Monthly Archives: 12月 2013

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勉強嫌いの子が休み時間もソフトをやっていました!その上・・・

22日は神戸へ行くのですが,その前日は,野口先生と一献傾けることになりました。
中嶋先生も御一緒となるので,楽しい一時になりそうです。
現地で電話して合流という大変アバウトな集まり方になりそうです。

b8502最近とどいたメールです。
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特別支援を要する子に、「4年生面積」で学習させました。
かなり反抗的な子で、「勉強なんかいらん」と言っていたのに、ソフトを見せると、食いついてきました。
休み時間になっても止めようとしません。
やはり、すごいソフトだと思いました。
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特別支援を要するお子さんが,休み時間になっても算数を勉強していたのです。
それも,勉強なんかしない!と断言していた子です。

こういう姿を知ると,つくづく思います。
元々算数が嫌いという子はいない。
たまたま,わかりにくい算数が続いて,嫌いになっているだけ。
その嫌いが続いていたので,まるで生まれつきの嫌いという錯覚を起こしているだけ。

算数はソフトという形で示されると,とっても面白くなります。
はまってしまうと好きが持続し,子どもの学びの姿勢に変化が出てきます。
このお子さんの場合は,ソフトをやり始めて3日目に,大きな変化が出ました。

作文が大嫌いで,一度も原稿用紙に文を書いたことがなかった子でした。
それが,ソフト3日目に,なんと作文を他の子と同じように書き始めたのです。

クラウドでまた一人のお子さんが救われました。
とっても嬉しいです。

野口先生の研究会の方々と多田元樹校長先生のお祝いの会を開きました!

木更津技法研という教育研究会があります。主催は野口芳宏先生です。
この研究会の立ち上げの立役者だった多田元樹校長先生が,県の教育功労賞を受賞されました。
県の功労賞ですから,おいそれとはいただけません。
そこで,野口先生がお祝いの会を・・・と発起してくださり,私も参加させていただきました。

技法研のメンバーが多数集まっていて,とても居心地が良かったです。
全体の親分的立場で語っているのは,あの横田経一郎先生です。
現役の指導主事の先生方も多数参加しています。
なかなかヘビーな方々の集まりですが,懇意にしていただいているので,祝賀会全体がとっても楽しかったです。

会の前後は,個人的な話しをしていたのですが,平野先生と妙に意気投合し,面白い本を作ろうかということになりました。
この先,時々あって打ち合わせなどをしていくことになると思いますが,私とマンツーマンでは私に飲み込まれてしまいますので,若い人を何人か仲間に入れて,平野先生をリーダーとするチームで進もうと,そんなことを話した気がしています。

チームといえば,「三人寄れば文殊の知恵」です。
この言葉の後に,実はあと4文字続くことをご存じの方,いらっしゃいますか。
これが,私の祝辞の内容です。
「三人寄れば文殊の知恵というが」が正解です。
この意味を教えてくれたのが,多田校長先生です。

今から15年ほど前,多田先生は私を由緒ある『視聴覚教育』誌に関わるプロジェクトに誘ってくださいました。
その頃,この雑誌に多田先生が長期連載をしていました。
その時の論文のテーマに「三人寄れば文殊の知恵というが」があったのです。
この内容が実に素晴らしく,祝賀の席で横田先生に全文朗読をしていただきました。

「力のない人間が集まったチィームは,たいした仕事もしないくせに,不平不満や人の悪口ばかり言っているのが常である」
「より良い結果が得られるのは,一人だけでも良い仕事ができる力を持った人間が集まったときである」
集まってくださった先生方には,多田先生の書かれた「一人だけでも良い仕事ができる」ような,上を目指す人間として,チームを組める人になって欲しいと思った次第です。

木更津は若い先生方の学びの熱が高まっているとのことです。
年明けからは,木更津に少し足を運ぶ回数を少し増やしたいと思いました。
何か,面白いことが起こりそうな予感がしています。

クラウドのトライアル版ができました!

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算数ソフトのクラウドに,トライアル版ができました。
お使いのPCで問題なく動くかどうかを試すために,作りました。これを購入〈無料〉していただいて,問題なく動けば,正規のクラウドもきちんと動きます。

トライアル版を購入して,アイコンから起動すると,正規版と同じ目次画面が出てきます。
よく見ると,★印がついています。
トライアル版は,★印がついたソフトを動かすことができますが,他のソフトは動きません。

★印のソフトを動かして,いい感じに動いていたら,正規版も同じように動きます。
嬉しいですね。
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今月の22日(土)は神戸でお話しをしてきます。野口塾の一こまです。
私のテーマは「学習ゲームと算数ソフトの授業」です。楽しい一時になりそうです。

1年生のひき算(2)のソフト1本。クラウドにアップしました!面白いですよ。

8590_4001年生のひき算(2)の学習で出てくる虫食い算です。

普通の式は答えを求めます。
そういう答え方をずっと学んできたところに,式のどこかを問う問題が出てくると,戸惑う子も出てきます。
でも,大丈夫です。
このソフトはそういう戸惑いがあっても,それを乗り越えていけるような楽しさ・面白さがあるからです。

