Category Archives: 道徳読み

「道徳読み」を実践しましたメール

土曜日は、この本庄早稲田駅で降りました。
小さい駅ですが、新幹線の駅なので何かパワーを感じます。

セミナーが終了した後は、懇親会です。
椅子に座っていると、事務局の先生が気を遣って下さり、あれこれ途切れることなく、話をすることができました。
こういう気配り、感じ入ります。

そんな中、2名の先生と話している時、「道徳読み」について問われました。
懇親会会場ですから、黒板も何もありません。
口頭で簡単に話しました。
それも、5分か10分ほどです。
どこまで伝わったのか、それすらもよくわからずに、話は終わりました。

驚いたのは、翌週の月曜。
熊谷先生から「道徳読み」を早速実践したとのメールをいただきました。
このスピード感、島根の広山先生と同じです!
熊谷先生は、もしかすると、もしかする先生なのかもしれません。

授業は5年生。
題材は「ふくらんだリュックサック」

いただいたメールは長文でした。
そのほんの一部を御紹介します。

◆今までの授業では、大きな問(柱)を3つ考え、2つ目の問(柱)で葛藤させるため、どのような発問にするとよいのか考えていましたが、それを上回る葛藤が子供たちの中に生まれていたように感じます。

実に驚きました!
「道徳読み」の授業が、これまでの授業にまさりました。
わずか、5分か10分ほど説明を聞いただけで、今までの道徳授業より、グッと良い授業が展開できたのです。
これを画期的と言わず、何と言いましょう。

「道徳読み」の話は、この先、次の2か所で行います。
◎6/25(日) 野口塾in大阪 30分~40分ほど話します。
◎8/26(土) 東京 1時間ほど話します。(まだ募集は始まっていません)
関心のある先生、ぜひ、御参加ください。
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『おとなのための やさしい漢詩教室』でグッと来る言葉と出会いました。
「凍蠅(とうよう)」という漢詩に「会得」と出てきて、それに「さとり えたり」と訓じています。

以前から、「会得」には「さとる」というような意味合いがあることは、何かで読んで知ってはいましたが、今回は明確に出てきたので、ノートに記録しました。

この方面の勉強は、何とも言えない楽しさを感じます。『論語』を楽しく読んでいると、自然とこういう言葉が心に染みてきます。

『日めくり 教室論語』を是非教卓に置いて下さいね。
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主張ある道徳授業の感想を1つ

先日開催された、道徳のセミナーでの「道徳読み」への感想が届きました。
前回に続き、今回も、参加された先生方の感想は熱いです。

1つ御紹介します。
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来年度からは教科書を使用しなければならないので,それを見据えて,これから今日知った道徳読みを早速実践していきたいと思いました。
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この先生は、立派です。
先を見ています。

人生で大事なことは、ちょっと先がどうなるかを読むことです。
少しでも読めたら、そこへ向けて今から努力をすればいいのです。
たいていの場合、その努力は新しい時代を切り開く努力となります。
気持ちが高まる努力です。
悲しいのは、追われて行う努力です。
妙に精神性で沈みます。

上の感想をどなたが書いたのかは、私には分かりません。
でも、こういう先を感じ取る先生と交流を深めたいと思います。

今週の日曜は、大阪の野口塾で「道徳読み」の話をします。
関心のある先生、是非、御参加下さい。

次期指導要領の道徳に「涵養」が登場していますね。
この言葉、私は非常に注目をしています。
教卓の上の『日めくり 教室論語』は、じんわり効いてくるので、まさに、涵養の道徳です。
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丸岡信弥先生、「道徳読み」、毎日新聞に!

英語の「わくわくプリント」の新作がアップされました。
御覧のような楽しいプリントが2枚、アップされました。
関心のある先生、ぜひ、ダウンロードして御活用下さい。<こちら>です。

うれしいニュースが飛び込みました。
丸岡信弥先生が毎日新聞に載りました。
6月10日(土)の朝刊です。

紙面の中に、丸岡先生のコメントが載っています。
そこに、「道徳読み」が紹介されました。
「道徳読み」という言葉が、新聞に載った第1号です。
丸岡先生、さすがです!!

毎日新聞の記事がネットにアップされています。
https://mainichi.jp/articles/20170610/ddl/k27/100/418000c
https://mainichi.jp/articles/20170610/ddl/k27/100/420000c
関心のある先生、是非、お読み下さい。

丸岡先生と、今週の土曜日に会うので、「道徳読み」について、情報交換をしたいと思っています。
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