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野口塾in大阪

大阪の野口塾。
前日に大阪入りし,主催者の皆さんたちと一献傾けました。
まあ,驚きのニュースで盛り上がりました。

b7601中嶋先生が大学でも教鞭を執ることになりました。
著作が海外に翻訳されて盛り上がったばかりなのに,今度は大学です。
いよいよ学術の世界へと歩みを進めます。
「叱り方」をテーマに現場研究を続けてきた成果ですね。

また,丸岡先生は和歌山で開催される陸奥宗光セミナーで,外務省・文科省の方々とのシンポジウムでパネラーを務めます。
「銅像教育」をテーマに独自の道を切り開いてきた成果です。

この両雄の話で大盛り上がりでした。

両先生は,共々,翌日の野口塾の講師です。
中嶋先生は「叱り方の極意を語る」。
丸岡先生は「銅像アラカルト(中江藤樹)」。
よくわかる良い内容でした。
b7763真打ちは野口先生の発問道場・修養講座。
一つ一つが実に重いです。
いつもながら濃かったです。

そうして,三重の岡村先生から,「三重でも野口塾を開催します」とアナウンスがありました。
11月13日(日)とのことです。
野口先生の国語・道徳の話を三重の先生方にもたっぷりと聞いていただきたいと思います。三重近隣の先生,ぜひ,ご参加下さい。
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土曜日は大阪

前田先生のセミナーで久しぶりに広山先生に会いました。
そのことが,広山先生のブログに書かれていました。
どうも,私は近未来のことをすぐに聞くようです。
歴史性を持って生きることが,人生で一番大事なことと思っている節があるからかも知れません。
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b7605さくら社で写真を一枚とりました。
アクティブラーニングを学びたい先生にお勧めのシリーズです。
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今度の土曜日は,大阪での野口塾です。

中嶋郁雄 (奈良市立済美南小学校) 「叱り方の真髄とは」
梶谷真弘 (茨木市立南中学校) 提案発表1「未定」
野口芳宏 先生  「発問&指導事項道場~スイミー編~」
昼休憩
丸岡慎弥 (大阪市立南恩加島小学校) 提案発表2「これぞ銅像授業の真髄!(仮) 」
阿部雅之 (東大阪市立長瀬南小学校) 提案発表3「勝手にビギナーズ、物語の教え方編       ―名人、野口芳宏はいかに物語文を教えたか!?」
野口芳宏先生によるご指導・ご講評 13:50~13:55
横山験也 先生(出版社さくら社代表取締役) 「内容未定」
野口芳宏 先生   「修養講座」 16:00~16:30
Q&A(フロアからの質問に講師陣が答える) 16:30~16:50

豪華な講師陣ですね。
最後のQ&Aの後に野口塾大喜利があるかも知れません。
楽しみです。

私が話す内容は,「未定」となっていますが,基本的に話すのは「算数ソフト」に関わる話です。
今は,アフリカのルワンダとの関わりが非常に強くなっているので,その方面の話をすることになりそうです。

途上国の算数視察に加え,このルワンダと関わることで,今の日本の算数は10年から20年後ぐらいにガラパゴス算数になるかも知れないと,フッと思っています。
その理由については,はやければ夏頃には書けるかもしれません。今は,極めて非論的に「なんとなく」とか「どうしても」とか「どう考えても」と言った曖昧な理由になっています。

思っていることが,論理的か非論理的かの境目は,①「等号があるか」,②「等号が成り立つ理由があるか」の特に②がしっかりしているかどうかです。
①の等号は「日本の算数=ガラパゴス算数」となり,私の予想には等号はあります。
でも,その等号が成り立つ理由が「なんとなく」ですから,非論的となるのです。
ここを,「なぜならば・・・」とか,子どもっぽく「だって・・・」などと書いていくと,それは論理的となります。
論理的な文章を書くと言うことは,とりもなおさず,①「等号をつくる」②「等号が成り立つ理由を示す」ことなのです。
するとそこから,子ども達に論理的な文章を書かせたいと思ったら,等号+理由で書くように進めれば良いのだとわかってきます。

