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深澤久先生

群馬の深澤久先生が、再び、道徳で炸裂しそうです。
来年の2月18日(土)に「主張ある道徳授業を創る!」イベントが企画されました。
昨日、その申し込みが、コクチーズで始まりました。

そして今日、申し込みが2桁に乗っていました。
定員が35名ですから、これはもしかしたら、申し込みが遅れると危ないかも知れません。
内容をそのまま引用します。

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「道徳科」が〝やってくる〟――だからこそ今
主張ある道徳授業を創る!
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「特別の教科 道徳」(「道徳科)の実施が目前に迫っています。
今までの「道徳の時間」とどう変わるのか・評価をどうするのかといった〝とまどい〟があるようです。
が、最も重要な事は、どのような道徳授業を実践するかです。
〝時数稼ぎ〟的に道徳授業をやりさえすればいい・〝面白そうな道徳授業〟を書物やネットで探しマネすればいい――こうした〝教師の道〟もあります。
また、子どもたちに〝伝えたい・考えさせたい・行動させたい〟といった教師の「主張」をこめた道徳授業を創っていく――こうした〝教師の道〟もあります。
「道徳科」実施〝前夜〟の今、<主張ある道徳授業を創る>を「合い言葉」に、道徳授業づくり・教材開発・道徳教育改革を推進してきた〝猛者〟が講師として、文字通り、自身の「主張」を語ります。
横山験也・鈴木健二・羽鳥悟・深澤久の4人が一堂に会し<主張ある道徳授業を創る>について語る――この初の〝実験的イベント〟に参加してみませんか。

<主 催>「主張ある道徳授業を創る」実行委員会
<テーマ> 主張ある道徳授業を創る
<日 時> 2017年2月18日(土) 12:45~17:00
<場 所> 大宮ソニック904号研修室 (定数40名)
<定 員> 35名
<日 程>
12:45~13:15   受付
13:15~13:30   開式の辞 ~なぜ今「主張ある道徳授業」なのか~ (深澤久)
13:30~14:30    「主張ある道徳授業」提案&検討
13:30~13:50 提案①  (未定)
13:50~14:10 提案②  (未定)
14:10~14:30 検討
→14:30~14:40 休憩
14:40~15:05   講座Ⅰ 「『日本人の道徳』を受け継ぐ」  (羽鳥悟)
15:05~15:45   講座Ⅱ 「簡単明瞭、道徳のそもそも論 --あなたの指導にパ
ワー充填--」  (横山験也)
→15:45~16:00 休憩
16:00~16:40   講座Ⅲ 「思考を刺激する道徳授業を創る!」  (鈴木健二)
16:40~16:50   閉会の辞 ~なぜ今「主張ある道徳授業」なのか~ (深澤久)
<参加費> 5000円
※イベント後、大宮駅近辺で「交流会」を行います(会費4000円程を予定)。
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深澤先生が炸裂!!と思ったのですが、深澤先生の講座がありません。
講座Ⅳが欲しいところですね。

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b7397道徳の勉強をしていると、フッと思うことがあります。
「弥縫(びほう)の策は通じない」ということです。
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第一回 テロの脅威

JICAの事業に参加して、アフリカのルワンダで教育活動をしています。
その流れで、今日、1通のメールが届きました。
7月2日にダッカ襲撃事件があったのを契機に、関係者はテロ対策研修を受けることになったとの連絡でした。

テロ対策の研修ですから、これは滅多なことでは受講できません。
学んでおけば、いざというとき、少しは身を守れます。
そこまで、国が準備してくれるのですから、実にありがたいことと思います。

ネットで受講できるものがあり、早速、「第一回 テロの脅威」を視聴しました。
レストランなどは窓際やテラスを避けた方がいいことが分かり、なるほどと思いました。

30分弱の内容で、最後に確認テストがあり、7問全問正答できました。
視聴するだけでも、良い勉強になります。

b7398海外事業を!と思う場合には、こういうテロというリスクも同時に発生してきます。
だからやめようと思うか、それでも進もうと思うかは、判断のしどころです。
私は途中で何かあったとしても、それは運命と思っています。
テロ対策の勉強をしっかり行って、リスクを少しでも軽くして、そうしてルワンダの教育に貢献したいと思います。

