の道徳
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この分け方は、野口先生の教えである、「自分→社会→歴史」の話と同じです。

好きか嫌いかは自分が決める。
しかし、自分が好きと思っても、
良いか悪いかは社会が決める。
その社会が良いと決めたことでも、
それが正しいかどうかは歴史が決める。

道徳として「良い」あるいは「悪い」と判断した理由が、自分の狭い世界での判断なのか、社会の通念としての判断なのか、歴史をふまえての判断なのか、それによって重みが違ってきます。
特に、歴史をふまえての判断は学ばないとわかりません。
孔子は言っています。
「故きを温ねて新しきを知る。もって師となるべし。」
よくよく心に染みこませるべき言葉ですね。

「自分・社会・歴史」の3つの道徳があることを伝えているのも、孔子なのです。
論語を読めば、次第に分かってきます。

論語の入門に最適なのが、『日めくり論語』です。
教卓に置いている先生もいます。
歴史の道徳を自然に伝えているのです。
学級もしっかりしてきますよね。
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「ちょい技100連発」

==「ちょい技」100連発==
授業で使える「ちょい技」を、毎日1つずつ、連続100日アップしていく、驚きのメルマガがあります。

タイトルをご紹介しましょう。
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「ちょい技」001 問題には子どもの名前を入れる
「ちょい技」002 問題には教室の身近な物を入れる
「ちょい技」003 極端な数値や状況の問題で盛り上げる
「ちょい技」004 天気のよい日は校庭で青空音読
「ちょい技」005 市販のテストに自作問題を追加
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タイトルだけでも、面白いなぁと感じてきます!
これが今現在、014まで進んでいます。

面白いなぁと思うのは、読んでいる自分の気分で、あれこれ思いが巡ることです。

1、素直に感じるときは。
→→ 読んでそのままで役立つ。
2、もう一枚上をと思うときには。
→→ 一味工夫してみたくなる。
3、ひねくれ中のときは。
→→ その技は使わずに、この技で!

どう感じても、あれこれ妙案が浮かんできます。

特に、スタートの3つ(001,002,003)は算数の文章問題だったので、私の頭は元気になりました。
昔懐かしいことを思い出しました。

「ちょい技」000 問題の数値を書かない。

数字を記さずに、文章問題を板書すると、子供たちが数を入れてくれと頼んできます。
要求に応えるようにして、どんな数を入れると良いか聞けば、それなりに数を言ってくれます。
それを書いて出題するだけですが、結構その気になります。

また、時として、最初、小さい数字を入れるのも楽しいです。
やり方が分かるような数を書くと言うことです。
すると、みんな、「分かった!」状態になるので、ノートにバシバシ書き始めます。
ノートに目がいっているところを見計らって、「ああ、ちょっと気が変わった。」と言いつつ、数を少し大きくします。
「易しくもなく、難しくもなく、いい感じだ。」などと言っていると、子供が「えええええっっっ!」となり、それも面白いです。

こういう面白い「ちょい技」があと86本も毎日1つずつ届きます。
ちょっと読んでみたいと思う先生は、<こちら>からどうぞ。
無料ですよ。
「ちょい技100連発」を実施中の先生は、かの有名な山中伸之先生です。
山中伸之先生は、やっぱりすごいです!!
年末に、野口先生との忘年会で御一緒するので、100連発の話なども聞いてみたいと思っています。
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チーム道徳??

久々の「チーム算数」を開催しました。
今回は、ほぼ、「チーム道徳」でした。

皮切りは、いつも城ヶ崎先生の学級通信です。
これは、ほぼ定番になっています。

今回は、全校で取り組んでいる算数の意識調査からの内容でした。
「算数の勉強は好きですか?」との問いに、城ヶ崎学級の子が答えた結果が記されていました。
1位 算数ソフトを使って分かりやすく説明してくれる。
2位 先生の説明が分かりやすい。
以下、少数。

説明上手の城ヶ崎先生の説明を押さえての算数ソフトでした。
こそばゆいような感じもしましたが、そこまで使い込んでくれていることをありがたく思いました。

b7351続いて、藪田先生。
袋ファイルから自作算数教具を出したのですが、出して説明が終わるやいなや、私にこっぴどくやられました。ほぼ撃沈です。
でも、ひるまず、次の自作教具を出しました。
なんと、「分数の紙」です。
「お母さんの話」も出したそうです。
非常に良い内容でした。

ここまで快調に算数だったのですが、そこから、一気に道徳のミーティングになりました。
藪田先生は、事前学習研究を進めているのですが、そこからギュッと絞って、「子供達の人生の事前学習」に着目し、目下、「家訓教育研究家」としての道を歩んでいます。
次会から、毎回、「家訓教育研究家」としてのレポートを提出するとのことで、私も良い勉強が出来そうです。

続いて、私から「道徳読み」の話をしました。
1,教材文を素直に読む。一人の人間として素直に読む。
(注意点あり)
2,教材文を道徳という立ち位置から読む。道徳が教えられる所に印を付ける。
この先、3,4,5と行っていったのですが、佐々木先生の頭がフル稼働。城ヶ崎先生もほぼ総力戦。藪田先生も家訓から奮闘。

そうして、全部が終わろうとした頃、日頃から冷静沈着な佐々木先生が、「道徳読みは使える!」と語っていました。
また、城ヶ崎先生は、「早速、授業をします」と言っていました。

「道徳読み」は、自分の力量が反映されるので、道徳を勉強しようという気持ちになります。
なにしろ、道徳読みの「読み」には3段階あります。
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読みの第一段階:等号で結ぶ
読みの第二段階:∵を明確にする
読みの第三段階:歴史的根拠を見いだす
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第1段階からして、勉強しないと出来ません。
等号で結ぶ先を自分で言葉にするのです。
知識がないとできません。

こういう学習を、どう勉強したらいいのかは、いろいろあると思います。
私からは、2つの学習法(道徳のそもそも論へのアプローチの仕方)を話しました。
すこしずつ取り組んでいくだけでも、来年の今頃には、こういう講釈を全員が語れるようになります。
そうして、今より、少しだけ心の寛い人生を歩んでいます。
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前田康裕先生のセミナー、2つ!!

b7743前田康裕先生の『まんがで知る教師の学び』セミナーが、愛知県と山口県で開催されます!!

◆12月17日(土)
==
『まんがで知る教師の学び』学習会
==
場所:愛知県 蒲郡市生命の海科学館

詳しくは<こちら>をご覧ください。

◆来年の2月18日(土)
==
まんがで知る教師の学びセミナー
==
場所:山口県周南市仮庁舎(旧近鉄松下百貨店)

詳しくは<こちら>をご覧ください。

◎ 自分自身の教師としての成長を豊かなものにしたい!
そう願う先生に、最適なセミナーです。
また、若い先生方への御指導をされている先生にも、お勧めのセミナーです。

『まんがで知る教師の学び』を読んで、グッと来た先生、ぜひ、この機会に前田先生のお話を会場で直に聞いてみて下さい。
腑に落ちるお話に感動しますよ。

前田先生の人柄に触れるだけでも、学ぶものが多いです。
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12月はルワンダ色

さくら社のHP、「算数ソフトの世界展開」のコーナーに新しい記事が2本出ています。
◆IM協力校が次々と・・・
◆現地小学校でIMの授業が進む
ぜひ、お読み下さい。
こちら>です。

12月3日(土)は、野口塾in神戸です。
参加者が10名となっています。
着実に増えて、ありがたいです。
野口先生のお話を聞いてみたい先生、ぜひ、御参加下さい。

このセミナーに、ルワンダで共に活動をしているアイリンクの社長・堀さんが志賀からわざわざ御参加下さいます。
堀社長はアフリカに夢を抱く盟友です。
未来を共に語らいたいと思います。

12月5日(月)は、アフリカ・ルワンダのアーサー先生と夕食会です。
夏期集中算数講座で、クラスの平均点を25点から75点にアップさせた実力派ティチャーです。
出張で日本に来る事がわかり、帰国前日の5日に会食をすることになりました。
場所はJICA東京の近辺です。

12月26日(月)は、ルワンダで共に活動をした飯野さんと昼食会です。
ケニヤから一時帰国されるとのことです。
久しぶりなので、話が盛り上がりそうです。

b7368なんというか、12月はルワンダ色が濃くなっています。
実にありがたい事と感謝の気持ちで一杯です。
ゴリラをポンしましょう!
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