ピンクの数をクリックすると,忍者の位置まで飛んでいきます。オーッと思ったころには,忍者のところにたどり着き,あっていたら,そこに数字が入り,外していたらピンクの数は元の位置に戻ります。

ほんの一瞬の出来事なので,間違えていたらすぐに他の数をクリックしたくなります。
いくつかクリックすると,だれでも必ず正答できます。
正答した時の式を見れば,その仕組みが何となくわかってきます。
一度,正答すると,自分なりに思い付いた考え方で正しくできるかどうか,試したくなり,もう一問やることになります。
やって,合っていたら,やっぱりと確信が持てるようになり,嬉しくなって,もう一問やることになります。

あっという間に,何問もやってしまい,気がつくと,誰に教わるわけではないのですが,虫食い算が分かるようになってしまいます。
そうして,ひき算の問題や,たし算・ひき算がランダムに出る問題もチャレンジしている状態になります。

教室でこれを使ったら,かなり燃えて学習する子が出てくるように思います。
楽しい算数の時間になりますね。

このソフト,クラウドにアップしました。クラウドをご利用の先生,休み時間などにチャレンジさせてみてください。

入学前の子が,2年生のひき算をできるようになっています!(2)

中嶋先生のフェイスブックに,お子さんとの取り組みに関することが載っていました。
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横山 験也先生の「算数ソフト」 https://store.sakura-sha.jp/ を息子と楽しんでいます。
息子は、現在6歳になったばかり。来年の4月に小学校に入学します。
その息子は、現在3桁の足し算引き算が、ほぼ暗算でできるようになってしまいました。
私と息子のソフトの楽しみ方(勉強の仕方)は、思い出しながら詳しく書いていくつもりなので、今回は書きませんが、その効果に、驚いています。
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入学前のお子さんが,ソフトを使って,3桁のたし算ひき算をできるようになったのです。
しかも,ほぼ暗算だそうです。
すごいとしか言いようがありません。

こういう成果を,中嶋家だけの特別なことと考えるか,もしかしたら,前向きな御家庭ならどこでも起こりえることととらえるかで,未来が大きく違ってくると思っています。
わたしは,後者になって欲しいと願っています。
そのために必要なことも,中嶋先生は書かれていました。
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息子とソフトを使うとき、心掛けていることは、「間違えても口を出さない(説明しない)、できたときにだけ、ほめる」ことです。
何せ、間違えたときに、口を出そうとしても、息子はすぐに次の問題にクリックして進んでしまうので、説明する間がありません。
できたときは、嬉しそうにこちらを見るので、「すごい!」と言ってあげることしかできないのです。
これを繰り返しているうちに、どんどん、学習が進んでしまいました。
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「できたときに褒め,できなかったときは黙っている」
これが秘訣となっています。
この程度の秘訣なら,誰でもできます。
ありがたい秘訣です。

入学前のお子さんをお持ちのパパママ,今からでもすこし算数ソフトをお子さんと一緒にやってみてはいかがでしょう。

入学前の子が,2年生のひき算をできるようになっています!

秋が深まった頃から,中嶋先生とお話をする機会が増えています。
先日の奈良の野口塾が終わった後も,宿で中嶋先生とミーティングをしました。
最近の話題の中心は,中嶋先生のお子さんの目覚ましい算数力アップです。

入学前の年齢なのですが,算数ソフトで勉強を初めてわずか4ヶ月で,2年生のひき算をほぼマスターしつつあります。
今度の春に入学するので,まだ文字が読めません。
問題文が読めなくても,何度もクリックをして,出てきた絵と数を見ている内に,1桁のたし算をマスターし,1桁のひき算をマスターし・・・・と,どんどん進んでいったのです。
そうして,4ヶ月。なんと,3桁-2桁がほぼできるようになったそうです。

猛烈に教え込んだのではと思えてきますが,教え込んだのではなく,お子さんの方が算数をやりたがっているのです。
お父さんは,やり過ぎてしまうので,時間が来たら止めさせるようにしていたほどなのです。

算数ソフトを使ってパパママが教えるときには,3つの柱を守るとよいそうです。

1, 見せるソフトは親が決める
2, 答えがあっていたら,「すごい!」「できる!」など,「私はやればできる人なんだ」という人間形成をする方向でほめ言葉をかける。逆に間違えたときは何も言わない。自然とどうしてそうなのかと考え始めるので,それを待つ。
3, やりすぎないように,終わるときにはスパッと止めさせる。

1日,だいたい15分ぐらいだそうです。
ある時は車の中で,ある時はお父さんの書斎で・・・と,やっているそうです。

こんな素晴らしいことが,奈良県の御家庭でおきました。
ということは,似たように取り組んだら,他の地域でも同じような成果が出る可能性が濃厚ということです。
入学前のお子さんをお持ちのパパママには朗報ですね。
うれしいです!

今日も中嶋家では,算数クラウドを使って15分ほど勉強しました。