アフリカは夢の大陸です。
日本では実現し難しいことでも、アフリカなら実現できることがあります。
今、そこを求めているので、歩みを止めるわけにはいきません。
団の皆さんといっしょにテロ対策講習を受けて、日本の優れた教育をルワンダに根付かせたいと思います。
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ルワンダ、珍しい計算

10月上旬にルワンダへ行った時の写真を、スタッフの松山さんからいただきました。
その中に、小学校3年か4年と思われる板書の写真がありました。

b7401その板書の1部がこの写真です。
計算式です。
白いチョークの部分が問題で、赤チョークは答えです。

式と答えを見比べて、式の意味が分かればナイスなのですが、日本では習わないので、ちょっと分からないだろうと思います。

松山さんとは、11月にルワンダでの事例紹介のスピーチをすることになっています。
聞き手は、「途上国でビジネスを!」と考えている企業の方々です。
そういう場で話すことになり、少々驚いています。
短い時間ですが、しっかりとお話をしたいと思っています。
今日は、松山さんとスピーチ内容の打ち合わせをしました。
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広島で『デジタル思考ツール』

b7405広島の福山市へ行ってきました。
日吉小学校で『デジタル思考ツール』の話しをしてきました。

聞けば、広島県は県をあげて思考力育成に取り組んでいるそうです。
次の指導要領で思考力育成が求められてきます。
それを先取りして、県全体で取り組んでいるのですから、頼もしいです。

広島へ行くことになっていたので、三宅先生とお会いした時、あれこれ大事なポイントを伺いました。
さすがは三宅先生です。納得のいく内容をずばずば話してくれました。
その話しをお土産に、日吉小学校で話しました。
熱心な先生方のおかげで、私も円滑に話ができました。
「聞く人の力が話し手を助ける」
この日も全くその通りでした。

日吉小学校で、とても驚いたことがあります。
それは校長先生の姿勢です。
座った時の姿勢も素晴らしいのですが、もっと素晴らしいのは、研究に取り組む姿勢です。
驚くほど前向きです。
「かくあるべき!」と自分自身に内言しました。
模範の校長先生を見ている気持ちになり、時間があれば、日頃の心得など伺いたいなぁと思いました。
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b7403道中、『論語』を味わいつつ読みました。
今回、グッと来たのは、
「人にして信無くば、その可なることを知らざるなり」
です。

b7473読む時によって、グッと来るところが違うのは、こちらの様子に変化があるからです。
その変化に応じて得心できるから、論語は道徳を学ぶにふさわしい書なのです。
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ルワンダ教育局長と合意!

b7404さくら社のホームページ内の「世界に広がる算数ソフト」コーナーに新着記事がアップされました。(こちら
タイトルは、「REB(ルワンダ教育局)局長と合意」です。

REBというのは、Rwanda Education Board (教育局)の略称で、「レブ」と呼ばれています。
教育局は、指導要領も教科書も教員研修もと、教育現場のことを全部扱っています。
その局長のGasana I. Janvier氏とミーティングをしてきました。
その内容について、さくら社のHPにアップされました。
ぜひ、お読み下さい。

写真は、ミーティングの後、会議に参加した皆さんで撮影した記念の一枚です。
REBのGasana I. Janvier局長と私が握手をし、その周りをJICAルワンダの方2名、現地の小学校の先生2名と、さくら社の調査団の一行が囲んでくれました。

さくら社のHPには、もう一枚、写真が載っています。
その写真も非常に重要な写真です。
調査団のチーフアドバイザー長沼氏が、REB局長発行の公文書を受け取った写真だからです。

この日の夜は、JICAルワンダ事務所の皆さんとの懇親会の日でしたので、みんなで公文書の発行を祝いました。
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久しぶりに三宅貴久子先生と

久しぶりに、三宅貴久子先生と歓談しました。
b7405思考ツールについても、いろいろとお話を伺えました。

アフリカに行くようになって、思考ツールの重要性をつくづく感じています。
これを説明するのは、なかなか大変なので書きませんが、とにかく思考ツールは重要です。

次の指導要領の改訂で思考スキルが推し進められますが、これにより、日本人の思考力は一段と先に進み、途上国との開きがますます大きくなるだろうなと思っています。

ですので、算数ソフトがうまく前進したら、その先に思考ツール途上国版も・・・と思ってしまいます。
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