Category Archives: 道徳読み

群馬の藤井先生から「道徳読み」授業の板書写真が

先日、群馬の藤井先生から、「道徳読みで授業をしました」と、板書の写真が届きました。
どうにも、これまでの道徳より、楽しい道徳の授業ができたようです。

・道徳の授業が楽しみになる。
・道徳の授業楽しい。

どちらも、とても大切なことです。
道徳の授業がどんよりしていたら、それって、道徳といえるのかどうか、私は怪しさを感じます。
なぜなら、道徳は道を照らす勉強だからです。
お天道様の下を大手を振って歩ける生き方を教える勉強だからです。
要するに、明るい方向へ向かう勉強なのです。

藤井先生に「道徳読み」を伝えたのは、このブログに最近登場いただいている熊谷先生です。
「道徳読み」が気になる先生に、お伝えしてくれたことがとてもありがたいことと思っています。

「道徳読みを研究する会」に立った今、熊谷先生から授業写真が届きました。
拝見し、感動しています。
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論語と並行して、今、『孔子家語』を読んでいます。
先生方から実践を聞かせていただき、古典からも学ぶことができるこの状況が実にありがたいです。

『日めくり 教室論語』を教室の先生の机の上に、ぜひ!
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「学問道徳」が指導のパワーをアップする

8月26日(日)に東京のセミナーで「道徳読み」の話をしますと2日前に書きました。
その時は申し込みが6名でした。
それが、今、16名になっています。
募集が30名ですから、はやくも半数を超えたことになります。
道徳を学ぶ先生が多いと、日本の将来は明るくなります。
ありがたいことです。

このセミナーの名称は、「第8回 いつも上手くいく先生の学級経営・授業づくり講座」です。
メイン講師は山中伸之先生です。
山中先生は実感道徳研究会の会長でもあり、私の親友でもあります。
生きる姿そのものが道徳の先生です。
今回のセミナーでは山中先生の道徳の話はありませんが、学級経営の良い話しが満載です。お時間のある先生、ぜひ、御参加下さい。

「道徳読み」は、平素の道徳力でもそれなりに手応えを感じる授業ができます。
そこに「学問道徳」が加わると、指導のパワーがアップします。

2月に大宮で「道徳のそもそも論」を話しました。
参加した先生方が大変ビックリして、大いに感心してくれました。
そもそも論も、学問道徳の一つです。

この時の講座で、人は大雑把に言って、頭・体・心に分かれているということを「人の図」を使って話しました。
頭や体の道徳と心の道徳を分けて考え、それぞれの特徴を示す程度の話です。
話としてはとても簡単ですが、不思議とずっしりと響きます。

この話しが分かっていると、「道徳読み」が頭の道徳と心の道徳に分けて考えているという論理がすんなり入ってきます。

 

論語を少し読んでいる先生は「学問道徳」の大切さが次第に強く分かってきます。
学ばないと分からない道徳もあるからです。

『日めくり 教室論語』を教室の先生の机の上にぜひ置いていただきたいです。
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丸岡信弥先生と道徳談義

丸岡先生が千葉大付属小学校の公開研究会に参加しているというので、夕飯を一緒に食べました。
稲毛にある喫茶店で、食事をしながら約2時間半、ずっと道徳の話をしていました。
道徳の話ばかりで、こんなにも話しするとは思ってもいませんでした。

最終的に話題になったのは、なぜ道徳を教えるかです。
道徳の涵養が進み、「悪いことはしたくない」「正しい道を歩みたい」という子をどんどん増やすことです。
授業の展開が良いとか悪いとかありますが、「道徳読み」をしている限り大きな踏み外しはありません。
それ以上に、「道徳読み」は指導要領に新しく出てきた「涵養」が進むので、3年5年と積み重なったときの子ども達の心の強さが楽しみになります。
丸岡先生と固い握手をして別れました。

この先、丸岡先生とは会うたびに道徳の話をすることになります。
まさに、同志です。
「道徳読み」の授業をどんどん進める先生方が続々と現れています。
その先生方も皆さん同志です。
いつか、どこぞのお店で道徳談義をすることになると思っています。
未来が見えてくるので、実に楽しいです。
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過ちて改めざる

自分がミスをしたときに、それを有耶無耶にしてしまいがちです。
これを何というか、皆さんはご存じですよね。
論語で言うところの「過ちて改めざる これを過ちという」ですね。

誰に強制されるでなく、偉い人に諭されるでもなく、ただただ自分で心が改まるようになりたいものです。

また、一方で、

これを知る者は、これを好む者に如(しか)ず。
これを好む者は、これを楽しむ者にに如ず。   (論語)

道徳をこのように思えたら、これもまた良い気分です。

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教室の先生の机の上に『日めくり 教室論語』を置いてほしいですね。
良い道徳が子供達に涵養されてきます。
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「道徳読み」、大阪でもいい感じでした!

「道徳読み」は評判が良いですね。

大阪の野口塾の会場では、篠塚先生が次のように話してくれました。
◎子供達が真剣に道徳の読み物資料を読むようになった。

また、次のようにも言っていました。
◎とっつきやすい。
◎実践しやすい。

篠塚先生は、丸岡先生からレクチャーを受けて実践をはじめた先生です。
私からの直接のレクチャーではなく、私から話を聞いた丸岡先生からの話です。
いわば、「又聞き」です。
それでも、道徳の授業を「道徳読み」でやってみたくなり、実際にやってみたら、上のような状態になりました。

たぶん、篠塚先生も道徳でお困りの若い先生に「道徳読み」を伝えてくれると思います。
篠塚先生に教わった先生が「道徳読み」で道徳の授業を充実して行えたら、
「道徳読み」は基本的なことが伝われば、実践したくなる授業と言えますね。

講座でも、「道徳読み」の話をしました。
先生方は大変喜んでくださいました。

講座後、自席に向かうと、近くに座っていた教頭先生から声をかけられました。
若い先生にも伝えたいとのことです。
嬉しいですね。
きっと、道徳の授業をしっかりできる立派な先生になってもらいたいと願っているだろうと思います。
「道徳読み」はその願いにフィットしてくれました。

『日めくり 教室論語』も講座で紹介しました。
教室の先生の机の上に、ぜひ置いてください。
じんわりと道徳が教室に広がります。
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「道徳読みを研究する会」というグループができました!

ブログに、「道徳読み」の実践に関わることを書いていたら、昨日、とてもうれしい活動報告が入りました。
「道徳読みを研究する会」
が発足しました。

フェイスブック内のグループです。
発起人は丸岡慎弥先生!
実践を交流する場を作りたかったようです。

とても、ありがたいことです。

「道徳読みを研究する会」、目下、会員は私を含めて5人です。
近い将来、道徳教育の1ページをめくる先生が集うことになります。
これは、うれしい場となりますね。

大宮での「主張ある道徳授業を創る!」セミナーの感想に、次の内容がありました。
◆圧巻の内容。
読みもの資料を無理なく活用できる授業方法が確立しているように思いました。

「道徳読み」は授業方法としての形を確立した感があります。
しかも、その方法は、授業の手法という「利にさとる」方法ではありません。
そもそも道徳とは何を学ぶのかという「義にさとる」道から創られた方法です。

学校教育に大いに有益な方法ですし、国益にもなります。
自信を持って前進してほしいです。

「道徳読み」の大枠はできたので、いよいよ実践を通して、子細を詰める段階に入ってきました。

そのタイミングで、丸岡先生の活動です。
「道徳読みを研究する会」が充実していくことを期待しています。

参加御希望の先生、フェイスブックで「道徳読みを研究する会」で検索してみて下さい。
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今週の日曜日は、大阪の野口塾です。30分ほど「道徳読み」の話をします。
ぜひ、お越し下さい。
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