Category Archives: 友人知人

中嶋先生の新刊『「超」教師術!』が出ました

中嶋郁雄先生の本中嶋郁雄先生の新刊です。
『新任3年目までに身につけたい「超」教師術!』(学陽書房)です。
牽引術・経営術・授業術・ダンドリ術・関係術・対応術
この6つの術が詳しく書かれています。
読むと,なかなか濃い話で,3年目でなくても読んで欲しい一冊です。

中嶋先生とは,野口塾が始まった頃から,交友を深めています。
野口塾がスタートし,数年した頃からどんどん本を書くようになりました。
『教師の道標』(さくら社)さくら社からも『教師の道標』が出ています。

中嶋先生は22日(土)に開催される「算数ソフトのセミナー」にも,講師としてお話下さいます。
お子さんが小学校に入学する半年前から,算数ソフトを使って家庭学習をしていました。
そのお子さん,入学前に3桁のたし算・ひき算を暗算で出来るようになりました。
しかも,1日10分15分ぐらいの家庭学習です。
驚きますよね。
お時間のある先生,中嶋先生の家庭学習の話をぜひ聞きに来てください。懇親会では教師術の話も聞くことが出来ますね。
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松澤校長先生から,原稿依頼が届きました

愛媛の松澤校長先生から『第20回 名人に学ぶ教育講座』に寄稿を・・とのメールが届きました。
第19回で,算数の授業と作法の話をさせていただきました。
そこに絡んだテーマで・・とのことです。

ありがたいのは,「私家版なので予定字数にこだわらなくても大丈夫」と追伸が届いたことです。
与えられた分量を守るようにはしますが,勢い余ったら,もう少し長く書きそうな気がしています。

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私家版の冊子作り。
一番最初に関わったのは,大学時代のクラスの歌集作りです。
ガリ版・謄写版。
こんな時代でしたので,原稿を集めてから,それを鉄筆で書き直す作業に膨大な時間がかかっていました。

当時,一番格好良いと思われていたガリ切りのスタイル。
「鉄筆で書き,タバコで修正」
火をほどよく近づける,その瞬間が妙に面白いのです。
下手をすると,蝋原紙が溶けて穴が空き,最初からやり直しとなります。
そんなことを承知の上で,弁の立つ奴ほど,くわえタバコでガリを切ったものでした。

私家版の冊子と言えば,『私家版「鍛える国語教室」』がパワフルです。表紙にカバーまで付いている念の入れようです。
『道徳のチカラ』は,執筆陣が豪華です。

私家版を作って,教育を盛り上げようとしている先生方がいてくれるので,私もまだまだ頑張ろうと思います。
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『ケンチャコ大冒険』でご一緒した大宮氏と

スクーの第2回目,途中で音声が切れてしまいました。
せっかくのお休みの日に視聴してくれていた皆さんには,大変ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ありません。
なんとか,再放送できるようにと思っていますが,原因がつかめず,どうしたものかと思っています。
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昔,『ケンチャコ大冒険』で一緒に仕事をした,元NECインターチャネル社の大宮氏と一献傾けました。
大宮氏の友人のIT企業の社長さん,お二人も同席です。
わいわいと語らいました。
意外だったのは,ゴジラや映画などの話が次々に飛び交ったことです。

私は算数の話をしました。
その一つは,分数のわり算の話です。
たとえば,「÷1/3」はひっくり返してかければ答えが出ます。
でも,「それってどういう意味なの?」と問われると,大方の人が答えられません。
しかも,簡潔に「こういうこと!」と答えるとなると,さらに厳しいです。
知る人ぞ知る世界に近いです。

こんな風に話せたのも,私のことを「算数の先生」と大宮氏がとらえてくれていたおかげです。
私も算数の話をしやすかったです。

あっという間に時間がたちました。
これから先,一緒に何かやって行きましょうと語らいつつ,別れました。
心地よいひとときでした。

久埜百合先生と,この夏に会います

この夏,ちょっと嬉しい交流があります。

児童英語の巨匠,久埜百合先生とお会いして,あれこれお話することになったのです。
まだ,日取りは決まっていませんが,大御所とお会いできるのですから,ありがたいです。

久埜先生とは,現役の終わり頃に知り合いました。
当時,小学校にコンピュータルームが設置され,私はその主任をしていました。
役割上,いろいろなソフトを見ましたが,そんな中に,面白くてなるほどと思える英語のソフトがありました。
どんな先生が作っているのかとパッケージを見たら,そこにお写真付きで写っていたのが久埜先生です。
「この先生は,子どもを導くプロだな」と思い,一度,会ってみたいと思っていました。
そうしたら,そのソフトメーカーのA氏が,「私,知っていますよ。久埜先生のご自宅のメール設定をしました」というのです。
それなら・・・ということで,交流が始まりました。
その後,NHK教育のえいごリアンやでき学セミナーなどで交流させていただき,それからしばらく,ご無沙汰をしていました。

