明後日の「第3回 教育の原点セミナー」にちょっと変更が発生しました。
B教室でお話しいただく予定の岩瀬先生が当日公務となり,参加できなくなりました。
そこで,私が変わりに話すことになりました。テーマは「算数ソフト最前線」です。
右の画像は,その中に出てくるお話しの資料です。
パッと見て,3年生の「重さ」だな と分かりますね。
昔は,模造紙でこういうのを作り,マグシートで作った針をペタッとくっつけて,授業を楽しんでいました。
時代に応じた盛り上がりがあり,今も研究所のどこかに模造紙が残っていると思います。
この教材を作り,授業をして,その良さがいろいろと見えてきました。
ですので,それなりに満足をして単元を終えていました。
でも,今から振り返ると,あの当時では,どうしても分からないことがあったことに気付きます。
それは,「この教材の力不足の点」です。
そんなことを,導入に少しお話しをする予定です。
「第3回 教育の原点セミナー」に参加される先生,私の所にぜひお越し下さい。
皆さん,大変お待たせをいたしました!
有田和正先生の新刊が9月6日,発売になります。
今,amazonnを見に行ったら,驚くなかれ,もう出ていました。
もちろん,「予約受付中」 となっています。
詳しい内容は,さくら社のHPに出ています。
お急ぎでない先生,ぜひ,ご覧になって下さい。
この本の出版を記念して,9月に三省堂本店で「有田和正フェア」が開催されるそうです。詳しいことが分かり次第,アップします!
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さくら社から出す有田和正先生の本は,この本で3冊目になります。
『授業づくりの教科書 社会科授業の教科書〈5・6年〉』
そろってくると,やっぱりいいですね。
小学館の『小二教育技術』誌から原稿依頼が来ました。
退職をして10年以上経っている私です。きっと小学野口塾に参加したことが原因になっていると思います。
原稿の内容は,学習のパズルやクイズです。
得意分野ですので,出題の制限を伺い,即日,原稿に取り組みました。
真っ先に考えたのは,どんなパズルで原稿を仕上げるかです。
クロスワードなどとご指定がありましたので,まずはクロスワードで2本。
その他,あと4本つくります。アミダ・重なり・数つくり,最後はメイロにすれば,バラエティーに富んだ楽しそうな感じになります。
ここまでを頭の中で決めて,それからいよいよ着手です。
紙に書いて作った方が良いのか,PCのイラストレーターを使った方が手早いかを考え作り進めます。
予定では3日ぐらいかかるかなと思っていたのですが,思いの外,上手い具合に作り進み,なんと丸一日で終了しました。こういうことは珍しいです。
点検が終わったら,送信したいと思っています。
小学野口塾は,来年も8月中旬に開催予定だそうです。今年は満席でしたので,来年も早めの申し込みを心がけて行こうと思います。
野口芳宏先生の講義を何度も授業していると,「公」と「私」という考え方が滲み込んできます。
講義を拝聴していて,繰り返されるのが,次の2つです。
「私」が強くなると,我が儘になります。
「公」が強くなると,しっかりした人になります。
当たり前のことですが,言われ続けて,なるほどと滲みてきます。
そこで,この野口先生の教えを算数的な図で表してみました。
それが,「公私の分数」です。
分子の「私」が小さく,
分母の「公」が大きい。
この状態を,算数では「真分数」と言います。
「真(まこと)」の分数です。
逆に,分子が大きく,分母が小さい状態を,日常では「わがまま」と言います。
算数的には「仮分数」です。
「仮分数」という見方をすると,自然に「仮(かり)」の姿なんだという思いを与えてくれます。
わがままな子は,恒常的にわがままなのではなく,たまたま「私」が大きくなっているのが続いているのだと見なせます。こう思うと,何かしらの施しようがでてきます。
「公」を大きくするのに有効なのは,子ども達を惹きつける授業をすることです。
「先生,私にもやらせて」と思わせる授業をすることです。
なぜでしょう。
それは,「私もやらせて」と思ったとき,自動的に「公」が子どもの心に広がるからです。
ちゃんとしてないと,先生が自分を指してくれないことを知っているので,「公」を自ら大きくしてくるのです。
「公」の自覚させる良いチャンスになっています。
算数ソフトを使うと,「私にやらせて状態」はすぐに巻き起こります。
ですので,ちょっとした行儀作法の指導を入れると,真分数の子を育てる方向へも道が伸びていきます。
今週の土曜日,いよいよ「第3回 教育の原点セミナー」が開催されます。
野口芳宏先生から多くを学んでいる先生方が,日頃の御研究をお話し下さいます。
今回は,講師陣が多いので,A教室・B教室と別れての講演ばかりとなっています。
体を二つに分けて聞きたいところですが,そうもいきません。
どちらか一つの教室を自分で選んで参加します。
私は事務局なので,今回はB教室でずっとお話を伺う予定です。
今から,とても楽しみです!!
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第3回 教育の原点セミナー
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学校教育力の低下。
この打開には,目先の枝葉の些事に振り回されず,
根本的・本質的な問いをすることである。
(『教師の作法 指導』野口芳宏著)
講座数が大幅に増加!
腕利きの講師陣が,各指導の原点を語ります。
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【日 程】9月1日(土)
10:00~10:25 基調提案 野口芳宏/教育の原点とは何か(A教室)
10:30~11:00 分科会
A教室(体育)城ヶ崎滋雄先生「体育指導の3要素,身体のつくり・使い方,意識」
B教室(修養)山本正実先生「教師のための『見える』仕事術」
11:00~11:30 分科会
A教室(国語)井関和代先生「子供が変わる作文指導」
B教室(算数)岩瀬正幸先生「考える力を育てる算数の授業」
(5分休憩)
11:35~12:05 分科会
A教室(図工)鈴木夏来先生「想像画の創りかた」
B教室(修養)藤本浩行先生「育ち育てる教師力」
<お 昼>
01:00~01:30 分科会
A教室(体育)松尾英明先生
「心・技・体を育てる8の字・大縄跳びの指導」
B教室(修養)中嶋郁雄先生「心に響く叱り方」
01:30~02:00 分科会
A教室(社会)千葉真先生「思考を促す社会科授業」
B教室(修養)駒井康弘先生「教師人生に活かす中国古典」
02:00~02:30 分科会
A教室(国語)神部秀一先生「音読力を鍛えよう!」
B教室(国語・社会)関田聖和先生
「「楽書き」「楽習」で、学力向上」
(10分休憩)
02:40~03:10 分科会
A教室(英語)竹村和浩先生「インプロ・ディベートで学ぶ、論理的思考」
-後味の良い!教室ディベートのすすめ-
B教室(修養)松澤正仁先生「校長になってから学んだ指導技術」
03:10~03:40 全体会
A教室(国語)照井孝司先生「説明的文章の読解技術」
B教室(修養)山中伸之先生「実感道徳研究」
03:40~ 全体会 野口芳宏先生/(A教室)
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【会 場】
植草学園大学 〒264-0007 千葉県千葉市若葉区小倉町1639番3
http://www.uekusa.ac.jp/
【参加費】
5000円(当日,受付でお支払いください)
★昼食は各自ご持参ください。
【申し込み方法】電子メールのみの受付となります
メールの宛先:横山験也 yo◆kennya.jp
※メールアドレス中の◆を,半角の@に変更して御送信ください。
件名:「教育の原点セミナー」参加希望
内容:以下の内容をお知らせください。
お名前:
メールアドレス:
ご勤務先:
自宅の都道府県:
懇親会参加希望:
(千葉駅周辺で5000円前後)
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【講師紹介】
【野口芳宏 先生】
千葉大学附属小学校を経て公立小学校教頭,校長を務める。
退職後,北海道教育大学教授等を歴任し,現在植草学園大学教授。
2009年より千葉県教育委員を務めている。
著書:
『利他の教育実践哲学』(小学館),
『教師の作法 指導』(さくら社),
『野口流 教師のための発問の作法』(学陽書房),
『音読・道徳教科書 日本の美しい言葉と作法』(登龍館),
『小学生までに身につける子どもの作法』(PHP研究所),
『野口芳宏 第一著作集全20巻』『同 第二著作集全15巻』
『子どもは授業で鍛える』『鍛える国語教師シリーズ』など
(以上,明治図書)
他,著書多数
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【城ヶ崎滋雄 先生】
千葉県公立小学校教諭
武術で体感した身体の使い方を体育で実践。また,武術で会得した
上達論を生かし,わかる・できる授業を追求中。
また,育児書『ポピーエフ』に執筆し,子育ての分野でも活躍中。
単著:
『“陸上競技”もの識り大百科』(明治図書)
連載中:
