3年生のTTを担当している,A先生からびっくりニュースが届きました。
市販テストの算数,1学期,「全単元,全員100点!」だったそうです。
この先生,20代の先生です。
20代でも算数ソフトを使いこなすと,こういうことも起こりえるのですね。
こういうすばらしい成果でてくると,その次には,「A式_指導法」を知りたいと思う人が出てきます。
A先生の通りにはできませんが,大筋のやり方がわかれば,どの子も90点はとれるよね,というぐらいの指導法だったら,知りたくなりますよね。
算数ソフトをこう使えば,誰でも簡単に学力をアップできる!
そんな指導法が誕生すると,その先は,ミラクルな世界へとつながります。
A先生は,きっと,このミラクルな世界までいっしょに突き進むのかもしれないと思っています。
ところで,A先生。8月2日(土),広島の福山市で「第22学 教師力向上セミナー」に参加します。
こくちーずには,申し込みした人が3名とでています。
3人中の1人が,A先生だったのです。
この熱意!実に,感動的です。
広島の夜,A先生にミラクルな世界をちょっと語ろうかと思います。
算数ソフトを使って,成果を上げている先生。
もし,広島が近ければ,ぜひセミナーにお越しください。
そうして,先生の成果や,ソフトの指導法を聴かせてください。
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この頃,算数ソフトに関連した嬉しいプロジェクトが続々と企画されています。
それが大きな流れになったら,その嬉しい影響が,「ICT算数研究会」や「事前学習法研究会」に波及していくものと思っています。
この夏,ちょっと嬉しい交流があります。
児童英語の巨匠,久埜百合先生とお会いして,あれこれお話することになったのです。
まだ,日取りは決まっていませんが,大御所とお会いできるのですから,ありがたいです。
久埜先生とは,現役の終わり頃に知り合いました。
当時,小学校にコンピュータルームが設置され,私はその主任をしていました。
役割上,いろいろなソフトを見ましたが,そんな中に,面白くてなるほどと思える英語のソフトがありました。
どんな先生が作っているのかとパッケージを見たら,そこにお写真付きで写っていたのが久埜先生です。
「この先生は,子どもを導くプロだな」と思い,一度,会ってみたいと思っていました。
そうしたら,そのソフトメーカーのA氏が,「私,知っていますよ。久埜先生のご自宅のメール設定をしました」というのです。
それなら・・・ということで,交流が始まりました。
その後,NHK教育のえいごリアンやでき学セミナーなどで交流させていただき,それからしばらく,ご無沙汰をしていました。
再び,A氏が久埜先生とのセッティングをしてくれ,この夏にお会いできることになりました。
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現役最後の頃のコンピュータといえば,外せないのがNECインターチャネル社です。
あの『ケンチャコ大冒険』を企画した会社です。
もう,この会社はありませんが,当時,社員だったO氏が,私の家から車で30分ぐらいの所に住んでいます。
さくら社を設立した頃から,時々,お会いしていました。
その流れで,O氏と元同僚の方と一緒に一献傾けましょうということになりました。
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ケンチャコといえば,昨日の会議で私の前に座っていた若者が,ケンチャコOBでした。
慶応大学のマスターを出て,今,勤めている会社のシステム構築を担当しています。
退職前のコンピュータ関連が,この夏,華やかに咲いている感じです。
掘り出し物があり,神田の古本屋へ行きました。
古本屋といっても,お店を開いてはいません。
普段は事務所なので,電話をしてから行くのがお約束になっています。
その古本屋に,明治7年のそろばんが入荷したので,それを見に行きました。
古本屋に入って,「以前,~~を購入した,横山です。その節は・・・」とご挨拶をしたら,覚えていてくれて,しばし,楽しく歓談しました。
目的のそろばんは,机の上に準備してくれていたので,すぐに拝見できました。
そろばんの入れ物が,箱でなく,紙袋でした。
箱に入ったそろばんは,時々,見かけます。
でも,紙のケースは始めてみました。
箱は残りやすいですが,紙は残りにくいのです。
これで,ポイントアップ!
ケースには,堂々たる筆運びで「関流」と記されています。
落書きもいっぱいありますが,これもポイントアップ!
