16日の土曜日は、明石先生のオフィスでSG会が開催されます。
今回の課題図書は、『健康でいたいなら 10秒間口をあけなさい』(吉野敏明著)です。
冒頭から、良いことが書いてあります。
「異常の状態が長く続くと、自分が異常であることすらわからなくなる」(p23)
そして、正常な口の状態が記されています。
私が正常と思っていた口の中の状態と、本に書いてあったのが違っていたため、もしかしたら、私は少々の異常持ちであったのかもしれません。
まだ、半分弱しか目を通していませんが、なかなか面白いことが書いてあります。
本の内容もさることながら、やはり、先ほど引用したところが頭に刺さっています。
そのため、本を読みながら、道徳のことも少し考えています。
異常が続くと、異常を正常と勘違いするような現象は、道徳の世界でも起こっているからです。
手近なところでは、座る姿勢です。
大きなところを言えば、戦前までの日本で当たり前に言われていた、仁義礼智信です。こちらは、もうすっかりわけが分からなくなっています。
姿勢が悪くても、仁義などが分からなくても、生きるだけなら何とかなります。
でも、人間として少しでもよりよくと思うと、異常の世界には長くはいたくないと思えるようになってきます。
この本を読み進めていると、自分の好きな領域にも異常があると、今まで以上に感じてきます。
そういうことは滅多にないので、妙にありがたさを感じています。
残り半分も楽しんで読みたいと思っています。
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山中伸之先生の道徳の評価を学ぶセミナーが開催されます。
道徳の評価が気になる先生、所見を書かせたらピカイチの山中先生からぜひ学ばれるとよいです。
↓ に引用します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 講座「特別の教科道徳の評価を学ぼう」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 道徳が特別の教科になります。 授業が特別になるということではありません。 でも、評価を文章で残すことになります。 どのような観点でどのように評価しどのように文章化すればよいの でしょうか。 ○日時 9月22日(金)18:00~20:00 9月23日(土)18:00~20:00 ※内容は2回とも同じです。 ○会場 小山市立生涯学習センター 第2セミナー室 http://www.nem-shiteikanri.jp/shisetsu/oyama-center/index.html 栃木県小山市中央町3-7-1 ロブレ6F JR宇都宮線小山駅下車 徒歩1分 (小山駅隣接のロブレ6F) ○定員 10名 ○参加費 1000円 (当日、お支払いください) ※今回のみ特別価格 ○講師 山中伸之 小学校教員必携『所見辞典』執筆者 所見文例作成のスペシャリスト ●お申し込み 「こくちーず」よりお申し込みいただけます。 9月22日(金)http://kokucheese.com/event/index/485619/ 9月23日(土)http://kokucheese.com/event/index/485628/ ------------------------------------------------------------ ○日程 17:50~18:00 受付 18:00~19:10 講座「特別の教科道徳 評価文の書き方」 19:10~19:20 休憩 19:20~20:00 語りによる道徳授業「サトーカメラ」 20:00 終了 ※質問があればお受けします。 ※日程及び講座内容は、予告なく変更になる場合があります。 ご了承ください。 ●お申し込み 「こくちーず」よりお申し込みいただけます。 9月22日(金)http://kokucheese.com/event/index/485619/ 9月23日(土)http://kokucheese.com/event/index/485628/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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急遽、「道徳読み」の2時間限定セミナーが開催されることになりました。
『道徳の教科化直前! 「道徳読み」で授業をしよう!』
18日(月・祝)です。
午前中の10時~12時。
主宰:多摩勇気会
準備・片付けも含まれると思いますので、正味は1時間半ぐらいと思います。
この企画をして下さったのは、鬼澤信一先生です。
8月26日の山中先生のセミナーで道徳読みを初めて聞き、その会場で、セミナー開催となりました。
最初は、サークルでの話だったのですが、会場をお借りしたら人数に余裕が5名もあったので、もったいないと思い募集となったのだろうなと推察しています。
鬼澤先生は2学期に入り、「道徳読み」をすぐに実践しました。
その時の授業の様子を次のように記されています。
「いつもの道徳の授業とは違い集中して取り組んでいました。」
こういう道徳は素晴らしいです。
実に、ありがたいと思います。
鬼澤先生は、2学期の初日、教室の先生の机の上に『日めくり教室論語』を置きました。
8月下旬だったので、30日の所(学ぶに如かざる也)を読んだ子が、突如、本を熱心に読み始めたそうです。
小さい字の解説に「読書をたくさんすることが大切です。」と書いてあったのを読んだからです。
こういう話、嬉しいですね。
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9月ですね。
今月は、ルワンダの教育関係者が1名、インターン生として、さくら社にやってきます。
期間は11日(月)から1週間です。
社内での研修もあれば、社外の各地へ出かけての研修もあります。
そのスケジュールも8月に決まりましたので、一つ一つを丁寧に実行していきます。
どんな研修をするのかについては、インターンが始まりましたら、ご紹介していきます。
一つだけ、お伝えするとしたら、社内研修で私も少1つ講師を務めることです。