前日の夜,大阪に入る予定です。
奈良の中嶋先生も前日から大阪に入るとのことですので,夜が更けてから楽しい一時になりそうです。
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前田先生のセミナー,サイン会も熱かった

b7607前田康裕先生の「『まんがで知る教師の学び』刊行(&重版出来!)記念
前田康裕@東京セミナー」が終了したあと,サイン会の時間が設けられていました。

サインする席に座っていただき,「さあ,どうぞ」となったら,あっという間に行列になり,その行列がなかなか終わりませんでした。
参加したそのほとんどの方が,サインを求めていたからです。
それだけ,本も良く,セミナーの話も良かったということです。

前田先生のセミナーは,教師の学びについて話してくれているのですが,聴いていると随所に「啓発セミナー」を感じます。
東京でビジネス系の啓発セミナーに参加したことがありますが,表面を取り繕う内容で,「これでは・・・」と思ったことがありました。
ビジネス系の啓発セミナーがイマイチで,啓発セミナーではない前田先生の話に啓発を感じるのですから,前田先生の歩みが本物だということです。
それだけ,前田先生が「学び」について真剣に取り組んで来たのです。
感動しました。

第2回は熊本。
第3回,小田先生が名古屋で開催してくれます。
そうして,第4回は再び東京で開催が予定されています。
前田ファンの先生,教師の学びファンの先生,お近くの会場でぜひ前田先生の話を聞いて下さい。
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b7606懇親会も終わり,お開きになった後,広山先生,菅原先生と一緒に記念撮影をしました。

広山先生は国語の本を2冊も出していますが,同時に道徳も研究しています。国語と道徳と言えば,野口先生がスッと浮かんできます。野口先生のように深みのある先生へとさらに成長して欲しいです。

菅原先生は,今回のセミナーで「そもそも国語とは?」という問いに対して,実に見事な解を出していました。もしかしたら,「そもそも」のとらえ方に一つの形を会得しているのかも知れません。
前から,注目をしていた青年なので,今度,ゆっくり話してみたいと思っています。
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前田康裕先生のセミナーは実に良かった!

b7611九段下で開催された前田康裕先生のセミナー。
実に良かったです。

特徴的に良かったと感じたのは,プロジェクターから,その場その場に関係している所の本のページが映し出されたことです。
吹き出しのセリフを読みつつ,前田先生は講座の話と関連付けて,講釈されていました。

これは普通の本では文字が多すぎやりにくいと思いますが,まんがですので,画面の吹き出しの文字はほどよい量なのです。
画面を見つつ,自分も一緒になって読んでいて,斬新な伝え方と感服しました。

こういうことが難なくできるのは,前田先生が事前にipadに本のデータを入れておいたからです。講座へ向かう姿勢の素晴らしさを感じます。

写真を見ていただくと,前田先生の手前に何かありますよね。
これ,デスクに取り付けたスタンドと,そのスタンドに取り付けたipadです。
どれも,前田先生ご持参です。
これが書画カメラとなり,手書きの紙原稿も写真のようにサッと映し出して解説していました。

最も驚いたのは,ホワイトボードを全く使わず,手持ち用のipadに手書きで書いた言葉をプロジェクターから映し出していたことです。
前田先生曰く,「パワポで決められたとおりに画面を出すより,板書のように柔軟に表現できる」とのことですが,まことにその通りでした。

懇親会では,愛知の小田先生が「名古屋でも前田先生のセミナーを開きます!」と宣言されていました。
第1回目が東京。
第2回目は熊本と聞いています。
そうして,第3回目は名古屋。
盛り上がりました!!

