Blog

バングラデシュへの関心事

3月19日(土)SG会。課題図書は『日本人と漢字』。漢字の深みを知れるいい本です。
3月26日(土)チーム算数。午後2時から。いつものジョナサン。
--
b7764『詩歌の鑑賞 授業の教科書』が本日開催される野口塾で並びます。私も午後から参加します。
国語の授業をしっかり展開したい先生に,お勧めです!
--
バングラデシュのダッカに行くのですが,そこに向けてミーティングが開かれました。
会うべき人とは会いますが,私自身の関心事もありますので,それも合間を縫って確かめてきたいと思っています。

その中の一つは,現地教科書の購入です。
カンボジアではシェムリアップナンバー1の書店に行き,そこで購入しました。ついでに,お土産用に世界地図も3冊購入しまいした。お土産だったのでもう私の手元にはありません。

ルワンダでは書店で教科書は手に入らないので,唯一存在している古本屋に行き,購入しました。
若い人が先頭に立ってお店に案内してくれたので,実に円滑に購入できました。
バングラデシュでも若い人と会えるので,本屋か古本屋を案内してもらおうと思っています。

b7759もう一つは,現地の人たちは日本人をどう思っているかです。
「カンボジアの人は日本人を神様のように思っている」という人もいます。
実際,小学校へ行ってみると,本当に至れり尽くせりでした。何しろ,額に入った感謝状までいただいたほどです。

バングラデシュと日本。どんな関係なのでしょうか。
国旗は「日本の日の丸を参考にした」という話がウィキペディアにも載っています。
また,「日本はバングラデシュにとって重要な開発援助相手国となっている」とも記されています。
肌感覚で情報を収集してきたいと思っています。
--
関連記事:

バングラデシュへ行きます

b7761いよいよバングラデシュに行くことが本決まりになりました。
飛行機の予約も終わり,明日はビザの取得となります。
予防接種は受けてあるので,後は荷造りです。

どうも直行便が無いようで,行きはタイのバンコクを経由します。
帰りは,インドのデリー空港経由です。

行きの移動時間が13時間20分。
帰りは18時間05分です。
経由地で行きは3時間50分,帰りは8時間05分過ごします。
繰り返し読んでも飽きの来ない本を持って行こうと思います。
たぶん,『論語』になると思います。

目的地はバングラデシュの首都ダッカです。
先方の方が私を歓迎してくれることが,何より嬉しいです。
大いに語り合ってきたいと思っています。
街の空気にも触れ,できれば本屋にも行って,あれこれ語らいつつ,何か一緒にできることを模索してきたいと思っています。
--
b7764野口先生の『詩歌の鑑賞』の本が発売になりました。
実に良い本です。
この本を世に送り出せて,とても嬉しいです。
--
関連記事:

新刊『詩歌の鑑賞 授業の教科書』が出ます!

b7764野口芳宏先生と木更津技法研の新刊が出ます!!
「授業づくりの教科書」シリーズです。
内容は詩歌!!
『詩歌の鑑賞 授業の教科書』です!!

前半は野口芳宏先生による理論編。
「詩歌の鑑賞」「発問づくりの極意」です。
素晴らしい内容で,読み応え十分です。

後半は木更津技法研による「発問道場と授業実践」です。
こちらでは,実際に発問をどう作っていくのか,それが非常にわかりやすく書かれています。

なんというか,「野口塾の国語がこの本に凝縮している」と感じます。
春休みに,ぜひ,この本で学んでいただけたらと願います。
--
b7763野口先生の国語の本。
『授業づくりの教科書 国語科授業の教科書』
こちらも中身が濃いです。
お勧めです。
--
話は変わりますが,いよいよ今月下旬に海外へミーティングをしに行くことになりました。
バングラデシュへ行ってきます。
一昨年には,カンボジア→タイと視察しました。
昨年は,ルワンダ→ケニヤと視察。
今年はバングラデシュがスタートです。
楽しみです。
--
関連記事:

「孝行」って何かと問われたら

b7765◆「チーム算数」の開催日が決まりました。26日(土)の午後2時から。場所はいつものジョナサンです。
--
「親孝行」の「孝行」ってどういう事なのか,子ども達に尋ねたことがあります。
「お父さんやお母さんの肩をもむこと」と具体例を挙げる子もいれば,
「お父さんやお母さんのためになることをすること」と方向性を示す子もいます。

同じ事を先生方に聞いてみると,反応がかなり薄くなります。
すっくと手を挙げて,「はい,孝行というのは・・・・・・ということです」とスパッと答える先生はいません。
「きっと,こんな事かな」と,やや自信なさげに手を挙げます。