英語で流ちょうに話せればいいのですが、たぶん、日本語の中に少し英単語がでてくる感じになると思います。
でも、日本語で話しても何の問題もありません。
通訳の方がついてくださるからです。
平素の2倍の時間がかかるそうですが、話はきちんと伝わります。
通訳さんを付けてくださる、JICAに感謝しています。
インターン生にとって、東京の企業での研修は慣れないものがあると思います。
同様に、さくら社にとっても初めてのことで、少々まごつくことも出てくると思います。
こういう時は、お互いが前向きであれば、たいていのことは良い方向に流れます。
ドタバタしながらも、良き友になれたらと願います。
インターンシップの最終日が、偶然にもインターン生の大切な日なのです。
そこで、ちょっとしたお祝いの宴を開くプランも進んでいます。
楽しみです。
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英語の『わくわくプリント』が発売になり、とても嬉しい気分になっています。
プリントより一足先に、英語ソフトも発売になっています。
1巻 2巻 3巻 『Hi, friends!』1対応
4巻 5巻 6巻 『Hi, friends!』2対応
英語がちょっと苦手なところに、自分が教えなくてはならない。
そんな状態になったら、ぜひ、これらを使ってみて下さい。グイッと楽しくなりますよ。
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お世話になった内田先生から、山中先生の「セミナー9回目の案内が届きました。
今回のテーマは、「~これで大丈夫!特別の教科道徳の授業づくり!~」です。
内容は、↓です。
ミニ講座:「学級の安心・安定は道徳でつくる!」内田聡
講座①:「道徳の評価と所見文の書き方」山中伸之先生
講座②:「考える道徳・議論する道徳の要点」山中伸之先生
実践発表①:「 」須永吉信先生
実践発表②:「 」松島広典先生
講座③:「実感をこめた語りによる道徳授業」山中伸之先生
講座④:「本日の学びについてのQ&A」山中伸之先生・参加者
このセミナー1つで、道徳を集中的に勉強できますね。
特に、山中先生は所見の文が実に巧みです。学べる所見なのです。
講座①を聞くだけでも、良い勉強になります。
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ずいぶん昔のことですが、道徳の勉強が進むことで、私自身にちょっと面白い現象が起こりました。
それは、国語の物語文から受ける感じ方が変わってくることです。
物語文を読みつつ、少しだけ道徳を思うようにすると、作品によっては実に感動的なことを感じるようになります。
「スーホの白い馬」は鳥肌が立ちました。
「お手紙」では、自分の至らなさを感じます。
もちろん、そういう良い感動とは違う反応をする物語文もあります。
「大造じいさんとガン」は許せないものを感じます。
それなのに、なぜ、この作品に仕上げたのかと考えると、せっぱ詰まったものを感じてきます。
「道徳読み」で道徳を毎週楽しみに教える先生。
「道徳読み」で喜んで道徳を学ぶ子供達。
もしかしたら、こういう先生や子供達の中に、私が感じたようなことを感じる人が出てくるかも知れません。
すると、授業では話されていなくても、自分一人、ひっそりと心に落ちるメッセージを感じるかも知れません。
場合によっては、ちょっと人生を変えてしまうかも知れません。
児童向けの物語文でも、感じる力の有無がその作品力を力強くしてくれます。
そう言うものが文学なのかもしれないと思っています。
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学習院大学で岩崎淳教授とミーティングをしました。
岩崎先生とは、ずいぶん昔に、江部編集長を介して知り合いました。国語の江部さんから紹介されただけあります。岩崎先生は国語にとても堪能です。
それだけではなく、その気品に感じ入るものがあります。お話をしているだけで自分ももう少し徳を学ばなければと思います。
いろいろとお話をさせていただきました。
本筋とは違うところですが、「徳治」「法治」の話題が心に残りました。
学級は徳治で進むのではないかというような話です。
この日、寝る前に少し本を読みました。
孔子に関係する本です。
そこに、孔子の言葉として、次のように記されていました。
「いま不誠実で軽薄で知識能力の多い人物がいるとすれば、
そのような人はたとえてみればちょうど無慈悲残酷なやま犬や狼のようなもので、
決して近寄ってはならないものでございます。」(『説苑(ぜいえん)』p141)
似たような言葉は他の本にも孔子の言葉として載っています。
「誠実でなくて多才な者は山犬や狼のように危険なものです。」(『孔子家語』p83)
道徳がダメで、勉強やスポーツができる。
こういう人はどんな人になるのかと言うと、無慈悲な危険な人になる。
そのようなことが2500年前にも言われていました。
そして、それは今もまた同じです。
昨今は、道徳不足と思われる事件が多数起こっています。
先生が道徳を好きになり、子ども達の道徳に目を向け、子どもたち自身も道徳を好む力をもつ。そんな教育が進んでほしいと願います。
道徳の教科化が、徳治の流れを生み出す大きなきっかけになってほしいです。
岩崎先生の人柄に触れて、良い一日になりました。
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大阪で万博が開催されていた頃、「大きいことは良いことだ」というようなCMが流行しました。
大は小を兼ねるというのでしょうか。論語も大きく書いて掲示したら、インパクトがあるだろうなと思います。
御茶ノ水駅近くに湯島聖堂があるのですが、ここにある石碑に「有教無類」と大きく記されています。
初めて見た時には、おおっ!と、とてもインパクトが有りました。
この言葉の意味は、
「人には生まれながらの差があるのではなく、教育によって良くも悪くもなる。」です。
時々、論語の一節を大きめに書いて、自分自身への刺激としていきたいですね。
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