Blog

「チーム算数」で弁証法

「チーム算数」を開催しました。
城ヶ崎先生がお休みでしたが、三角先生が参加。
佐々木先生、藪田先生、三角先生と私の4人で3時間ほど歓談しました。

主な話題は、家訓、唯物弁証法、文章題、「道徳読み」でした。
異色なのは、唯物弁証法。
否定の否定、良質転化の法則、対立物の相互浸透。
教育系のサークルではまず話題になりませんが、勉強家の藪田先生がその手の本を持ってきたのです。
正に、驚異です。
今の時代、それを読むか、というほどの驚きです。
それでもそこを学ばんとするその姿勢が良いですね。
でも、その本はちょっと取っつきにくい構成だったので、武道経験のある藪田先生には、『武道の理論』(三一新書)の方が良いことを話しました。
具体例が空手だからです。

唯物弁証法は変化を大雑把に把握するのに向いています。
これが、物事を運動論や上達論として見る時に、その構造をみる力を与えてくれます。
私にはそこが一番ありがたい所です。
変化の流れが分かれば、未来に向かって歩む力も少し強めに湧いてきます。
そこが良いのです。
いずれの日にか、藪田先生にも第2の否定がやってくると思います。

文章題は佐々木先生の原稿です。
グッと来るところをきちんと把握している良い内容でした。
同じ雑誌に私も出るので、佐々木先生とのダブルになります。

帰りは三角先生と駅まで御一緒しました。
別れてすぐ、動き出した車のバックミラーに三角先生が写りました。
その礼儀正しさを見て、良い人生が待っているように感じました。

次回の「チーム算数」は8月20日(日)です。
場所はいつものジョナサンです。
--
関連記事:

Comments are closed.

Post Navigation