『OF』(新学社)
共著:
『ポプラ社 ゲーム大百科』
『おもしろ国語ゼミナール』(以上 ポプラ社)
『ごうか国語グルメ』
『ベテラン教師の 超ワザ 222』(以上 ひまわり社)
『先生も楽しい学級づくり』(学陽書房)
『続・教室騒然ゲーム&パズル』
『学級の組織をつくる技術』(以上 明治図書)
他多数
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【山本正実 先生】
石川県内公立小学校教諭。「授業道場野口塾」羽咋事務局,徹底反
復研究会等,自ら学び続け,かつ多くの先生方に学びの場を提供し
ていくことに努めている。
著書:
『伝わる伝わる見える指導』(さくら社)
共著:
『読解力マスターカード 6年』(明治図書),
『徹底反復で子どもを伸ばす』(日本標準),
『野口流 授業の作法』(学陽書房)
『誰でも成功する 先生も楽しい学級づくり』(学陽書房),
『100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
『チャレンジ 学校クロスワード王』(ほるぷ出版)
他,多数の書籍の執筆に関わっている。
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【井関和代 先生】
高知県内公立小学校教諭。「授業道場野口塾」高知事務局。どの子
も書くことを好きになる作文指導を中心に、子供にとことん関わる
担任人生を愉しんでいる。「自分が学びたい」と思ったら、全国ど
こにでも出かける明るさと積極性は、野口芳宏先生のお墨付きであ
る。
共著:
『親の絶対信頼を勝ち取る学級経営術』(明治図書),
『酒井式描画法・先生の顔の描かせ方』(明治図書),
『二年生の担任になったら365日の教育設計』(明治図書)
『教職研修スタートブック2授業づくりスタートブック』
(教育開発研究所)
『100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
他,多数の書籍の執筆に関わっている。
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【岩瀬正幸 先生】
神奈川県公立小学校教諭 学び合いの会主催「湘南大学」を主催し
学ぶことを通じて授業創りを追究している。
連載:食農教育~いまものこる昔のモノサシ (農文協)
論文:教育雑誌 新算数研究 (東洋館出版)
共著:
『授業のユニバーサルデザイン 1巻』(東洋館出版)
『授業創りの成功法則』(明治図書)
『新教育課程に対応/活用力の基礎を育む授業ベーシック
必備!社会科の定番授業 小学校5年』(学事出版)
『小学校理科の実験・観察ナビ 上巻/下巻』(日本標準)
『算数好きにする 教科書プラス 坪田算数ワークブック5年生』
(東洋館出版)
『100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
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【鈴木夏来 先生】
神奈川県内教育研究所指導主事。管内最速・最短・最年少で指導主
事に。徹底反復研究会、日本教育再興連盟 所属。モジュール授業、
音楽、図工、カードカルタなど、様々な分野で実践を展開している。
小学館「教育夏まつり」に現役最多4年連続の出場
『小学館ドラゼミ』
『小学教育技術』
『総合教育技術』 等、執筆多数。
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【藤本浩行 先生】
山口県公立小学校教諭。山口GENKI教育サークルを主催し、
元気の出る授業・学級づくりの実践をめざしている。目下、若い教
師の力量形成を応援するような指導方法や、すぐれた教材教具を紹
介することに努めている。
著書:
『新任教師 はじめの一歩』(さくら社)
『わくわく☆ブラックボックス』(さくら社)
『自学ノートの指導の技術小学2年』(明治図書)
『6年生の「学習技能」を鍛える』(明治図書)
『学級会で使える「トイレ博士号」クイズ』(明治図書)
『このひと言で子供の意欲を引き出す』(明治図書)
『入門期の授業・子どもを引きつけるコツ』(明治図書)
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【松尾英明 先生】
千葉県内公立小学校教諭。
サークル「木更津技法研」に所属し、野口芳宏先生のもとで勉強中。
体育科を中心に、子どもの心と体を鍛える実践を研究中。
共著:
「準備運動指導のすべて てんこ盛り事典」(明治図書)
「器械運動指導のすべて てんこ盛り事典」(明治図書)
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【中嶋郁雄 先生】
奈良県内公立小学校教諭。「子どもが安心して活動できる学級づく
り」を目指し、叱り方・ほめ方を中心に子どもとの関わり方を研
究しながら、教科指導、学級経営、生活指導に取り組んでいる。
著書:
『だれでも成功する児童の叱り方のキーポイント』(学陽書房)
『だれでも成功する児童のほめ方のキーポイント』(学陽書房)
『その場面、うまい教師はこう叱る』(学陽書房)
『児童生徒に聞かせたい日本の偉人伝3分話』(学陽書房)
『こんなときどうする? 子どもを伸ばす叱り方』(PHP出版)
『教師の道標~名言・格言から学ぶ教室指導~』(さくら社)
他 多数
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【千葉 真 先生】
岩手県内公立小学校教諭。「べごっこサークル」に所属。
「思考を促す授業の追究」を教職人生のテーマに掲げ、国語、
社会科を中心に、実践や研究を重ねている。
共著:
『パッと使える「学級開き」』(フォーラム・A)
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【駒井康弘 先生】
青森県弘前市立第三大成小学校教諭。
サークルふゞき 代表,「鍛える国語教室」研究会津軽ゼミ代表。
野口芳宏氏に師事し20年。本物志向を旨とし、研鑽に励む。
クラスの子どもたち全員に電子辞書を持たせる、毎朝『論語』や
『大學』の素読をさせる、など、ひと味違った実践の道を歩む。
ブログ;「風紋」http://wind.ap.teacup.com/yskomai/
共著:
『心に刻む日めくり言葉 子どものための教室論語』
『読解力マスターカード 4年』(明治図書)
『作文力マスターカード5・6年』(明治図書)
『100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
『チャレンジ 学校クロスワード王』(ほるぷ出版)
他,多数の書籍の執筆に関わっている。
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【神部秀一 先生】
群馬県太田市内公立中学校教諭。
朗読を「ぐんま朗読塾」主宰の遠藤敦司氏に師事、10年間学んで
いる。前橋マンドリン楽団朗読担当、群馬・国語教育を語る会、群
馬声とことばの会、東京国語教育探究の会に参加。
共著:
『言語技術教育研究1』(さくら社)
『論理的思考を鍛える国語科授業方略』(溪水社)
『表現力を鍛える対話の授業』(明治図書)
『文学・説明文の授業展開全単元』シリーズ(学事出版)
『国語の力「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の言語
活動』(三省堂) 等
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【関田聖和 先生】
兵庫県神戸市内公立小学校教諭。「授業道場野口塾」神戸事務局。
教材・授業 開発研究所等,多数の研究グループに参加。「楽習」
教
材開発と「楽書き」の取組を中心に据え,マイ電子黒板を片手に教
師修業を積んでいる。特別支援教育士(S.E.N.S)としても活動中。
現在,学びの場.comで,「教育つれづれ日誌」を連載中。
共著:
『授業力の開発』シリーズ(明治図書)
『チャレンジ!クイズ王101』シリーズ(ほるぷ出版)
『元気になっちゃう!算数(1・2年)』(学事出版)
『授業づくりの成功法則』シリーズ(明治図書)
『誰でもトップレベルの授業ができるDVD+BOOK』(さくら社)
『100人の先生が選んだこども古典』(ほるぷ出版)
等,多数の書籍の執筆に関わっている。
