Category Archives: さくら社

上嶋惠先生の『3ステップ 聞くトレーニング』が増刷になりました!

b8404上嶋惠先生の『3ステップ 聞くトレーニング』が大好評で増刷になりました。

まず大事なことは,「聞く」態勢をつくることです。これが第1ステップ!
次が,確実な「聞く」ができるようにすることです。これが第2ステップ!
そうして,いつでもどんな指示にでも対応しながら活動できることです。これが第3ステップです。

この3ステップが分かりやすく書いてあります。
それを読むと,表紙のイラストに納得します。

教室に,もし,先生のお話を聞けない子がいたら,ちょっと頭の働かせ方を変えてください。
「話を聞けない子」がいるのではなく,「話しを聞くトレーニングを受けていない子」が目の前にいるのです。
人間の力は,指導一つで大きく変わります。
ぜひ,この本をお読みください。
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友達の関田先生から,算数ソフトの嬉しいニュースを戴きました。
「一年生の音で、いくつか当てるクイズ。
面白かったです!
入学式で騒がしかったあの子たちが、教室でしいん!(笑)
素晴らしいですね!」
b8403子ども達が「しいん!」となって取り組んだのは,左のソフトです。
1年生の「10までの数」に入っています。

ボタンをクリックすると,音が流れてきます。
カチッ,カチッ,カチッ・・・などと,一定のリズムで音が何回か鳴ります。

子ども達は,何回なったかを答えます。
ですので,集中して聞いて,カウントしていかないと正解できません。
耳を澄ませるわけですから,自分から音を立てることはしなくなります。
これ,良い感じですよね。
「こういうのを集中力っていうんだよ」とか,
「みんなの聞く力は素晴らしい」と,ほめることが出来ますね。

入学したばかりの子ども達は心ワクワクの状態です。
そんな子ども達が,このソフトで「しいん」となりました。
一生懸命に勉強をしたということです。
とても,嬉しいです。関田先生の腕前も素晴らしいですね。

さくら社が6年目に入りました!

今日は,さくら社設立6年目の記念日です。
満5年が過ぎ,今日から6年目に入ります。
ここまで来れたかと思うと,ちょっとジンワリしてきます。
それもこれも,皆さんの応援のおかげと感謝しています。
これからも,さらにお役に立てるよう,多いに頑張っていこうと思っています。

ときどき,どうして出版社を作ったのか,尋ねられることがあります。
出版不況と言われる今日です。
わざわざ選んで起業しなくても・・・と思うのが普通ですよね。

一言で言えば,「ご恩返し」です。
誰でも,ある程度の年齢が行けば,漠然としながらも何か「感謝の念」が出てきます。
お世話になった先輩への感謝。
後から追いかけてきた後輩への感謝。
そうして,自分の人生の仕事として勤めさせていただいた教育界への感謝。
いろいろな方面への感謝の気持ちが,少しずつでてきます。
それが出版社という形になったのです。

不思議なことに,思わぬ幸運に恵まれました。
たくさんの先生方との交流が始まったのです。
きっと,これから先にも,新しい交流が待っていると思います。
少しずつですが,形にして,教育界へのご恩返しを続けたいと思っています。
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8507さて,昨日の4年生の平行のソフトです。
少し作り込みを進めています。
ですので,ベータ版以前の,アルファー版になってしまいました。

右端のボタンをクリックすると,該当位置の角度が表示されます。「平行線の同位角は同じ大きさになる」ことを,こういうソフトを見ることで,スッキリと理解できるようになってほしいと思います。
優秀な子は,教科書の図でスパッとわかります。
でも,教室には,そうすんなりと行かない子もいます。
そういう子でも,ソフトを動かして,ジックリ「算数体験」すれば,理解できます。ぜひ,使って欲しいです。

このソフト,今月中にはクラウドにアップする予定です。

『しごこちのいい学校』には,学校長の模範的姿が

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「人間の大きさは,一大事が起きたときに見える」と言いますが,鎌田校長先生の器の大きさに私が強く感じ入った話が,この『しごこちのいい学校』に載っています。
その中でも,とりわけ大きく感動したのは,突然降って湧いてた事件の話です。

「池田小学校の職員の不祥事(未成年者への買春・わいせつ行為)」が新聞沙汰 になりました。寝耳に水の大騒ぎだったと思います。
そんな中,鎌田校長先生が先生方に話したこと,2週間後に控えている公開研究 会を予定通りに行ったことなどの顛末がこの本に記されています。
そうして,事件後の保護者からの手紙。
学校長の模範的なあるべき姿がここからうかがい知ることが出来ます。

不祥事を本の中に赤裸々に公開する姿勢からも,鎌田校長先生の平素からの心構 えが伝わってきます。

私が高校生の時のことです。
同級生同士の大事件が起こりました。
学校には,連日,新聞や週刊誌の記者がたくさんやってくるほどの事件です。
登下校中の私たちにもマイクを向けてきます。
時代の違い,事件の違いもあったと思いますが,私たち生徒は何が起こったのか,しばらくは分からずにいたのです。それが憶測をどんどん広げてしまい,不安・不信がつのり,沈んだいやな雰囲気になったことを覚えています。

