Category Archives: 友人知人

江端先生と中嶋先生,嬉しいです!

嬉しいことが,続いています。

このブログの2つ前の記事に江端洋子先生からコメントがありました。
3年生の「円と球」単元の定番として,箱の中にボールを並べる問題があります。
その場面で,もっと算数のソフトを使ったことが記されていました。
なんと,ほぼ全員が理解したとのことです。嬉しいです!
さらに,コメントには次のようにありました。
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一人、わかっていない子がいましたが、「この前、直径が前ならえしていたのをみなかった?」と聞くと、「ああ!そうだった!」と思い出し、自分で解決していました。
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ちょっと危なかったお子さんも,江端先生の一言で,自分で解決できたのです。嬉しい限りです。
それにしても,「直径が前ならえ」という説明はいいですね。しびれました。
算数はとっても淡泊な教科なので,擬人化した比喩表現は非常に効果があります。「直径が前ならえ」です。最高!と思いました。
そうして,「画像が効果音と共に魅力的に動くのは、すごい力ですね」と結んでくださいました。
江端先生,ありがとうございました!
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もう一つ。
叱り方研究の第一人者,中嶋郁雄先生のブログに算数ソフトのことが載っていました。
6年生の算数。「対称な図形」の単元で,もっと算数にアップされているソフトを使われました。使ったのは,単元のまとめの段階です。
その結果は,「効果は抜群」と記されています。
友達の先生とはいえ,それをブログで載せてくれるのですから,嬉しいです。
中嶋先生,ありがとうございます!
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なんだか,とっても良い気分です。

 

後藤先生から嬉しいお言葉!

今,流行のフェイスブック。そこで友達になった後藤先生から,昨日紹介した円と球のソフトについて,とっても嬉しいお言葉を頂きました。
「実物を準備して説明することが難しい内容なので,こういうソフトがあるととても助かります」

心に響く,嬉しいお言葉です。

算数ソフトは,まだ世の中に出て日が浅い教材です。
ですから,その存在すら知らない先生も,まだまだたくさんおられます。
それでも,あと,5年・10年と時が流れると,大方の先生は算数の時間にデジタル教材を活用する時代になります。
それが,時の流れだからです。

そういう流れを感じていると,「算数ソフトを使う先生」「算数ソフトを広める先生」がこの先,とても重要な役割を果たす事になると感じてきます。

城ヶ崎先生が学級通信で御紹介くださいました!

算数ソフトを使って,快適な算数授業を進めている先生がどんどん増えています。

さらに,その快適な授業が「こうだったんだよ!」「こんな風にしたら,すごく良かったんだ!」と,紹介してくれる先生も増えています。
とっても嬉しいです!!

昨日は,城ヶ崎先生からお知らせを受けました。学究通信で紹介して下さったのです!

城ヶ崎先生の学級通信に紹介されていた算数ソフトが,この画像のソフトです。
箱の中にボールが入っていて,そのボールの直径から箱の縦・横の長さを求める問題用のソフトです。
[?]ボタンをクリックすると,バラバラに示されていた直径のマークが動き出し一直線なります。
縦の所の?ボタンをクリックすると,今度は縦に一直線になります。
こういうのを見て,初めて,ボールの並びと箱の縦横が,直径を通じてつながっていることが分かります。

城ヶ崎先生の通信は,「黒板を使った授業では、練習問題のパターンごとに『箱と球』を描き直すので、練習問題にあまり時間を取れません。しかし、ソフトならクリックするだけで多くの練習問題を解くことができます」と,結ばれていました。嬉しい結びの文章です。

このソフトは「もっと!算数」サイトにアップされています。なかなかスグレモノの算数ソフトです。
無料でダウンロードできますので,3年生の担任の先生,是非ご覧になって下さい。
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算数ソフトを使った快適授業の様子が,私の所にも,次第に届くようになってきています。
なんだか,嬉しいです。次は,どなたから,どんな様子が舞い込んでくるのかと思うだけでも,とても楽しい気分になります。
皆さんのおかげです。ありがとうございます!

チーム算数は7月14日です!

