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小学館の『総合教育技術』5月号

b7706小学館の『総合教育技術』5月号の表紙をめくると,城ヶ崎滋雄先生の『教師の腕前診断–困ったに答えるが載っています。
本の脇で何やら語っているのは私です。

城ヶ崎先生とは,もう30年以上のおつきあいになります。
若い頃は,国語と体育を中心に研究していました。
それだけではどうにもならないあれこれがあることに気づき,今は人間関係研究を深めています。
今も「チーム算数」で教育について一緒に語らっていますが,城ヶ崎先生の話は普通の話と違って,ちょいと深いです。
今度の土曜日は,その「チーム算数」開催日です。
b7734どんな会話になるのでしょう。楽しみです。

この本,自己診断にもなりますし,いろいろな方法があることにも気づかされます。
幅を広げてみたいなと思われている先生に最適です。
若い先生にも是非読んでいただきたいです。
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旅の友に文庫3冊

b7743前田康裕先生の『まんがで知る教師の学び』がアマゾンの「学校教育」で1位になっていました。
嬉しいですね!!
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週末から,再びルワンダへ行くので,道中読む本を古本屋街で調達することにしました。

旅の友ですから,文庫本ぐらいがちょうど良いです。自分としては算数系のをと思っていたのですが,実際にお店に入ると気持ちが変わりますね。
背表紙を見ていると,ぴんと来るものがあります。それらを手に取り棚に戻すをくりかえし,算数1冊,論語1冊,神道1冊となりました。

b7709レジで代金を支払ったら,「3軒となりで・・・」と,ドリンク券を差し出されました。
本屋でも古本屋でも,こういうサービスは受けたことがないので,物珍し気にチケットを見ると有効期限があります。
最終日はルワンダから飛行機に乗る日のように思え,行くのは厳しそうですが,こういったサービスをしてくれる心意気を嬉しく思いました。

論語は家にある分厚いのを持って行く予定でしたが,文庫ですませられれば,それもいいなと思いつつ手に取ったら,著者が貝塚先生でした。良い本に決まっていますよね。
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b7708会社への道中,楽しんだのは谷崎潤一郎の『文章読本』
昭和9年に書かれた本ですが,古さを感じさせないどころか,大いに勉強になりました。
自分の文章が少しでも上手になったら,それは嬉しいことだと思える人には手にして欲しいですね。
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4月のSG会。勉強になりました。

b7789昨日はSG会でした。
教育に関心のあるいろいろな職業の方が集まっているので,提案も多彩ですし,提案へのコメントもなるほどと思えるものばかりです。
今回,私が気になったのは「旨味」でした。
私にはこの味覚がわからないのです。酸味や甘味なら,小さい頃から経験しているのでよくわかるのですが,旨味は自分の小さい頃にはなかった括りなので,どう認識して良いのかがわかりません。
酸味や甘味には傾向があるのですが,皆さんの話を聞けば聞くほど,旨味には傾向がありません。わかりようのない世界なのかもしれません。
こういうときは,自分で旨いと思ったときが旨味があるときなのだと思っていればいいのでしょう。そんな気がしています。

SG会では明石先生のコメントが実に素晴らしく,一つ一つに驚かされます。
レポートを見る明石先生の視点が「ヒューチャー」なのです。
懇親会でもその視点は変わらず,城ヶ崎先生は目から鱗のアドバイスを受けていました。
人生経験を積まない限り持てない視点があると,つくづく思います。
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b7734SG会の後は城ヶ崎先生とコーヒーブレイク。
交差点にあるちょっと変わった店で,ややのんびりと語らっています。
今回は,明石先生に刺激を受けて,「これからをどうするか」というような話が続きました。
未来を夢見る年ではないように思えますが,幾つになっても未来を思えることはホットな気分になります。
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第3回 教育と笑いの会in東京

b7712「第3回教育と笑いの会 in 東京」の打ち合わせに参加してきました。
私の担当は,大喜利の司会です。
シンポジウムだったのですが,野口先生と玉置先生が話している内に,大喜利の方が良かろうと相成りました。
もしかしたら,座布団も出てくるかも知れません。
テーマは「職場の笑いの効用」です。
どんな話が飛び出すやら,今から楽しみです。

詳しくは,こちらへ。
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教育と笑いの会は午後からの開催です。
同日の午前中,野口塾ビギナーズのスペシャルが開かれるようです。同じ会場で。
なお,申込先が異なります。こちらです。
「海外の初等教育事情」というテーマで少しお話をします。
笑いと共に,海外の初等教育にも関心のある先生,ぜひ,お越し下さい。
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ルワンダ人のお客様

b7714さくら社にルワンダ人のお客様が来ました。
ハッピー ブザアバさんです。
日本の大学院に留学中で,目下,博士号取得に向けて頑張っています。

日本に留学する前は,ルワンダのIT企業に勤めていました。ですので,その方面は詳しいです。
そんな話もしましたが,私の関心事は,「指を使った数の数え方」です。
「日本ではこうやるけど,ルワンダではどうやるの?」と尋ねたら,1~10までの数え方を実演してくれました。
まずはてをグーにします。ここまでは日本と同じです。
日本では人差し指が立ちますが,なんと,ルワンダでは小指が立ちます。それが1です。
その次には薬指を立て,2となります。
以下同様にして,10まで数えます。
基本は右手で5まで数え,6からは左手となります。
初耳のやり方で,私は感動島倉千代子でした。

バングラデシュの20までの数え方をやって見せたら,「それはやらない」と言われました。その時のハッピーさんの顔が何とも言えずいい顔でした。

写真は,算数ソフトをクリックしているときのハッピーさんです。
楽しそうですね。
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昨年の4月のJICAのニュースに載っています

b7743前田先生が6月に東京に来られるというので,それなら前田先生のセミナーを!と思っていました。
それが,実現しそうです。
日時・会場など,後日お知らせします。

右の『まんがで知る 教師の学び』ですが,アマゾンのレビューが10を超え,どれも「星5つ」です。
レビューを読んでみると,それがまた勉強なります。力のある方々が書き込んで下さっているように思えます。
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去年の3月,JICAが「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(通称:ABEイニシアティブ)」の一環として,アフリカの留学生とアフリカでのビジネス展開に関心を持っている企業との情報交流会「アフリカビジネスネットワーキングフェア」を開催しました。
お誘いを受け,そこにさくら社も参加し,算数ソフトを展示しました。
そうしたら,アフリカの青年がわんさかさくら社のブースにやってきて,てんやわんやの大盛況となりました。
その盛況ぶりを見て,会場にいたJICAの記者さんから,突然のインタビューを受けました。
その時の記事が,昨年の4月10日のJICAのwebニュースにアップされています。
そこに私のインタビューも載っています。(こちらです)

あれから1年。はやいものですね。
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JICAというのは国際協力機構のことで,外務省所管の独立行政法人です。
昨日も所用があってJICAへ行きました。昨日はテレビ会議室でのミーティングでした。いつもそうですが,大変勉強になります。
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