6月に大阪へ行きます。
その時には,鎌田校長先生を訪ねて,その人間性に触れさせていただきたいと思っています。
この本は,学校づくりをする管理職の先生方のみならず,日々子ども達に接する先生など,人づくりに関わる全ての方に読んでいただきたい一冊です。

 

ジュンク堂書店池袋本店での野口先生の御講演!

 b8429ジュンク堂書店池袋本店5階。
野口芳宏先生の新刊『道徳授業の教科書』発売記念の講演会が開催されました。

ジュンク堂の森さんが司会進行してくださり,大変,暖かい雰囲気で進みました!

野口先生のお話は,道徳の4つの柱の3番目,「主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること」に関わるお話しでした。
最初,理科系の話しになり,この先,どうなっていくのかと思いましたが,途中から,グイッと納得していきました。
自然に守られているという思いを持つことが,大切なのだと感じました。
満席の会場には,終始,笑顔がこぼれていました。お話しの内容にも,皆さん,酔いしれていました。
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b8428講演終了後,サイン会です。
「天意重夕陽」
天意,夕陽(せきよう)を重んず。
ズシンときますね。

『道徳授業の教科書』の表紙に,可愛いイラストが付いています。
イラストレーター,坂木浩子さんの作品です。
坂木さんも,会場に駆けつけてくれました。

そうして,野口先生は控え室で「このような書店で話すのは初めてですよ」とたいそう喜ばれていました。
それも,これも,ジュンク堂書店さんのおかげです。
ありがとうございました!
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この日,会場に着くと,すでに城ヶ崎先生がすでに来ていて,新人のKAI先生も一緒でした。KAI先生は,昨年は講師だったそうで,算数ソフトをドンドン使ってくれていたとのことです。うれしいです。
今度,ゆっくり話してみたいと思います。

そのすぐ後に,算数ソフトをバリバリ使ってくださっている藪田先生が来ました。ガッチリ握手です。
新年度,算数ソフトを使ったグッドニュースが私の所に届くと思います。楽しみです。

丸山校長先生も来られました。
今年度から,明星大学で教鞭を執られます。
これまでの学びが,未来の先生に伝わります。
うれしいことです。

内田先生からは,子ども達が算数ソフトを家でも使いたい・・・という声が上がっていることを知らされました。
算数を勉強したいという前向きな心が育っています。嬉しいですね。
家のPCは,たいていネットに接続されているので,クラウドをおすすめしました。
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充実した一日になりました!

野口芳宏先生の新刊『道徳授業の教科書」

b8434野口芳宏先生の新刊がついに出来ました!
『授業づくりの教科書 道徳授業の教科書』です。

第1章は
道徳授業の根本的考え方」です。
そこに記されているのは,
1,何を教えるのか
2,「道徳」の歴史的経緯
3,道徳教育の本質
4,道徳授業の方法
5,「道徳」の評価
です。

この第1章を読むと,道徳の大切さが伝わってきます。
「なるほど,そうか」という思いになります。
「道徳をしっかり教えたい」という気持ちになってきます。

そうして,第2章。
道徳授業のめざすもの」です。
1,「道徳」の内容を示す四つの視点
2,指導者の姿勢

第3章は野口先生の実践記録からの構成となっています。
私の授業実践-授業記録と解説
1,「愚者と賢者の分かれ道」
2,「叱るわけ,叱られる意味」
3,「生命の尊厳」
4,「国民と国家」

野口先生の道徳への考え方,その実践が,この1冊に編まれています。
これから道徳を学ぼうと思っている先生,
道徳をさらに深めたいと思っている先生,
この1冊をぜひ読んでいただきたいです。

野口芳宏先生の新刊は『道徳授業の教科書』です!!

待望の野口芳宏先生の道徳の本が,もうすぐ発売になります!
『道徳授業の教科書』です。
発売は,4月7日。
先行発売は,ジュンク堂本店で4月3日に開催されるイベントです。(要予約)

北海道の柳谷校長先生が,本を手にしたら,授業実践をしてくれるとメールで教えてくれました。
柳谷校長先生が,この本を元にして授業をされたら,どんな授業になるのでしょうか。
様子が分かったら,このブログでも,紹介していきたいと思います。
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算数の授業クラウドのHPがちょっと変わりました。
「そもそも算数クラウドとは・・」と一言解説が載っています。

一番,画期的なことは,最新のソフトを使えるということです。
ICT算数研究会のMLも新しくなり,少しずつ活動を進めています。
基本的に,コラボソフトはこのMLから生まれています。
新年が始まったら,また,新しいソフトが少しずつ増えていきます。
4月1日からは,学年別シリーズも新しく出来ます。
たくさんの先生方に御活用いただけたらと願っています。