PHPから出している『小学生の行儀作法』が5刷りになるそうです。
生協だけの販売なのですが,なかなかよく検討しています。
「作法」の基本は,やっぱりなんと言っても「姿勢」です。
特に,いすに座ったときの姿勢です。
いすに座って,姿勢を良くすると,背もたれから背中が離れます。
「自分の上体を自分で支えている」状態になります。
この姿,実に凜として格好良いです。
逆に,背もたれにもたれた姿。
自分を自分で支えられない姿です。
それがずっと続くのは,すっごく格好わるいです。
姿勢は,時代劇を見ていると面白いです。
主役は,キチッとした良い姿勢をしています。
主役の仲間は,正義の心を持っていますが,体が今一歩です。
悪役は,体が斜めになりやすいです。
時代劇は役作りをし,演じられている姿です。
「作られている姿」なので,そこには強調が入り込みます。
「主役=格好良い=姿勢正しい」と強く結びついてきます。
良い姿勢はやっぱり格好良いのです。
この夏は,幼稚園の先生,小学校の先生に作法の話をしてきました。
今週末の広島県福山市で開催される「第22学 教師力向上セミナー」でも,作法の話をします。
そうして,立志舎さんプロジェクトで,8月末に「神社」で作法の話をしてきます。
「神社」というのは,人々の集うところです。
神様もいる集いの場です。
良いことを指向するのが,当たり前の場なのです。
神社で作法の勉強ができる子は,良いですね。
スクーの第2回目,途中で音声が切れてしまいました。
せっかくのお休みの日に視聴してくれていた皆さんには,大変ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ありません。
なんとか,再放送できるようにと思っていますが,原因がつかめず,どうしたものかと思っています。
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昔,『ケンチャコ大冒険』で一緒に仕事をした,元NECインターチャネル社の大宮氏と一献傾けました。
大宮氏の友人のIT企業の社長さん,お二人も同席です。
わいわいと語らいました。
意外だったのは,ゴジラや映画などの話が次々に飛び交ったことです。
私は算数の話をしました。
その一つは,分数のわり算の話です。
たとえば,「÷1/3」はひっくり返してかければ答えが出ます。
でも,「それってどういう意味なの?」と問われると,大方の人が答えられません。
しかも,簡潔に「こういうこと!」と答えるとなると,さらに厳しいです。
知る人ぞ知る世界に近いです。
こんな風に話せたのも,私のことを「算数の先生」と大宮氏がとらえてくれていたおかげです。
私も算数の話をしやすかったです。
あっという間に時間がたちました。
これから先,一緒に何かやって行きましょうと語らいつつ,別れました。
心地よいひとときでした。
大分県の幼稚園の先生方に算数ソフトをいくつかご覧いただきました。
その中のいくつかは,初公開のソフトがありました。
右のソフトもその一つです。
11~20までの数に慣れ親しんでもらうソフトです。
カードが縦に並んでいます。
「18まい」と書いてある所に,ラッパのマークがあります。
これをクリックしたら,会場が爆笑でした。
同時に,「納得!」でした。
その後で,少し解説をしました。
解説はさらっとしていますが,算数の根っこの部分を含んでいるので,幼稚園の先生方もなるほどという感じで聞いてくださいました。
このソフトも,クラウドで使えるように,検討中です。
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土曜日は,東京で開催される野口塾に参加してきます。
私は,「作法の教育」をお話しします。
話の流れに寄りますが,ちょっと変わった話ができるかもしれません。
・喜びの拍手のすすめ
・正しい怨みのはらし方
この話を聞いたからと言って,何か大きな変化が生じるかというとは,そういうことは起こりません。
ただ,知っていると,なんか良い感じになります。
知ってて良かったと思える日も来るかもしれません。
そういう話です。
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「第3回 事前学習法説明会 in 千葉」が開催されました。
東京の藪田先生,同じく東京の上澤先生。
説明したのは,私です。
説明を少ししただけで,お二人とも,やる気が高まりました。
特に,上澤先生のエピソード「蟻のえき」を聞いたときには,びっくり仰天×20ぐらいでした。
満塁大ホームラン的重みのある内容です。
きっと,上澤先生は,折に触れ,この蟻のエピソードを語ってくれると思います。
その語りが,教育の歴史を一歩前進去ることになります。
年度内に東京で「事前学習法セミナー」が開催される予定です。
もちろん,この二人がメイン講師です。
二人とも,急速に成長すると,私は思っています。
「事前学習法」は,当面,国語と算数で研究が進みます。
算数は,算数ソフトを大いに活用します。これ以外に,子ども達を今より急速にのばす方法は,まず難しいと思った方が良いです。
国語は,この夏にみっちりと研究が進みます。それを,2学期に実践し,1学期とどの程度差ができるか,見ていきます。
国語に関しては,参考程度ですが,『自由自在』など,小学生が使う国語の分厚い参考書を見ておくように話しました。
夏休み中に,10日間ほど,毎日ポイントの所を繰り返して読むと,一気に文法が頭の中に整理されて入ってきます。
秋の終わり頃から,冬,早春ごろまでが,第1次の勝負どころです。
算数と国語の両方で大きな成果を出し,次につなげたいと思っています。
今日の説明会で,『事前学習法」の東京が立ち上がりました。
これで,大阪・奈良・青森・東京と,4地域で「事前学習法」の研究が進みます。
大きな枠組みしかない研究ですので,創意工夫が次第に見えてきて,研究はすればするほど面白くなっていくと思っています。
さきざき,楽しみです!!
大分の古城校長先生のお計らいで,たくさんの幼稚園の先生方の前でお話をすることができました。
前日に,古城校長先生と一献傾けました。
幼稚園の工藤先生,是永先生,芦刈先生もご一緒で,ディズニーランドや赤ちょうちんなど,あれこれ楽しい話題で盛り上がりました。
途中,工藤先生を中心とした幼稚園での実践談に耳を傾けました。小学校とは視点がちがい,大いに勉強になった次第です。
当日は,「幼児期に必要な算数の概念と礼儀作法」の話をしました。
算数では,「指折り数える」ことを幼稚園の先生もご指導されていますが,この中に「習慣は第二の天性」という大事な要素が含まれていることを話しましました。
実際に指を折ってもらい,先生方が会得している「第二の天性」を体感していただきました。
かなり,高いレベルで納得をしてくださっていました。
こういう「第二の天性」が連続的に起こっているのが算数なのです。
そういう大きな流れのところまではお話ししたかったのですが,それには具体をもっと出さないとならず,とてもそこまでは語れませんでした。「第二の天性」というのは,見方を変えると「否定の否定」となります。
また,算数の力の分かれ目は,「数詞・数唱・物」の3つを同時に示せるかどうかにかかっていることを話しました。
この考え方は,算数ソフトという新しい教材の出現により,かなり明確になったところです。
途中から,作法の話をしました。
割り箸を使って,箸の取り方・置き方をやったら,9割ぐらいの先生がきちんとできていて,こちらがびっくりしました。
幼稚園の先生は,基本的作法の達人集団と感じた次第です。
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壇上から先生方を見ていて,さすがだなぁと思ったのは,メモをどんどんとっていることでした。
後で,古城校長先生に聞いたら,エプロンのポケットにはメモ帳が入っていて,そこに随時メモをとるのが,大分の幼稚園の先生方なのだそうです。
平素のメモ力が,こういう場でも自然と出ているのだそうで,この気風に脱帽しました。
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是永先生が,車に温泉グッズを入れていると言っていたのが印象的で,当日の控え室でそんなことを話したら,「私も入れている」と言われ,これまた驚きました。
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工藤先生から聞いた「しんけん」という大分方言。「しんけん雨が降っている」と使います。「たくさん」と意味だそうで,それを公演中に話を交えたら,「そうです」という雰囲気になりました。「しんけん驚きました」となりました。
火曜日に大分県の幼稚園の先生方の研修会があり,そこでお話をしてきます。
「県幼会夏期講習会」と呼ばれている研修会で,県内の国公立幼稚園の先生方を中心に100名以上が集まります。
私の演題は,「幼児期に必要な算数の概念と礼儀作法」です。
演題通り,算数から入り,作法で終わる予定です。
今日は,その準備をしていました。
算数では算数ソフトを使います。
作法では,割り箸を使う予定です。
当日,私はステージの上で話すそうです。
得意の机間巡視ができません。
スクーのように,淡々と話し進める感じになりそうです。
材料がそろっていると,淡々と話しても,机間巡視をしても,どっちでも楽しい雰囲気になります。
夏の暑さを吹き飛ばす,講習会になればと願っています。
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スクーですが,「横山験也の算数の授業 第2回」に,「受けたい!」をクリックした方が,42名になっています。
ありがたいです。
1回目もなかなか面白かったですが,2回目もかなり良い感じになると思っています。
27日(日)の午後11時,お時間のある先生,ネットでご覧ください。無料です。
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話は変わりますが,宇佐美寛先生の『私の作文教育』がアマゾンですごいです。
今見たら,1365位でした。
表紙もすごいですが,中身はもっとすごいです。
宇佐美先生の『私の作文教育』が,御茶ノ水駅近くにある「日本製紙グループ お茶の水ペーパーギャラリー」に展示されました。
夏休み中に,行ってみたいと思っています。
『私の作文教育』,8月2日の『道徳のチカラ』のイベントでも販売になる予定です。
この夏は,宇佐美先生と共に熱くなりそうです!
まだの先生,是非お読みください。