群馬の羽鳥悟先生が中学校の校長になりました。
おめでとうございます!!
羽鳥先生とは長い付き合いで、特に、「日本人を育てる教育実践研究会」通信というのが出るようになってから、その勉強量が大いに刺激となっています。
通信は、先月号でちょうど50号です。
隔月刊で届くので、もう10年近くも続けていることになります。
毎号、本から得た一級のエッセンスを使っての授業展開が掲載されています。
読書量も実践量も素晴らしいです。
羽鳥先生の通信は、直接メールで届きます。
御希望の方は、↓へ「通信希望」と書いて、メールをお送り下さい。
s-hatori1408@bay.wind.ne.jp
無料で届きます。
長い付き合いと言えば、城ケ崎滋雄先生です。
先日、関東学院小学校の岡崎校長の御配慮で、校内研修に参加させていただきました。
その時の講師が、城ケ崎先生です。
落ち着いて、中身の濃い話しを2時間たっぷりと聞きました。
3月末ということで、新学期の学級目標などの話もあり、なるほどと思った次第です。
古くからの友だちの活躍、嬉しいものがありますね。
城ヶ崎先生の『教師の腕前診断』、横浜の野口塾で売れていました。
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黎明書房から古川光弘先生の『「古川流」戦略的学級経営 学級ワンダーランド計画』が出ています。
古川先生とは有田先生の継承セミナーで御一緒したことがあります。
有田先生からよく学ばれていて、その上、実に論理的に把握されています。「なるほど」と思ったものです。
その論理的な先生の本のタイルとが、「ワンダーランド」です。よく分からないです。
何だろうと思って読み始めると、すぐに意味が出てきます。
「教室を不思議な空間、おとぎの空間にしよう!」ということなのです。
中味は、古川先生の面白実践や手堅い考え方などが凝縮しています。
そんな中、面白いことが書いてあります。
【鉄則9】行き詰まったら、トイレを磨け!
これも、読むとすぐに分かります。
新年度ですね。
お手元に置いておきたい1冊ですね。
明日(31日)の朝、9:30~10:00は、NHKのEテレですね。
木村明憲先生のクラスで、『情報学習支援ツール』の「実践カード」を使っている様子が紹介されます。
NHK for schoolアワード2016という番組です。
どんな風に紹介されるのでしょうね。楽しみです!
嬉しいことがあるからか、年度末だからか、どちらなのか分かりませんが、嬉しいニュースが私のところにも届いています。
・大学の教授になります。
・大学院へ通います。
・新しい任命を受けました。
・退職後のオファーがありました。
・本を出しました。
どの先生も、先へ進もうと思う熱い心の持ち主です。
それでいて、穏やかです。
新年度の再会が楽しみです。
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友だちの本を紹介しましょう。
辻川和彦先生編著の『いじめ対応の基礎・基本』です。
編著というのは、編集をし、かつ、著者でもありますよ、ということです。
では、辻川先生と一緒に執筆をされた先生方は誰でしょう。
猪飼博子先生、石川 晋 先生
伊藤茂男先生、岩瀬正幸先生
宇野弘恵先生、緒方 茂 先生
黒川孝明先生、合田淳郎先生
笹原信二先生、佐藤幸司先生
高田保彦先生、高本英樹先生
俵原正仁先生、中村健一先生
西田智行先生、野中信行先生
橋本慎也先生、広山隆行先生
古川光弘先生、山中 太 先生
吉田綾子先生
ベテラン級が勢揃いです。
いじめは根絶が難しいですね。
特効薬は無いと考えた方が良さそうです。
そうなると、いろいろなアプローチを知っていた方が対策は取りやすくなります。
これだけの実力者が書いているのですから、この本が教室の常備薬BOOKになっていれば、安心ですね。自分にとって基本路線を持ち、それが通じない時にも動じないようにすることが大切と私は思っています。
それと、もう一冊。
照井孝司先生の『せせらぎ国語教室』です。私家版で、もう17集になります。
この「せせらぎ国語教室」は、野口芳宏先生の私家版『国語教室』を知り、作り進めた本です。
師匠の素晴らしいところを、自らも行っていくその姿勢が良いですね。
照井先生と臺野先生と松澤先生が、この春から「野口芳宏継承セミナー」を運営します。
皆さん校長経験者なので、「野口塾校長クラブ」のような3人です。
慕われる人がいて、慕う人がいて、こういうのは良いですね。
野口芳宏先生の国語と言えば、『国語科授業の教科書』が良いですね。セミナーでもよく売れています。
野口先生のお話を聞くと、手元に置いておきたくなりますね。
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「チーム算数」開催日でした。
いつもの4人(城ヶ崎先生、佐々木先生、藪田先生、私)が3時間休む間もなく語らい続けます。
井戸端会議と何が違うかと問われると、どうにも返答のしようがありません。
非常にぬるい教育サークルなのです。
今回、嬉しかったのは、佐々木先生が「そもそも論は面白い!」と太鼓判を押してくれたことです。
そう言う嬉しい一言をいただいたので、そろそろ、道徳の「そもそも論」をノートにまとめようと思います。
番号を付けていくのですが、その000番は「教育のそもそも論」です。
Q そもそも教育とは何か?