「孝行とはどういうことか」と一般論を問われたときは,漢字で考えるようにすると,ぶれずに大筋OKの解がみつかります。
なぜなら,「その漢字を用いることがモアベターだ」と歴史的に決められてきたからです。

漢字での考え方には,大筋2種類有ります。
1つは,訓読み。
2つめは,部品の意味。
これらは,漢和辞典ですぐに把握できます。
さらに,もう一つ加えるとしたら,それは
3,古典での漢字の使われ方
をあげることができます。しかし,これはなかなか大変です。

さて,「孝行」です。
「訓読み」で見ていくと,かなりすっきり把握できます。

「行」の訓読みは,「おこなう」。
では,「孝」は?

「孝」の訓読みは大方の人が知りません。小学校では習わないからです。
調べると,「おやおもい」と出てきます。
「孝」の訓読みを「おやおもい」と知った瞬間,「あっ」と小さな悟りを開くような感覚に包まれます。

単純に考えても,「親を思って,行うこと」が孝行の姿なのです。
親を思えば,それは「孝」。
思って行えば,「孝行」。
親に何かしてあげることはもちろん孝行です。
それだけではなく,悪い誘いを受けたときに,ふと親の顔が浮かび自分の取るべき行動を決めることも,これも親孝行なのです。

こうして,訓読みをするだけですが,孝行について自分の考えがしっかりしてきます。
--
松島先生は,道徳の時間に家族愛の授業をしたそうで,その最後の一こまに,この「孝行の話」をしたそうです。
子ども達も,「ああ,そうか」と納得したそうです。
実に良いですね。
子ども達に伝えて欲しいですね。
--
関連記事:

中嶋先生が千葉まで

奈良の中嶋先生が千葉までやってきてくれました。
東京に用事があり,そこから足を伸ばして千葉まで来てくれました。
嬉しいですね!

久しぶりにゆっくり話したので,話はあちこち飛びました。
昔の思い出話もありました。これから先のことも話しました。

何よりも嬉しいのは,中嶋先生が毎年のように大前進をしていることです。
私が現役の時に全くできなかった世界を,一つ一つしっかりと構築しています。
また,ほんのり気品が漂っていました。
品格ある道を歩んでいるからでしょう。
「先生は先生らしく」
この生き方が,今の中嶋先生の歩みなのでしょう。
実に良い姿です。
中嶋先生の姿勢に触れることで,私もさらに今より良い方向に進もうと思いました。

今回の話の中に,「比べない」が出てきました。
普通にしていても,人と自分をすぐに比べてしまうのが人間です。
小さい頃から学校のテストなどで,比べやすい考え方を学んできていることも,その一つの要因と思います。

自然に比べてしまうのは,自然の成り行きですから,それはそれでかまわないことなのです。それが大きくならないようにすることが,私は大切と思っています。

どうしてでしょうか。
人と比べて楽しい気分になるのは,自分が勝っているときだけだからです。
何かの拍子に,自分が負けている状態になると,かなり強めに落ち込みます。
比例するように,精神状態が悪くなります。
勝ちっ放しの人生なんてありえませんから,日頃から比べないように努めるのです。

また,専門的に勉強が始まると,人とは違う世界を切り開くことになります。
各自,自分の道を自分で歩むのですから,比べること自体が空虚な状態になります。

そんな話が,合間に挟まりながら,中嶋先生との楽しい時間がすごせました。
--
b7767ところで,今月はアフリカではなく,バングラデシュに出かける事になりそうです。
その日程がまだ決まらないのですが,現地の方が「ウェルカム」とのことなので,楽しく充実した時を過ごせそうです。
--
関連記事:

『単元別 中学数学ソフト』発売!

b7769お待たせしました!
中学のソフト『単元別 中学数学ソフト』が発売になりました。

内容は右の通りです。
・数学の準備(小学校の振り返り)
・正の数・負の数
・文字式
・一元一次方程式
・比例,反比例
・平面図形
・空間図形

USBかCD-ROMか,どちらかを選んで申し込むことができます。

ちょっとしたことですが,ソフトの目次画面には,ご購入いただいた中学校の「学校名」が出てきます。
ご注文をいただいてから,一つ一つに学校名が表示されるように作っています。
道徳の愛校心へのほんの少しのお手伝いにもなっているかと思っています。
--
ユーチューブに3分ほどの紹介ビデオをアップしてあります。
お時間がありましたら,是非,ご覧下さい。

--
関連記事: