Monthly Archives: 1月 2017

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読売新聞に宇佐美先生

さくら社に出社したら、新聞の切り抜きがあり、「宇佐美先生のお名前が・・・」と、話題沸騰しました。
本日、18日(水)の読売新聞、朝刊に宇佐美先生のお名前が出ていたのです。
「学ぶ育む」のコーナーで、記事のタイトルは「新指導要領こなせる?」です。
筆者は読売新聞の教育部長、丸山謙一氏です。
早速読み、オオッと声を上げてしまいました。
非常によい内容で、大いに勉強になりました。
読売新聞を購読されている皆さん、ぜひ、お読みになって下さい。

マスコミと言えば、先日の日曜の朝、何気にテレビを付けたらNHKニュースをやっていました。
付けた瞬間は画面をよく見ているようで、後ろ姿が明石先生によく似た人が目に飛び込み、おやっと思いそのまま見ていたら、お顔が写り、やはり明石先生でした。
コメントなどは終わっていたようで、お言葉を拝聴できませんでしたが、朝からテンションが上がりました。

そうして、今日はJICAへ行ってきました。
外務省の方も出席して下さった中、報告会が無事終了しました。
次につながるたくさんのアドバイスをいただくことができ、大いに勉強になった次第です。

宇佐美先生の講演会は、2月11日です。
『議論を逃げるな――教育とは日本語――』刊行記念 宇佐美寛先生講演会
皆さんの御参加をお待ちしています。
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アフリカから嬉しい便り

今週の土曜は「チーム算数」です。
その後、すぐに「SG会」です。
来週の土曜日は、丸岡先生とお茶します。
そうして、2月11日の土曜日は、宇佐美寛先生の講演会です。
『議論を逃げるな――教育とは日本語――』刊行記念 宇佐美寛先生講演会
です。
楽しみです。
その次の土曜日、2月18日は、深澤久先生の企画する「主張ある道徳授業を創る」セミナーです。
野口塾in木更津も2月中にあると思ったのですが、詳しい日時を控えていません。
なんだかんだと、土曜日は楽しいイベントの連続となっています。

そんな中、アフリカから嬉しい便りが届いています。
詳しいことは書けませんが、ルワンダ政府筋の大きな会議で算数ソフトが紹介されるかも知れないとのことです。
ありがたいですね。

こういうたより一つ一つに、夢が広がります。
日本より厳しい状況の子供達の算数力を向上させられたら、国家百年の計に協力したことになります。
「こんな素晴らしいことが少しずつですが、着実に進んでいるんだ!」と強く感じています。

※写真はルワンダの交差点です。ちょっと、算数が見えています。
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宇佐美先生の『議論を逃げるな――教育とは日本語――』は23日の発売です。
こちらも楽しみです。
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野口塾と実感道徳

実に楽しい2日間でした。
土曜は野口塾(相模原)、日曜は実感道徳。
野口先生のお話は重く深く味わい深く、実に大きな学びとなっています。
同様に、山中先生の話も素晴らしいです。とにかく聞き惚れてしまいます。特に今回は、「1つのこと」という柱が出て、「なるほど!」「そうなのだ!」と強く思った次第です。
もちろん、他の先生方の話も中身が濃く、最近の野口塾はどの講座をとっても凄い内容になったと感じています。

私は、「あとかくしの雪」で「道徳読み」を行いました。
話が終わったら、平河先生がササッと来られて、文科省の・・・をきちんと行え、「これは良い」とお言葉をいただきました。
そうなのかと思いつつ、平河先生の一つの考えとして、しかるべき場で話していただけると嬉しいということを話しました。

私の話の最後に、5月か6月の野口塾ビギナーズで、「ブランコ乗りとピエロ」を扱う予定であることを話しました。
「ブランコ乗りとピエロ」については、昨年、城ケ崎先生と論会で1時間以上も語り合ったことがあります。
この教材は、少々変わっている面白い教材です。

ふと今、今週末の「チーム算数」で、この「ブランコ乗りとピエロ」を扱おうと思いました。
そう思ったのも、メンバーの薮田先生が、長年温めてきている「家訓」について、レジュメを会場に持ってきていたからです。
読む時間がなかったのですが、今、手にして、「骨太!」と感じます。
しっかり熟成させると、重みのある道徳指導の大きな一つの姿になります。
その場で、薮田先生には『日本書紀』(岩波文庫)の1巻、神武天皇のところを読むように話しました。
「ブランコ乗りとピエロ」「家訓」「日本書紀」は、いい感じつながっています。
そのつながりは、高学年以上の道徳の核心です。

当たり前のことですが、道徳はまず学問として学ぶことです。
その第一歩は、何といっても『論語』です。
日めくり論語を教卓の上に置いて、道徳という善玉菌を教室にジワーっと広げましょう。
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『海軍』

◆宇佐美寛先生の新刊、『議論を逃げるな――教育とは日本語――』の発売は23日です。
アマゾンで予約ができます。

講演会は、2月11日です。
『議論を逃げるな――教育とは日本語――』刊行記念 宇佐美寛先生講演会
です。

本作りと、講演会開催で、宇佐美先生と電話や手紙で交信をしています。
その中で、獅子文六の『海軍』がでてきました。

宇佐美先生が示された本を、とにかく紹介して欲しいという熱心な先生がいらっしゃいます。臼井先生です。
今日、臼井先生とフェイスブックでメッセージ交換をしたので、『海軍』をお伝えしました。
臼井先生は、本を熱心に読む先生です。
素晴らしいですね。

◆論語ファンの先生のために、一つ御紹介しましょう。
『中国聖賢のことば』です。
この本は訳がいいと別の論語の本に紹介されていました。
読んでみると、実際いいです。
論語や孟子、老子などが載っていますが、丸ごと全部載っているわけではありません。
著者がここは良いなと思ったところが選ばれて載っています。
気軽に読める本です。

小学生向けの論語と言えば、日めくり論語ですね。
教卓の上へ置き、毎日、日直と一緒に唱和していると、道徳という善玉菌が教室にジワーッと広がります。
道徳は、繰り返すことで子供達の心に染みていきます。
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新春の市会

◆新年の市会です。
毎年、ブースを出しています。
今年は展示の方法に少し工夫を凝らしました。

『子どもが夢中で手を挙げる 外国語活動』を、ドーンと目立つようにしています。
ノートパソコンも2台用意し、ソフト内容をその場で見ることができるようにしました。

「いつかは英語人。いつの間にか英語人。」そんな子供達のいる教室になってしまいそうで、嬉しいですね。

この会の主催は、日教販で、会場には、全国にある教販の方々、書店の方々、出版社の方々など、総勢600~800人ぐらいの方々が集まったのではないかと思います。

ですので、たくさんの方がブースに訪れてくれ、商品の話をたくさんすることができました。

今年は良い感じで進みそうな予感が、この場でもしました。
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◆易経の「繋辞上伝」に載っている易と簡について記されている部分を読み返しました。
相変わらず、いいですね。その通りです。

易経を表したのは伏羲(ふっき・ふくぎ)で、生きていたのは紀元前3350年~3040年(ウィキペディア)となっています。
今から5000年以上も前の人が表したのですから、凄いとしか言いようがありません。

「易簡にして天下の理得たり」
道徳の研究はここが大切なのです。
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「Today’s schedule.」ソフトは面白い!

◆次回のSG会は21日(土)です。
課題図書は、『キリンビール高知支店の奇跡』。
本は届いていますが、まだ、読んでいません。
どんな話が書いてあるのでしょう。
それは、読んでからのお楽しみですね。
明石先生が選んだ本ですから、きっと、グッと来る内容がちらばまっていると思います。

同じ日の午後に、チーム算数を開催します。

ですので、この日は、「チーム算数」→「SG会」という流れとなります。

◆この英語ソフトは、3月に発売となる『子どもが夢中で手を挙げる 外国語活動』の第3巻の5本目のソフトです。
「Today’s schedule.」の学習で使えるソフトです。

「ALIGNMENT(整列)」ボタンをクリックすると、亀が動き出し、時間割表の中に整然と収まります。
それを見て、国語は何時間目なのか、理科は何時間目なのかを英語で答えます。

亀の動きが面白いので、ついつい、何度もやってしまいます。
そのたびに、「Today’s schedule.」と発音されるので、自然と子供達も同じ発音をしてしまいます。

このソフト、実は、元々のエンジンは算数ソフトの1年生の「なんばんめ」のソフトです。
上から何番目? 下からな何番目?と言うソフトがあり、それを改良した物です。

元々あるソフトを改良するのですから、チョイチョイで作れてしまうのだろうと思えるのですが、実際には結構大変です。
元々のプログラムの解析からスタートするので、そこで時間を取られます。
次に、それの修正プログラムを考えます。
これがややこしいのです。
「ああ、もうダメ!」となってしまうと、結局は一から作り直します。
案外、その方が早いことがあります。

何というか、「汗の量」と「ソフトの仕上がり」は、ほとんど比例しません。
すごーく時間がかかっても、今一レベルのソフトと感じることもあります。

『男はつらいよ』の映画で、「目方で男が売れるなら、こんな苦労もかけまいに」とありましたが、まさに、その通りです。
体重と報酬は比例しないのです。

ソフト開発も、同様で、汗の量と成果とは因果関係で結ばれていません。
それを、汗の量で成果が変わってくると思ってしまうと、ジワリジワリとストレスがたまってきます。
因果関係とは関係なく、良い物を作りたいという一念で作るから、自然と汗の量を度外視して取りかかれるのです。
「Today’s schedule.」のソフトは、良い仕上がりになっています。

発売はまだもう少し先です。
今、しばらくお待ち下さい。
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