あれこれ順調に進んでいるので,日々,意気揚々です。

次回のチーム算数は7月14日(土)の午後2時からと決まりました。
いつものメンバーの城ヶ崎先生,佐々木先生,私の3人の他に,今回はもしかしたらお二人が参加されるかもしれません。一人は三橋先生で,一人は新学社の藤原さんです。
いつもの通り,緩い話しをみんなでします。それでも,妙に楽しいので,それが何よりと思っています。

前週の7月7日(土)は,流し素麺の野口塾です。私の調子が良ければ,来年度には一つ・・と思っていることをお話ししたいと思っています。集まった先生方とあれこれ相談して,準備委員会ができればいいなと思っています。

だいぶ先ですが,8月4日(土)は,山口県の周南市でお話しをしてきます。「作法」と「算数ソフト」の話しです。筑波大付属小の桂先生と御一緒なので,面白い話しができそうです。

8月17日(金)は,小学野口塾で「作法」についてお話ししてきます。この野口塾は小学館で開催されます。

9月16日(土)は北海道の札幌で「作法」と「算数ソフト」について話してきます。山田先生のお誘いです。ちょっと面白いことが浮かんできました。その話しができるようにあれこれ進むと良いなあと思っています。

その間に,新規事業向けの原稿を800枚ほど書きます。得意分野なので,とても上機嫌です。

チーム算数は27日(土)です!

城ヶ崎先生からメールがありました。
27日(日)の午後2時から「チーム算数」を開催します。
場所は,いつものファミレスです。

今回は,『言語技術教育研究』3部作の話しが出ると思います。

今朝方,北海道の友達の福嶋顕勝先生から写真が届きました。福嶋先生の所は,金環食にならず,部分日食だったそうです。
私の所は薄曇りだったので,「おぼろ金環食」でした。
私に写真を送ってくれる友達がいることが嬉しいです。
クリアな写真を見ると,やっぱり良いなあと思います。

 

城ヶ崎先生の学級づくり

城ヶ崎滋雄先生と長くお付き合いをしています。
15年ぐらい前からでしょうか,城ヶ崎先生の指導は次第に変わっていきました。
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「剛」から「柔」。柔の中に剛を秘める。柔軟にして剛あり。
「動」から「静」。静の中に動を秘める。静寂にして動あり。
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新学期,子ども達と出会います。
何をどうするか,それを決めてかかりません。
まずは,昨年までどうしていたかを尋ね,それを聞きます。
聞いては褒め,やってもらいます。
やってもらっては,また褒め,その良さを自覚させます。
自覚が心を鍛え,鍛えられた心に課題を与えます。

具体的にどうしているのでしょう。
城ヶ崎先生のブログをご覧下さい。そのうち,ヒントとなる内容が掲載されます。

これまでの流れに逆らいません。
逆に,これまでの流れに乗るようにして,新しい学級づくりが進みます。

これは城ヶ崎先生の学級づくりの一つの特徴です。

流れに乗りつつ,城ヶ崎先生が進めていくことがあります。
それは「日常性からの離脱」です。
城ヶ崎学級らしい,いくつかの行為が課せられていきます。

「戒律」のような戒めもあります。
「劇場」のような楽しみもあります。

それら一つ一つが日常的なあり方から,子ども達を遠ざけます。
ある時は古武道の道場でもあり,ある時は病院の診察室でもあり,また,ある時は演劇の最中のような感触です。
そうして,気がつくと独特の空気をもった生き生きとしたクラスへと成長していきます。

城ヶ崎先生は学級が崩れることは考えられないと言います。
はっきり言って,「崩れようがない」のです。

城ヶ崎先生に限らず,学級づくりの上手な先生は他にもたくさんいます。
さすがだと思う先生の話には,必ず「上質の掟(形)」が存在しています。
その掟(形)の特徴は,行為を伴う掟(形)だということです。

この「上質の掟(形)」の存在が,その学級を普通の学級からの脱却を誘います。
そこに,「日常性からの離脱」があるからです。
日常的な感覚から離れるからクラスは崩れなくなり,しっかりと伸びていくのです。

今週の土曜日は,「チーム算数」です。
城ヶ崎先生の話を楽しく聴くことができます。嬉しい一時です。