こう問われたら、皆さんはいかがお考えでしょうか。
佐々木先生が「教え育てること」と答えました。
これ、いいですね。
漢字を訓読みしています。
こういう答えがスッと出るだけでも、「さすが!」となります。
ですが、私がわざわざ問いを出しているのですから、訓読みレベルという訳にはいきません。
少々、批判的に書けば、「おしえる・そだてる」という訓読みは誰でも知っている上、返り点を使うなどの妙味もありません。
ですので、「ああ、なるほど!」と感動を呼ぶことはありません。
頭に少し響く程度の答えなのです。
いい線行っていますが、常識の範囲となります。
大事なことは、「心に落とす」回答を出すことです。
皆さん、考えあぐねていましたので、ヒントを出しました。
ヒント: どろぼう
「教育とはどろぼう」がヒントです。
これは、ミラクルのヒントです。
こんなヒントが出るのですから、そもそも問いの正解が常軌を逸しています。
ですので、最初から誰もわかるはずがない解答を私は用意していたのです。
このヒントを出してからのメンバーの回答は、城ヶ崎先生が3点。佐々木先生がマイナス100点。藪田先生には点数を付けていなかったと思います。
佐々木先生の答えは、全くダメな答えなのですが、ダメもきわまれば正解に近くなります。その逆を考えれば、正解に届きます。
思考の一発逆転が生じます。
正解を話したら、城ヶ崎先生も佐々木先生も藪田先生も、大納得。
それも、かなり強烈に響きました。
そうして、佐々木先生の「そもそも論は面白い!」のお言葉に至った次第です。
これを道徳の「そもそも論」ノートを作った時の、000番のページに書く予定です。
001番のページは、「人の図」。
002番は、「人と自分の図」。
以下、「主張ある道徳授業を創る!」で40分間お話をした道徳の「そもそも論」の内容を続ける予定です。
その後には、私の「まめノート」に記されている中味が続きます。
そうして、何番目になるのか分からないのですが、今日は「潤いの図」を発表しました。
この図を見て、佐々木先生はがつんと来たようで、「正・反・対偶」論を話してくれました。
切れ味抜群です!
「そもそも論の図は、見る人の思考を活性化する!」
これは大発見!とにこやかな気分になりました。
もう一つ話したのが、「貧乏の図」です。
道徳を専門に学んでいる先生は結構いますが、貧乏を教えられる先生はほとんどいません。
「貧乏の図」についても、佐々木先生は図を見ながら、すぐに講釈を始めました。
今日の「チーム算数」は佐々木先生の講釈が光っていました。
藪田先生には後学のために、「貧乏の図」は「易経」に依っていることを話しました。
何度も書いていますが、道徳思考の基本は論語です。
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城ヶ崎先生からは、関東学院小学校で2時間講演をするので、それについての話しをしてもらいました。
また、今後の著書の話しもあり、濃い内容でした。
佐々木先生からは、プログラミング学習にフィットする無料アプリの紹介がありました。
藪田先生からは家訓教育の手応えの話しがありました。
一つ一つがヘビーです。
次会のチーム算数開催日は、4月15日になるだろうと思っています。
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4月8日(土)、東京の日野で「第6回 いつも上手くいく先生の学級経営・授業づくり講座」が開催されます。
日野と言えば、「武士よりも武士らしく」生きた近藤勇・土方歳三で有名な新撰組ですね。
こういう地で開催するセミナーで、しかもメイン講師は、かの山中伸之先生。
「教師らしい教師!」「より教師らしく!」「教師の極み!」のようなセミナーになりますね。
このセミナーに、色を飾るのは、これからの活躍が期待される松島先生、内田先生、須永先生です。新鮮で、かつ腹の据わった取り組み。楽しみが大きいです。
私が参加できないのがちょっと残念なところですが、お近くの先生、足を運ばれてみてください。
詳しくは↓です。
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「第6回 いつも上手くいく先生の学級経営・授業づくり講座」
~これで4月のスタートは大丈夫!成功の秘訣を教えます!~
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どんなクラスを担任しても,いつも上手くいく先生はいるものです。
そんな先生には必ず上手くいく秘訣があります。
今回も,学級経営・授業づくりの多数の著書でも有名な山中伸之先生と学級経営や授業づくりの実践家をお招きし,その秘訣をお話していただきます。
上手くいく秘訣を本講座で学び,「あの先生は,いつも上手くいっているな!」とみんなから思われる,そんなちょっとできる教師を一緒に目指しませんか?
☆申し込み方法☆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「こくちーず」よりお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/459664/
日 時:平成29年4月8日(土)
会 場:平山交流センター
所在地:東京都日野市平山5-18-2
(京王線平山城址公園駅前の『平山季重ふれあい館2階』)
京王線平山城址公園駅より徒歩約2分です。
※駐車場はありません。公共機関でお越しください。
※会場への問い合わせはご遠慮ください。
講 師:山中伸之先生
参加費:2000円(当日)
日 程:
12時50分~ 受付
13時00分~14時00分 講座①:山中伸之先生
「できる教師の1年間の学級経営!1年間の見通しを教えます!」
1年間の学級経営の見通しがない中で,4月の学級経営をスター
トしても上手くいかないことはたくさんあります。そこで,学級経
営の多数の著書で有名な山中伸之先生から,1年間の学級経営のポ
イントをお話していただきます。
14時10分~14時25分 地元教師の発表:内田聡
「4月の学級開きで使えるミニネタ発表会!」
4月の学級経営で使えそうミニネタを,どんどん発表していきま
す。出会いの演出・教室にあると便利なグッズ・簡単に続けられる
学級通信づくりなどなど,どんどん紹介していきます。
14時25分~14時40分 ミニ講座①:須永吉信先生
「みんなが笑顔になる授業参観・保護者会の作り方!」
初めての授業参観・保護者会は,誰でも緊張するものです。とは
言え,「この先生で大丈夫・・・。」そんな印象を与えてしまうと,
保護者との信頼関係を築くのは難しくなります。みんなが笑顔にな
る授業参観・保護者会づくりの秘訣をお話いただきます。
14時40分~14時55分 ミニ講座②:松島広典先生
「あっという間に心をつかむ!子どもが夢中になる授業づくり!」
「この先生の授業って楽しい!」「何だか授業がよく分かるぞ!」
「もっと授業を受けたいな!」4月に,そんな印象を子どもたちが
もつことができれば,きっと1年間授業は上手くいくはずです。そ
のための授業づくりの秘訣をお話していただきます。
15時00分~16時00分 講座②:山中伸之先生
「1年間の授業づくりの秘訣!」
授業は年間指導計画に沿って・・・,言葉では分かっているつも
りでも,なかなか実感を伴って理解できている先生は少ないのでは
ないでしょうか。では,どうやって見通しをもつのか,山中先生か
ら,その秘訣をお話していただきます。
16時10分~16時40分 講座③:山中伸之先生
「語りの力が子どもを変える!」
授業にことは覚えていなくても,担任の先生が話してくれた家族
の話や感動的な話は何となく覚えているという方は多いのではない
でしょうか。子どもたちは先生の語りが大好きです。では,どうす
れば上手に語れるようになるのか。山中伸之先生の実際の語りを通
して,明日から語れる力をみんなで身に付けていきましょう。
16時40分~16時50分 交流会
17時30分~ 懇親会京王線北野駅周辺(4000円前後の予定)
☆申し込み方法☆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「こくちーず」よりお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/459664/
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