いろいろとやることがあり、デスクに向かってバタバタしています。
これがまだまだ続くので、しずしずと情熱的に前進するのが一番と思っています。
時に、フッと休憩をするのですが、時折『論語』を開いて、極めて当たり前のことに感動をしています。
「性相い近し。習い相い遠し。」
生まれ持った素質にはそんなに違いはありません。
でも、その後の環境やら努力やらで大きな差がでます。
そんなの当たり前であり、何を今更と感じます。
それなら、読み返さなくても良いと思うのですが、これが違うのです。
当たり前のことを読んで、それが、心に再確認するように響いてくるのです。
自然と、自分の心の火が少し大きくなります。
夢を描きたくもなりますし、描いた夢へ近づきたくなります。
今日ももう一歩歩もうと心が促してくれます。
こういう心のあり方が、「道徳のなせる力」なのだと私は思っています。
論語には、「正しい生き方」に関する当たり前のことが少し古い言葉で書いてあります。
私にはとてもありがたい本です。
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今度の土曜日は、野口塾in神戸です。
道徳の話もします。
お近くの先生、関心がありましたら、是非、お越し下さい。
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関連記事:
さくら社のHP、「算数ソフトの世界展開」のコーナーに新しい記事が2本出ています。
◆IM協力校が次々と・・・
◆現地小学校でIMの授業が進む
ぜひ、お読み下さい。
<こちら>です。
12月3日(土)は、野口塾in神戸です。
参加者が10名となっています。
着実に増えて、ありがたいです。
野口先生のお話を聞いてみたい先生、ぜひ、御参加下さい。
このセミナーに、ルワンダで共に活動をしているアイリンクの社長・堀さんが志賀からわざわざ御参加下さいます。
堀社長はアフリカに夢を抱く盟友です。
未来を共に語らいたいと思います。
12月5日(月)は、アフリカ・ルワンダのアーサー先生と夕食会です。
夏期集中算数講座で、クラスの平均点を25点から75点にアップさせた実力派ティチャーです。
出張で日本に来る事がわかり、帰国前日の5日に会食をすることになりました。
場所はJICA東京の近辺です。
12月26日(月)は、ルワンダで共に活動をした飯野さんと昼食会です。
ケニヤから一時帰国されるとのことです。
久しぶりなので、話が盛り上がりそうです。
なんというか、12月はルワンダ色が濃くなっています。
実にありがたい事と感謝の気持ちで一杯です。
ゴリラをポンしましょう!
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関連記事:
歴史的な雪の中、埼玉県経営者協会のJICAセミナーに行ってきました。
埼玉県経営者協会というのは、「日本経団連の中核団体として埼玉県や中央の政策に皆さまの声をお伝えする、彩の国埼玉を代表する総合経済団体」です。(HPより)
今日、開催されたのは「JICAセミナー:アフリカビジネスを考える」。
JICAアフリカ部の吉澤参事役と、JICA東京の杉村課長の御講演に、「今こそアフリカ!」との思いを新たにしました。
また、日本テレソフトの金子社長のスーダンの取り組みもとても勉強になりました。
エチオピアの留学生、ベケレさんの話もあり、アフリカの若者の前向きさに大きな期待を持ちました。
そうして、私たちさくら社もルワンダでの事例報告をさせていただきました。
テーマは
「ルワンダにおける算数ソフト教材の製品特性を生かした事業展開へ向けての現地調査状況」です。
30分の持ち時間の20分を松山氏に話していただき、私は終わりの10分ほどで今後の展望と、調査で得た教訓を話しました。
写真は、松山氏が話し始めたところです。
閉会後は、名刺交換の時間でした。
フロアの方々と名刺を交換しつつ、あれこれお話しでき、最後の最後まで有意義でした。
埼玉県経営者協会の皆様、大変お世話になりました。
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会場は大宮にあるソニックシティビルです。
来年の2月、道徳のセミナーがあるのですが、そのセミナーもこのビルで開催となります。
同じビルで、ビジネスの話と、道徳の話です。
なかなか面白いです。
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先月、九十九里浜小学校で石井先生の授業を2時間、参観させていただきました。
特別支援級での4年「面積」の学習。
それと、6年「比例」の学習。
4年の面積は、研究授業でよく扱われるL字形の場面です。
石井先生の授業展開に、驚きました。
子どもに応じて、対応を切り替えています。
できるところは、しっかり取り組ませ、そうでないところはサッとフォローします。
これが見事で、横に切る、縦に切るは、子供たちが考えて既習の長方形にすればいいことを見出していました。
そこから、さらに、考え方3(全体から部分を引く)まで子どもたちは考え始めたのです。
ここまで授業を高められるのかと、感心させられました。
石井先生が、受け持ちの子を深く理解していることがよくわかりました。
6年では、比例のグラフです。
20人学級のが全員参加した授業でした。
こちらでの石井先生の指導は軽快でした。飛び込み授業なのですが、クラスをあっという間に石井オーラで包み、子ども達をのびのび学習させていました。
子ども達の感想を1つご紹介します。
◆授業では、分からなかったところがわかり、すごく考えやすかったです。
ソフトは、一つ一つ分かりやすくて、すごく勉強になりよかったです。
授業後、佐瀬校長先生と一緒に給食をいただきました。
校舎が豪華なので、しばらく学校のことを伺っていました。
それから、もしかしたら・・・ということで、アフリカのルワンダの教育関係者が日本に留学した時、九十九里小学校を見学させていただくことは可能かどうか、伺いました。
御快諾をいただけましたので、もしかしたら、来年の夏ごろ、ルワンダの先生を一人九十九里町小学校へ案内することになるかもしれません。
ルワンダは内陸国なので、九十九里の海も見せたいと思いました。
そんな日が実際にやってきてほしいです。
そうしたら、また、石井先生の授業を参観できます。
さらに、日本の小学校のことを、佐瀬校長先生から教えていただけるかも知れません。
そうなったら、うれしいですね。
ルワンダに九十九里小の風が届きます。
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京都教育大学附属桃山小学校の木村明憲先生の本です!
『情報学習支援ツール 学習カード&ハンドブック』です。
ぐさっと来るのは、この言葉です。
「(「実践カード」使用で)児童に伝わるのは、教科を超えて大事な力があるということです。」
監修の黒上先生のお言葉です。
教科の学習で得た情報を「集める・まとめる・伝える」力を子供達が持ち、意識して使おうとすることが、新しく求められています。
そこに注力して開発されたのがこの本の中味です。
木村先生が研究仲間の先生方と実践を何度も行って、より使い勝手良く作り上げたのが、この中に収められている実践カードです。
情報学習を実り大きく!と願っている先生、ぜひ、木村先生のこの本を手にとってご覧下さい。
監修は、黒上晴夫先生と堀田龍也先生です。
両先生の御論文もたっぷりと入っています。
大いに勉強になっています。
アマゾンで予約が開始されています。
25日(金)は木村先生の勤める京都教育大学附属桃山小学校の公開日です。
「誰でも指導できる メディア・コミュニケーション科を目指して」
黒上先生、堀田先生の御講演もあります。
詳しくは<こちら>をご覧下さい。
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土曜日は、楽しみにしていたSG会でした。
今回は、木更津から滝澤真先生が初参加しました。
野口先生の木更津技法研にも参加している教頭先生です。
学級経営や道徳が専門です。
次会からのレポートが楽しみです。
その次会には、佐倉の佐々木智光先生が参加予定です。
国立歴史博物館で講師を務めるなどする実力者です。
SG会のメンバーがどんどん濃厚になっていくので、この先どうなっていくのか、さらに楽しみが増しています。
次会は、12月17日(土)。
課題図書は、『跳び箱に手をつき骨折する子ども』です。
今日、東京の三省堂で購入しました。
半分ほど読みましたが、軽く読めて、「なるほど」も入っている良い本です。
「立腰」まで言及していける内容なのですが、そこまではまだ出てきていません。
立腰が記されて欲しいですが、何となく、出てこないまま終わるような予感がしています。
SG会の後は、いつものように城ヶ崎先生と「論会」です。
「論会」というのは、道徳を主とした考え方の会です。
論会の半ば頃でしょうか、城ヶ崎先生が「道徳のそもそも論」を説明し始めました。
軸は2つ。
特にぶれることもなく語っていたので、それが実にうれしく思いました。
思わず、「勉強していますね」と言いました。
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