Category Archives: ルワンダ

アフリカから嬉しい便り

今週の土曜は「チーム算数」です。
その後、すぐに「SG会」です。
来週の土曜日は、丸岡先生とお茶します。
そうして、2月11日の土曜日は、宇佐美寛先生の講演会です。
『議論を逃げるな――教育とは日本語――』刊行記念 宇佐美寛先生講演会
です。
楽しみです。
その次の土曜日、2月18日は、深澤久先生の企画する「主張ある道徳授業を創る」セミナーです。
野口塾in木更津も2月中にあると思ったのですが、詳しい日時を控えていません。
なんだかんだと、土曜日は楽しいイベントの連続となっています。

そんな中、アフリカから嬉しい便りが届いています。
詳しいことは書けませんが、ルワンダ政府筋の大きな会議で算数ソフトが紹介されるかも知れないとのことです。
ありがたいですね。

こういうたより一つ一つに、夢が広がります。
日本より厳しい状況の子供達の算数力を向上させられたら、国家百年の計に協力したことになります。
「こんな素晴らしいことが少しずつですが、着実に進んでいるんだ!」と強く感じています。

※写真はルワンダの交差点です。ちょっと、算数が見えています。
--
宇佐美先生の『議論を逃げるな――教育とは日本語――』は23日の発売です。
こちらも楽しみです。
--
関連記事:

数学、座標

座標の学習を日本でもしますが、ルワンダでも普通に行われています。
日本では「座標」と呼んでいますが、ルワンダではちょっと違います。
「The Cartesian plane」
と表記されています。
カルテシアンというのは、デカルト主義ということで、日本語に訳すと
「デカルト平面」
となります。

こういう名称、良いですね。
歴史上のデカルトとつながりますし、平面の学習をしているんだとわかります。

英語圏は、算数数学の用語がストレートに意味を表すようになっているので、それだけ効率の良さを感じます。
ところが、その中味となると、イマイチ、イマニ、イマサンぐらいとなります。
なんで、分かり易さを求めて工夫をしないのだろうかと不思議に思います。

その上、授業はチョーク1本ですから、キツイだろうと思います。
口頭で説明して分かる子だけが、先へ進む切符を手に入れる。
そんな様子が感じられます。

だからこそ、日本のソフトの出番なのです。
ルワンダ風味の数学ソフトを開発することが、ルワンダ数学を救う唯一の方法です。
きっと、ルワンダの中学生も、ニコニコしながら座標を理解していくことと思います。
--
関連記事:

12月はルワンダ色

さくら社のHP、「算数ソフトの世界展開」のコーナーに新しい記事が2本出ています。
◆IM協力校が次々と・・・
◆現地小学校でIMの授業が進む
ぜひ、お読み下さい。
こちら>です。

12月3日(土)は、野口塾in神戸です。
参加者が10名となっています。
着実に増えて、ありがたいです。
野口先生のお話を聞いてみたい先生、ぜひ、御参加下さい。

このセミナーに、ルワンダで共に活動をしているアイリンクの社長・堀さんが志賀からわざわざ御参加下さいます。
堀社長はアフリカに夢を抱く盟友です。
未来を共に語らいたいと思います。

12月5日(月)は、アフリカ・ルワンダのアーサー先生と夕食会です。
夏期集中算数講座で、クラスの平均点を25点から75点にアップさせた実力派ティチャーです。
出張で日本に来る事がわかり、帰国前日の5日に会食をすることになりました。
場所はJICA東京の近辺です。

12月26日(月)は、ルワンダで共に活動をした飯野さんと昼食会です。
ケニヤから一時帰国されるとのことです。
久しぶりなので、話が盛り上がりそうです。

b7368なんというか、12月はルワンダ色が濃くなっています。
実にありがたい事と感謝の気持ちで一杯です。
ゴリラをポンしましょう!
--
関連記事:

埼玉県経営者協会、JICAセミナー

歴史的な雪の中、埼玉県経営者協会のJICAセミナーに行ってきました。

埼玉県経営者協会というのは、「日本経団連の中核団体として埼玉県や中央の政策に皆さまの声をお伝えする、彩の国埼玉を代表する総合経済団体」です。(HPより)

b7369今日、開催されたのは「JICAセミナー:アフリカビジネスを考える」。

JICAアフリカ部の吉澤参事役と、JICA東京の杉村課長の御講演に、「今こそアフリカ!」との思いを新たにしました。
また、日本テレソフトの金子社長のスーダンの取り組みもとても勉強になりました。
エチオピアの留学生、ベケレさんの話もあり、アフリカの若者の前向きさに大きな期待を持ちました。

そうして、私たちさくら社もルワンダでの事例報告をさせていただきました。
テーマは
ルワンダにおける算数ソフト教材の製品特性を生かした事業展開へ向けての現地調査状況」です。
30分の持ち時間の20分を松山氏に話していただき、私は終わりの10分ほどで今後の展望と、調査で得た教訓を話しました。
写真は、松山氏が話し始めたところです。

閉会後は、名刺交換の時間でした。
フロアの方々と名刺を交換しつつ、あれこれお話しでき、最後の最後まで有意義でした。

埼玉県経営者協会の皆様、大変お世話になりました。
--
会場は大宮にあるソニックシティビルです。
来年の2月、道徳のセミナーがあるのですが、そのセミナーもこのビルで開催となります。
同じビルで、ビジネスの話と、道徳の話です。
なかなか面白いです。
--
関連記事:

信州大学

b7388信州大学の松本キャンパス。
「青年の海外ボランティア活動」という授業があり、そこで、ルワンダでの「ITを活用した算数教育の質向上」が語られました。

スクリーンに映っている授業風景は、ルワンダで英語版算数ソフト(IM)を使って行われた夏期講習です。
アフリカの貧しい国でも、こういう取り組みが始まっていること。
そこに係わっているのが日本人だということ。

そういうことをしっかり語ってくれたのは、松山氏です。
算数ソフト団のメンバーです。

このようにして、算数ソフトの海外進出の様子を大学で話をしてくれる先生がいてくれることが、とてもありがたいです。

思えば、自分が大学生だった頃、教養学部の授業にこういった国際的な授業はありませんでした。
もし、そう言う授業があり、途上国の喫緊の問題を映像で紹介され、そこに果敢に立ち向かう日本人たちが紹介されたら、心が動かされるだろうなと思います。

今の日本の教育の品質には非常に高いものがあります。
それを途上国で使いやすいように加工して持って行けたら、それは大きな国際貢献になります。
そういう大きな夢を描く若い者が、一人また一人と出てきて欲しいです。

私は会場にはいませんでしたが、写真をいただき、夢を描く若者を思い、心が熱くなりました。
--
関連記事:

大使公邸で昼食会

さくら社のHP「世界に広がる算数ソフト」が、更新されました。
新着記事は
【大使公邸での昼食会に招かれました】
です。
b7395大使から直々に公邸での昼食会に誘われました。
しかも、私たち算数ソフト団の団員のための昼食会です。
大変感動しました。

お土産として、メニューををいただきました。
その画像をさくら社HPにアップしています。
特別な記念のメニューとなりました。
関心のある方、ご覧下さい。
こちら」です。

教育局の局長とミーティングで合意したことも大変ビッグな出来事でした。
そこに、驚きの大使公邸での昼食会。
明石先生に報告をしたら、「公邸に招かれたことが一番大事」とお言葉をいただきました。

--
明石先生のSG会。
今月は19日(土)です。
課題図書は『人工知能は私たちの生活をどう変えるのか』です。
私も参加します。楽しみです。
--
関連記事: