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Category Archives: KENYA

アフリカ関連で友達ができそう

b7929アフリカの視察をしてからと言うもの,私のブログはアフリカ色で一杯になっています。
アフリカのことをどれだけ書いても,明日の授業にはほとんど影響がありません。
ですから,今はアフリカの教育に関心のある人が,私のブログを読んでくれているのだろうと思っています。

先日,そんな読者の一人,西原先生からメールが届きました。
同じようにアフリカで活動をしている人を紹介したいと言うのです。
何度もお会いしている西原先生のご紹介ですから,きっと,いい人なのだろうと思います。
論語ではありませんが,「必ず隣あり」です。
人とは会ってみることが一番です。
再来週,東京駅でお会いすることにしました。

その翌日は,慶応大学で開催される「ケニアビジネスコンファレンス」です。
アフリカの中のケニヤでビジネス展開していく,そういう集まりです。
この情報は,Nziokaさんからいただきました。
ジッとしていても教えてくれる人がいるのですから,ありがたいです。
さくら社から私も含めて3人参加予定です。
何か有益な出会いがあるように思えています。

どんな仕事もそうですが,出会う人やパートナーが一番大切です。
私は本当に恵まれていると思っています。
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写真はケニヤの首都ナイロビの郊外のお店。
こういう場でも皆さん携帯を持って話していました。
撮影は久野氏
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ケニヤの小学校

b7932この写真は何でしょう。
ケニヤの小学校のとある建物です。
看板を見れば,すぐに分かりますね。

子供用と教師用は別になっていますが,そのどちらもがこの中にあります。
後学のために使わせていただきました。
カメラがあれば中も撮影したのですが,既に無くなっていたので,撮影できませんでした。

b7931手洗い場は,この中にはありません。
建物の外に設置されています。

水色のタンクの上から水を入れて,蛇口をひねり,水を出します。
こういう装置があるということが,嬉しいですよね。
トイレの後には手を洗う習慣が身につくからです。
実際,子ども達の様子を見ていると,トイレの後に手を洗っています。
もちろん,チョロッと洗いですが,それでも習慣になっています。
「設備が良い習慣を支えている」
そういう目で諸設備を見ると,そこに文化を感じます。

一番はじめに行ったルワンダの小学校には,もっと大きなトイレがありました。
外には手洗い場もありました。
しかし,水が出ません。
手を洗う習慣は水が出るまで棚の上となります。

日本では水が出ないと言うことがまずありません。
しかも,水道の水はたいてい飲めます。
まれに,「飲めません」と書いてあることもありますが,そういう水道は滅多にありません。
このトイレ,使わせていただきました。
出てきたときに,自分は水に不自由していない国に住んでいるだという自覚が強く湧き上がってきました。
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トイレの右に見える建物は,学校の隣に建っている建物です。
マンションではないかと思います。
校舎はトイレの対面にあります。

写真はプロのカメラマン久野氏
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来週の土曜日は,神戸の野口塾です

ノーベル賞の朗報をニュースで見て,嬉しい気分になっています。

来週の土曜日は,神戸の野口塾です。
私は午後からお話をさせていただきます。
内容は「アフリカ教育視察報告」です。

思えば,ちょうど1年前。
カンボジアの小学校を視察できることになり,急遽,「カンボジア→タイ」と巡りました。
海外の小学校で初めて算数ソフトを使って授業をしました。
子ども達からも,先生方からも,保護者からも大好評を頂きました。
カンボジアでの話を,昨年の12月に開催された野口塾IN神戸で話したような気がしています。

今年の神戸ではアフリカの話です。
2年続けて海外のことを神戸で話すことになります。
「海外の後は神戸で」という図式を感じてしまいます。

こういった私の海外視察に関心を持ってくれる先生もいらっしゃるので,嬉しく思っています。
銅像教育の丸岡先生がその一人です。
神戸の野口塾に参加してくれます。

アフリカの教育現場を実際に見た教師なら,何とか力を貸したいと,誰でも痛感します。
それを具体的に形にして行けるかどうかが,「気持ちで終わるか」「実行に移せるか」の分かれ道となります。
実行に移したいと思っても,そのこと自体が初めての取り組みなので,誰にとっても全てが模索となります。
形にしていける,何かありがたいヒントがありそうと思えるところへは,私も足を運んでいます。
その一つが,今月末に慶応大学で開催される「ケニアビジネスコンファレンス」です。
お誘いを受けたので,行くことにしました。

まずは,神戸の野口塾でお会いしましょう!
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アフリカで6校の小学校を見学

「アフリカ教育視察報告会」
その第1回目は「チーム算数」で行いました。
第2回目は「野口塾IN神戸」(10月17日(土))で行います。
関心のある方,ぜひ,ご参加ください。
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「ルワンダ→ケニヤ」の視察旅行を少し整理しました。

行った先は,小学校・教育省・SBIベスト校内研修全国大会・CEMASTEA・JICA事務所・日本大使館・RDB・銀行・古本屋です。
盗難にあったので警察も見学できました。

b7935小学校は6校も視察できました。
これが実に大きな土産になっています。
頭の中であれこれうごめき,「そうか!」と思うところが多々ありました。
やる気があれば,いろいろな事ができます。
そういう方々とスクラムを組んで大きな流れを作れたら,すごいだろうなと夢が広がりました。

小学校は公立も私立も見学でき,算数ソフトを使って授業をすることもできました。
公立でも私立でも,子ども達は同じです。
大感激をしていました。
アフリカの子ども達が算数ソフトを普通に使う,そんな日を迎えたいと思います。

しかるべきポジションの方々ともいくつものミーティングをしました。
次々に力を貸してくれる方々が現れ,実にありがたいと思っています。

この充実した視察旅行ができたのも,現地に強い方々が八方手を尽くしてくれたおかげです。
また,今日までのアフリカで,日本人の方々が質の高いお付き合いをしてくれていたおかげです。
私も,遅まきながら,アフリカへの教育貢献をしっかり前進させていきたいと思います。
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アフリカに行ったら,普通はライオンやカバ・キリンなどを見て,ワイワイするのだと思います。
そういう場に一歩も踏み込まず,学校やオフィス巡りに終始しました。
こういう旅行が一番楽しい!
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写真はCEMASTEAのカワ副所長と。撮影は久野氏
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NHK・BS1「国際報道」で放送されました

b785410時になったので,「国際報道」を見ました。
始めて見る番組です。
タイトル通り,ニュース番組でした。

前半は海外の主立ったニュース。
後半が特集「最後のフロンティア「アフリカ」 ②課題を越えて」です。
その特集で,アフリカへの教育貢献と言うことで,英語版算数ソフトを使った授業風景が流れ,私のコメントも流れました。
ニュースに「さくら社」と出て,さくら社の製品が映るという,初めての体験をしました。
ルワンダ・ケニヤまで出張した良い記念になりました。

前後して,ケニヤの公立学校と私立学校の社会問題が放送されていました。
この現実,実に重要なポイントです。
教育関係者とケニヤでいろいろ話しましたが,この公立・私立の問題が,逆に教育を促進する契機になると私達は考えています。
これから,ゆっくりとですが「ケニヤ・ルワンダの教育に貢献していきたい」と,国際報道を見て,また強く思いました。
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上の写真はKaren C 初等学校の1年生の教室で英語版算数ソフトを使って授業をしている様子です。
その一部が国際報道で放送されました。
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下の写真はアフリカ理数科・技術教育センター(CEMASTEA)での様子。こちらは建物・敷地などの外観が放送されていました。
立って話をしている人は,カワ副所長です。
日本からさくら社が来たことを皆さんに紹介しています。
席に着いている方々は各教科,ICTなどの主要メンバーの方々です。
カメラを回している人はNHKのクルーの方で,私は一番奥に座っています。
この後,英語版算数ソフトを紹介しました。
みなさん,ソフトを食い入るように見て,途中からは質問攻めとなりました。
算数の専門員の方からは,「指導法がわかるこういうソフトを待っていた」と嬉しい感想をいただきました。
算数専門の先生は,最後に取材を受けていました。残念ながら放送されませんでしたが,いい話をされていたそうです。
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ケニヤのブックフェア

b7940_2チーム算数が開催されている頃,ケニヤではブックフェアが始まりました。
そこに,ケニヤの会社がブース展開をしています。
その写真が届いていますので,ご紹介します。

右側の写真は,ブース設営中です。
ブースは角地です。
角地は人の流れが多いので,良い場所だと嬉しくなりました。

背面に布を張っています。
このカラーがシンボルカラーです。

b7939左の写真は,ブックフェアが始まって,子ども達や先生が会場に入ってきてからの様子です。
マウスに伸びている手が2つもあります。
そのすぐそばには,さわりたそうな手も見えています。
子ども達が夢中になっている様子が,よく分かりますね。

このブックフェアには,私立学校の先生や生徒さん達がたくさん来場するそうです。
ケニヤの私立学校からのたくさんの参加です。
たまらなく嬉しいです。
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私は日本にいるのですが,ケニヤでこうして英語版算数ソフトが紹介されています。
これは,まさしく国際的チームワークです。

日本にいる私は何をしているかというと,チーム算数が終わり,英語版算数ソフトver2の最終開発を進めています。
あと1本,ソフトを作ったら,ベータ版が完成します。
明日の夜には終わると思います。

今日も良い一日でした。
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