再び,A氏が久埜先生とのセッティングをしてくれ,この夏にお会いできることになりました。
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現役最後の頃のコンピュータといえば,外せないのがNECインターチャネル社です。
あの『ケンチャコ大冒険』を企画した会社です。
もう,この会社はありませんが,当時,社員だったO氏が,私の家から車で30分ぐらいの所に住んでいます。
さくら社を設立した頃から,時々,お会いしていました。
その流れで,O氏と元同僚の方と一緒に一献傾けましょうということになりました。
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ケンチャコといえば,昨日の会議で私の前に座っていた若者が,ケンチャコOBでした。
慶応大学のマスターを出て,今,勤めている会社のシステム構築を担当しています。

退職前のコンピュータ関連が,この夏,華やかに咲いている感じです。

秋田健一校長先生と電話しました!

昨夜,島根の広山先生から電話がありました。一杯飲んでいる感じでした。
サークル後の懇親会だそうで,その席に,勤務校の校長先生も参加されているそうです。
その校長先生は,なんと秋田健一先生です。驚きました。

むかし,バリバリやっていた青年教師も,今は退職前後の年齢になっています。
懇親会の席で,その後,バリバリの面々はどうなったのか・・・と話題になったそうです。
そこから,学校で研究会を開き,そこに往年の青年教師が集って・・・という方向で話が盛り上がり,私に電話となりました。
深澤先生にもお声をかけているそうです。
実現したら,賑やかな研究会になりますね。

秋田校長先生とも電話で歓談しました。
今,島根県は若い先生が大量に採用され始めているそうです。
それが,向こう10年ぐらいは続くそうです。
若い先生にも,しっかりとした教育を進めてほしいとの秋田校長先生の熱い思いを拝聴しました。

島根の近場として,広島に8月2日(土)行きます。
「第22学 教師力向上セミナー 授業づくり今、むかし~ICTと作法・和算~」です。
秋田校長先生に,こちらへもどうぞ,とお誘いをしたら,当日は愛知で・・・とのことでした。
あの頃の青年教師は,今もバリバリに活躍中です。こういうのいいですね。
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b8349算数クラウドにアップされている中から,ソフトを1本,ご紹介します。
5年生の図形の性質のソフト,
「03D,三角形の角/内角の和/角度を見る」です。

このソフトのありがたいところは,頂点をドラッグすると,三角形の形が変わることです。
ですので,いろいろな形の三角形を,簡単に作り,子ども達に見せることができます。
さらに,嬉しいのは,形が変わると同時に,角度の数字も変わります。
そうして,「式」を見てみると・・・。
3つの角の合計が常に「180」になっていることに気がつきます。

これまでに無い,楽しい教材なので,授業も盛り上がることと思います。

もちろん,あの有名な「カマキリライダー180度」のソフトも,クラウドに入っています。
ぜひ,子ども達に見せてほしいですね。

関大初等部の三宅先生と

来週の土曜日,大阪の野口塾で1コマお話しします。
その翌日,関大初等部の三宅先生とも会ってきます。
三宅先生といえば,思考ツールです。
3冊も本が出ています。
関大初等部式 思考力育成法
思考ツール ~関大初等部式 思考力育成法〈実践編〉~
思考ツールを使う授業 ~関大初等部式 思考力育成法〈教科活用編〉~
講演依頼もたくさん来ているようで,さすがだなぁと思っています。

三宅先生と前回お会いしたのは,卒業式の練習の時です。
関大初等部が,初めての卒業生を出すので,その1時間目の指導を・・・と頼まれました。
私の指導がどこまで良かったかはわかりかねますが,卒業式本番はとても立派に挙行されたそうです。お役に立てて,良かったです。

卒業式の指導ですが,考え方がわかれば,かなり簡単にできます。
実際の指導もいい感じになり,できれば次の機会にも自分がやりたいと思うようになります。

大事なことは,「根本の考え方」です。
「根本」なんて書くと,かなり格調高そうに感じられますが,単純に考えればいいだけのことです。装飾されている部分をどんどん削りとった残りが根本です。わかりやすい世界になります。

卒業式の指導の話は,その根本がかなり明瞭に見えやすいので,指導について語る上で,とてもいい事例となっています。
ですので,土曜日の「明日の教室東京分校 横山験也先生」でも,ちょっとだけ卒業式の指導の話を入れたいと思います。しかしながら,話し出すとかなり話し込んでしまうので,やっぱりやめておこうか,などとも思っています。
卒業式の話はともかくとして,このセミナーはかなり面白いですよ。

その土曜日の夜ですが,あの寺崎賢一先生と一献傾けることになりました。
若い頃から,理論派であり,かつ,武道家です。
今回は,寺崎先生の考えている道徳について,私もある程度わかったので,そこを語らえると思います。
たぶん,寺崎先生は「カント,カント」と言い,私は「儒学だよ」と言いそうです。
そんな雰囲気の中,現状の道徳の欠陥を寺崎先生がどう分析しているか,話を聞きたいと思っています。