感動的だったのは,ラインズ社の豊田さんが前田先生の『まんがで知る教師の学び』を読まれ,社内の皆さんにとっても良い本だからと勧めて下さったことです。
そうしたら,同社から豊田さんはじめ3名もの方々が参加下さいました。
前田先生の「教師の学び」はビジネス書でもあり,啓発書でもあるので,こうして異業種の方々とも交流ができました。感謝感激です。

仰天サプライズもありました。
あの樋口編集長がセミナーに参加されたのです。
別れ際,前田先生・樋口編集長・小田先生・私で記念撮影をしました。
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今度の土曜日は,前田康裕先生のセミナー。

b7743今週の土曜日は,前田康裕先生のセミナーです。
久しぶりに前田先生とお話ができるので,楽しみな一日になります。

あれは,私が30代前半の頃,熊本のセミナーに参加した時のことです。
当時,前田先生は中学校の先生で,まだ26才(?)。その彼もセミナーの講師でした。

どんな話をするのかと思っていたら,これが実にすごい話で,私は大きな衝撃を受けました。
どんな話かというと,番長とそのグループが,前田先生のとある行動であっという間におとなしくなったという話です。
普通はあり得ないことですが,実際の行動を聞いて,うなりました。

それから,四半世紀ほど時が流れ,前田先生がセンターに在籍したばかりの頃にもお会いして歓談しました。
その時も衝撃的な話を聞くことができました。
それは,単元全体をどう取り組むかという話です。

この2つはかなり重要な指導感を内包しているので,土曜日のセミナーで少し詳しく話を聞いてみたいと思っています。

前田先生の本に感動した先生。
ぜひ,ご参加下さい。懇親会でも前田先生とお話しできます。

『まんがで知る教師の学び』刊行(&重版出来!)記念 前田康裕@東京セミナー
午後1時~4時半までです。
場所は,九段下。
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「第3回 教育と笑いの会」は楽しかった

b7627「第3回 教育と笑いの会」は,面白かったですね。

本来の学ぶセミナーとは大きく違い,とにかく笑う会なのです。
その中に,教育のことが混じっていて,それなりに楽しみつつ学ぶことができました。

会のメインは,桂雀太さんの落語です。
そもそも落語家による落語はテレビかラジオでしか視聴したことが無かったので,今回は生で聞くことができたのが,実に感動的でした。
それ以上に,落語家の声や仕草などが非常に力強く,楽しんでいるのですが,かなり勉強になりました。
声といい,間といい,文脈と言い,さすがに歴史的文化を継承しているだけあります。

雀太さんの落語の後が大喜利という流れになっていて,私はその進行役でした。
ですので,雀太さんがどのような稽古をしてきたのか,チャンスがあれば聞いてみたいと思っていました。すると,運良く玉置先生がその方向で雀太さんに振ってくれました。
ありがたいことに,少しご披露いただけました。
それは,「いろはを抑揚を付けて言う」という稽古でした。

b7626教育と笑いの会は午後の時間帯を使って楽しく進行したのですが,私は出演者だったので,フロアの袖に席が設けられていました。
すると,前方に姿勢の良い方がいて,今回もホッと嬉しい一時になりました。
お顔をみたら,大野先生でした。大野先生が参加しているとは思ってもいなかったので,嬉しくなり,しばし歓談しました。

休憩時間などには,かなり多くの方々と名刺交換をし,旧知の先生方とも語らうことができました。
そうした中,嬉しかったのは「算数ソフト」話です。

横浜の佐藤先生からは,先日のチーム算数で出た話題とほぼ似たような実践を聞くことができました。
これについては,後日,改めて書きたいと思います。

また,野中先生も北海道で「算数ソフトがいいよ」と推薦して下さっていることを伺いました。有名な先生ですので,とってもありがたく思いました。

白百合女子大の神永先生ともたくさんお話をし,その中に少しアフリカのお話をしました。いつか,お力添えをいただくことになるかも知れません。

つくばの福田校長先生ともアフリカの話をしたのですが,翌日,電話がありタンザニアの大臣級の方と知り合いと教えていただきました。7月にルワンダに行くので,その方のことを聞いてみたいと思います。

算数ソフトを使って下さる先生方ばかりでなく,算数ソフトを広めて下さる先生方もいてくださり,そうして,アフリカの教育にも関心を持って下さる先生がいて下さるので,これから先,ますます頑張らねばと思いました。

充実した一時になりました。
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