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日めくり論語『教室論語』

b8090今日の日めくり論語『教室論語』は,右です。
「忠告」の元になった孔子の言葉です。

子貢が孔子に「友達って何ですかね」とたずねました。
すると,孔子は「それはね,悪い道に入っていると分かった時に,誠実な気持ちから,『それはダメだよ。善い道を歩もうよ』と言える人だよ」と答えました。

誠実な心,相手を思うまっすぐな心,そういう気持ちから出てくる注意の言葉,それを言えるからこそ友達なのです。

私の友達も,私同様に年齢を重ねています。
年齢は,人を次第に善人にします。
ですので,あまり妙な方向に走っている人がいません。
忠告をする相手がいないのは,実にありがたいです。
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教室の教卓の上に,この日めくり論語を置いてみてはいかがでしょう。
日めくりで出てきた言葉を,みんなで唱和して・・・。
善人への道が書かれているので,じんわりと学級経営に染みていきます。

退職をされた先生も,ぜひ,ゆったりした時間を論語と共に過ごしてみてはいかがでしょう。
私は時々読み返すようにしています。読むだけですが,充実感に包まれてきます。
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