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【竹 村和浩 先生】
石川県金沢市出身。TLL言語研究所代表。東京都立高校英語科教
諭を経て独立。
英語教育コンサルタントとして活動中。ビジネスブレークスルー大
学英語専任講師、東京都内公立中学校講師。陸自幹部学校、㈱アル
ク他、企業研修講師等を務める。
著書:
『やり直し英語から始めるビジネス英語3ヶ月トレーニング』
(NHK出版)
『図解入門ビジネス・中学英語の基本と仕組みがよ~く分かる本』
(秀和システム)
『図解・英語脳のつくり方』(PHP研究所)
共著:
『トータル・イングリッシュ』(大阪大学出版会)
『英字新聞・日経ウィークリー活用法』(大学教育出 版)
『100人の先生が選んだ こども古典』(ほるぷ出版)
他、著作多数
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【松澤正仁 先生】
愛媛県内公立小学校長。宇和島教育サークル事務局。
野口先生から「進みつつある教師のみ人を教える権利あり」を知り、
座右の銘にしている。現在の最大関心事は、野口実践の追求と継承
である。
著書(編著):
国語科で育てる新しい学力2『論理的な表現力の育成』(明治図書)
野口芳宏編・解説 宇和島教育サークル著
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【照井孝司 先生】
岩手県内公立小学校校長。野口芳宏先生を師と仰ぎ、「わかる・で
きる」国語の授業、学級経営家庭教育について研究と研修を積み重
ねている。日本言語技術教育学会会員、せせらぎ国語教室主宰、べ
ごっこサークル代表。
著書 共著:
『基礎技能を鍛える作文ワーク』(明治図書)
『学級担任の気くばり・目くばり』(明治図書)
『子どもの「学習計画づくり」支援のコツ』(明治図書)
『せせらぎ国語教室 第1~13集』(私家版)
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【山中伸之 先生】
栃木県内公立小学校教諭。野口芳宏先生に師事し、国語教育、道徳
教育、学級経営について実践・研究を続けている。実感道徳研究会
会長、日本群読教育の会常任委員 他。
著書:
『できる教師のすごい習慣』(学陽書房)
『カンタン楽しい!運動会種目77 』(学陽書房)
『「聴解力」を鍛える三段階指導―「聴く子」は必ず伸びる』(明
治図書)
『返事・挨拶の上手な子に育てる10のポイント50の技術』(ひまわ
り社)
『できる教師のどこでも読書術』 (さくら社)
『できる教師の叱り方・ほめ方の極意』(学陽書房)
他、単著、共著、編著多数
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まずは,出発前にほるぷ出版に寄りました。私の担当をしてくださっている方とあれこれ話し,新しい本を1つやってみる方向で話しが進みました。まだ,本決まりではありませんが,形になるようにあれこれ進めていきます。
道中は,『なぜ勉強させるのか?』(諏訪哲二),『間違えだらけの教育論』(諏訪哲二)を読みました。
子どもが変わった時点を「産業」「消費」と分けているのですが,小学校で教鞭を執っていた私にはピンと来ません。高校生はそうなのだろうと思うのですが,小学生相手だった私には,実感として伝わってきません。「変わる」 要因として,小学生には「産業」や「消費」はちょっと遠すぎるからです。
そういうズレを感じる所もありますが,両書とも面白いです。自前の教育論とか,教育哲学を構築したい先生は,諏訪氏の本を1冊読んでおくことも良いと思います。
新幹線の中は,退屈せずにすみました。
そうして,野口塾in津軽。ここに『行儀作法の教科書』(岩波ジュニア新書)を5冊持っていきました。工藤先生が机を用意してくださったので,本を並べました。セミナーが終了する頃には,5冊とも完売でした。何もCMをしなかったのですが,お買い求めいただけました。
きっと,「しつけ」とか「作法」とかが,先生方の日々の指導場面で大切になってきているのだろうなと思った次第です。
懇親会では,野口先生が「公私の分数」がとても分かりやすいと,お話し下さいました。何とはなくですが,野口先生のお役に立っていそうで良かったと思いました。