関流は,江戸時代の和算の最大流派で,西洋の数学を一部超えるほどにまで発展した,日本の誇れる数学団体です。
中からそろばんを出すと,そろばんの材質がイマイチです。
もう少し良い材質を使ってほしいと思いましたが,イマイチの材質と言うことは,実用本位のそろばんだったということになります。そうは思いましたが,ちょっと減点です。
でも,よく考えると,私には木の材質を見る力がありません。何となく,イマイチと思っただけで,実際にはいい材質なのかもしれません。まあ,どちらでもいいですが・・・。
梁は見事です。書かれている文字が欠けることなく全部そろっていました。
ポイントアップです。
さらに,側面をよくよく見ると,そこに,かすれつつも「関氏」と墨で書かれています。
ポイントアップです。
これで,入れ物とそろばんが一致しました。
この手の物が次に私の目に触れるのは,ずいぶん先になるだろうと,そういうポイントもかさみ,購入することにしました。
いつものように,「お値引きしていただけますでしょうか」とお願いし,購入しました。
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帰りの電車で,『中国の数学』を読みつつ,楽しい気分になりました。そろばんについて書いてあるところを,偶然,読み進めたからです。
『中国の数学』は,家のどこかにあるはずなのですが,見つからず,改めて購入しました。
きっと何年かしたら,本棚に2冊並ぶと思います。
中学の奥田先生が数学のソフトを使って授業をされています。
その様子を教えていただきました。
それによると,先日行った授業では,授業の前半20分間で数学ソフトを見せたそうです。
そうしたら,予定していた授業の90%がすんでしまったそうです。
しかも,ソフトの操作は生徒に任せるという,とっても簡単な方法です。
使うタイミングを2回指示した他は,スムーズに進んだそうです。
右の画面が,奥田先生が使ったソフトです。
教えるのに,ちょっとややこしいところです。
そんなところなのですが,奥田学級では快適に学習が進みました。
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ソフト活用の名人,奥田先生の名言があります。
「ソフトの画面は記憶に残る」
この名言の背景をお話しします。
教材研究中に,不思議な現象に奥田先生は気がつきました。
A。教科書を先に見てから,ソフトを見る。
結果:ソフトを見ているときに,教科書の内容は思い出せない。
B。ソフトを見てから,教科書見る。
結果:教科書を見ているときに,ソフト画面が頭に浮かんでくる。
これが,「ソフトの画面は記憶に残る」の名言となりました。
今,「事前学習法」が盛り上がっています。
算数では,奥田先生のBタイプで授業をしたら,高いレベルで算数の内容が頭に残ることになります。
「事前学習法」の研究にも,奥田先生の成果は重要な働きをしてくれます。
実に,ありがたいです。
奥田先生は,授業で使ったプリントをネットにアップしてくれています。
関心のある先生,是非,ご覧ください。
ttp://www.geocities.jp/y_okkuu/2014/0715-3.pdf
また,コメントの入ったものは,↓にアップされています。
http://www.geocities.jp/y_okkuu/2008/teian/132.html
こちらは、20日に編集予定だそうです。
「事前学習法」 とっても熱いです!!
今日の夕方,青森の工藤先生と「第1回 事前学習法説明会 スカイプ」を開催しました。
およそ30分。
工藤先生は,瞬時に,メルヘン教材での大規模な実践を思い出し,私に熱く語ってくれました。
その実践は巨大な事前学習法です。
成果を問えば,自然とメルヘンの世界に入った作文が書けていたそうです。
まさに,しかり!です。
年末か来年,青森で「事前学習法セミナー」が開催されそうです。
30歳前後の若い先生が,しっかり考えた事前学習と,事中のようす・成果を語ってくれるでしょう。
聴いている先生も,いろいろと触発されると思います。
そうして,さっき,会長とFBメッセージ。
11月に大阪で「事前学習法セミナー」が開催されそうです。
東京の藪田先生と23日に「事前学習法説明会」を開催します。
東京でもセミナーが開催されるかもしれません。
20代,30代の若い先生が,極めて日本的な学習法である「事前学習法」の,成果の出た具体実践事例をたくさん生み出してくれます。教育文化に大貢献できます。ありがたいです。
算数では,中嶋先生が驚異的な成果を示してくれています。これも,後日,ご紹介します。
「事前学習法」に興味を持たれている先生,大阪の丸岡会長,阿部副会長他,実践を進めてくれる先生方にご注目ください。
8月2日(土) 「第22学 教師力向上セミナー 授業づくり今、むかし~ICTと作法・和算~」です。
算数ソフトの話に加え,今,盛り上がっている「事前学習法」についても,少しお話をします。
近場の先生,ぜひ,足をお運びください。
7月27日(日)は,スクーです。なんと,「受けたい!」が18になりました!
そうして,9月6日(土)は,教育の原点セミナーです。「国語科教育 原点から実践まで」です。
楽しみが一杯です。
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戦前の行儀作法を調べていくと,避けて通れないのが,奉安庫・奉安殿です。
御真影と教育勅語を奉りつつ安置しておく場所です。
関連本を読んでいると,奉安庫などの名前がでてくるので,保管庫があることはわります。
ですが,それがどんな風になっているのかは,活字からはわかりません。
奉安庫の他に,奉安殿というのもあり,ちょっと気になっていました。
そうしたら,偶発的に,ヤフーオークションに当時の記念絵はがきが出ていることを知り,早速,1つ落札しました。それが,この写真です。高等小学校の奉安殿です。
かなり大きいです。
屋根は切り妻。両サイドの千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)が,いかにも・・・という雰囲気です。
当時は,この前を通るときは一礼をしていました。神社の前でも一礼をしていました。
このような神聖とされる場所が,戦前の小学校には普通にありました。
今の学校には,このような神聖な場は無くなりました。
でも,家庭の神棚や仏壇が,そっとその神聖さを伝えてくれています。
家庭での神聖な場は,教育上,とても重要です。
核家族になり,御両親の力だけでは子育てが厳しくなりつつあります。
そんなとき,思わぬ力を発揮してくれるのが,神棚や仏壇なのです。
中嶋先生と,野口塾でこれに関連した話をしました。
学級経営の基本「天地人」の「天」です。
大事にしたいところです。