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ルワンダの教育省関連機関のwebニュースに私が

b7729去年の9月。ルワンダとケニヤを視察しました。
ルワンダでは,日本大使館,JICAルワンダを訪問しました。
また,Tophillホテルで開催されたSBI全国大会にも出席し,壇上に上がることもできました。

そのSBI全国大会の記事が,ルワンダの教育省関連機関のwebニュースに紹介されていました。
9月11日の記事です。

今日,この記事のことを知らされたので,懐かしさもあり,ざっと下までみました。
そうしたら,最後の記事に私が出ていました。
また,『Interactive Mathematics』の紹介ビデオのリンクもあり,驚きました。

記事も実に良い文面です。
英文に囲まれている自分の写真もなかなか良い感じでした。
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b7877ルワンダのニュースのことをフェイスブックに書いたら,海外教育事情にはすごく興味があると小学校の先生からコメントをいただきました。
大阪までやってきた栃木の先生にも驚きました。今日のフェイスブックの先生にも感動です。
つくづく思います。
「徳は孤ならず。必ず隣有り」(論語)と。
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ルワンダにお店が

ルワンダの友達から,「新しくお店ができた」とメールが届きました。
タイ料理屋さんがオープンしたことと,
イタリアンのお店がオープンしたことです。

タイ料理もイタリアンも,本の街・神保町にはたくさんあります。
ですので,観光目的でルワンダに行くのでしたら,どんなお店ができても,どうということもないように思えます。

b7792でも,今の私には,このお店オープンの話は,嬉しいニュースとして響いています。
通常,人が増え,衣食足りる様になったら,その次に人々が注目するのが「教育」だからです。

タイ料理やイタリアンのお店ができるのは,そういうところで食事をする人が見込まれているからです。
「衣食が大いに伸びている!」と感じます。

友達からのメールには,嬉しいことに,お店を案内してくれるとありました。
この目でお店を見て,賑わいを感じて,その先の教育の振興に,私もささやかながら協力をしたいと思っています。

友達との再会が楽しみです。
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今年の海外出張のメインはルワンダになりそうです。
他に,あの国,この国とプランが上がっていますが,実際にはどうなるか,まだはっきりしていません。
ささやかながらも,こういう状況になるところまで前進していることがとても嬉しいです。
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「Rwanda Mountain Tea」

b7874ルワンダでは,スーパーにも行きました。現地の香りが漂う平凡な物を・・・と思い,手を伸ばしたのがこれ。

自分ではオレンジ色が目立っていたので,紅茶と思って買ったのですが,家に帰り,よくよく見たら「グリーンティ」でした。
商品名は「Rwanda Mountain Tea」です。
なんだか,おいそうな名前です。

よくわからないのは,「お茶にゴリラ」の構図です。ゴリラも飲んでるお茶なのだろうか。しかし,これではお勧めする理由になりません。

日本に戻ってから,ルワンダはマウンテンゴリラを観察できる国とわかりました。
そういうツアーもあり,世界各国から観光客が来ているそうです。
ゴリラはルワンダのお宝の1つなのです。
それならこのお茶も良いね!となります。

b7873ところでお味は?
かなり厳しい点数になります。
でも,このお茶を摘んでいる現地の人を思うと,やっぱり美味しいです!
平素の道徳は,こういったところにあるのだろうなと思っています。
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ルワンダの宅地造成

b7891_2【アフリカ・さくらIMニュース】
さくら社のIM(英語版算数ソフト)をアフリカに!
その活動を続けてくださっているパワフルな方々から,いろいろな情報が届いてきます。

その中で,ちょっと珍しいニュースが届きました。
アフリカのルワンダの賃貸住宅の情報です。
大きなベッドがあり,ゴロンとなりながらテレビを見ることができます。
窓も大きく,まぶしい光が差し込みます。
家賃は,およそ900ドル。
約10万円です。
結構,良いお値段ですね。

写真は,ルワンダの首都「キガリ」です。宅地を造成しているところです。
道路の縁石は,なぜか,白黒のツートンカラーになっています。
中国もそうだったように思います。
もしかしたら,中国資本が作っているのかもしれません。

立地は良いですね。見晴らしの良い高台です。
ルワンダにIMが広まる頃には,関係者の誰かがここに住んでいるかもしれません。
そうしたら,そこの一間を借りて,私の活動拠点にしたいと思います。
思いを巡らしても,グイッと気になるのは,お値段。
お幾らぐらいなのでしょうね。
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日本語版の算数ソフトのビデオ。
今日も見てみたのですが,なかなか面白いです。

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ルワンダのかけ算は大変 浅野青年と佐藤青年に感謝!

ルワンダの算数。
かけ算九九は3学年にまたがっています。
1年生:2の段
2年生:2~6の段ルワンダ
3年生:7~9の段

日本ではかけ算九九といえば,「にイチがニ」「にニンがシ」・・・・と簡略した言い回しで暗記していきます。
この簡略した言い回しの歴史は古く,万葉集にすでに登場しています。
覚えやすく工夫するのは日本の伝統といえます。

簡略して暗記する方法のある日本でも,かけ算九九の暗記はなかなか大変です。
そういう簡略方法がルワンダにもあるのかどうか,気になりました。
そこで,ルワンダで友達になった浅野青年と佐藤青年に問い合わせました。
二人ともルワンダの小学校の先生に聞いてくれました。
しかも,特急で!
なんとパワフルな青年なんだ!と,知り合えたことをありがたく思いました。

メールを読むと,二人とも,「そのまま覚える」という内容でした。
そのままというは,「に かける いち は に」「に かける に は よん」・・・という具合に覚えるということです。

ルワンダでは,2年生まではルワンダ語で勉強します。
ですので,かけ算九九も最初はルワンダ語で学びます。
その発音は,かなり大変です。
「2×1=2」の場合、
Kabiri(カビリ,2)  Gukuba(グクバ,×)  Rimwe(リムウェ,1)  Bingana(ビンガナ,=)  Kabiri(カビリ,2)
と発音します。
「にいちがに」の5音ですませる日本とくべると,非常に長い音数となります。
この長さで2×9まで暗記します。

音数だけでも大変なのですが,もっと大変なことが待ち受けています。
3年生4年生にもなると英語で勉強します。
なので英語でもかけ算九九を学ぶのです。

なんというか,覚えられないように仕組まれていると感じられてきます。
これが続いてはいけません。
何しろ,かけ算九九が暗記できないと算数は壊滅するからです。
落語していくのは,目に見えています。
工夫が伝統の日本で生まれ育った私ですので,ルワンダの九九を何とかしたいと思います。
来年の早い時期に,ルワンダの子がかけ算九九を覚えやすくなるソフトを開発して,浅野青年や佐藤青年に使ってもらえたらと思っています。
青年たちと「ルワンダ九九支援活動」ができたらいいなと思っています。
きっと,「九九が覚えられなかったのは昔の話だよ」という時代がルワンダにもやってきます!
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アフリカで6校の小学校を見学

「アフリカ教育視察報告会」
その第1回目は「チーム算数」で行いました。
第2回目は「野口塾IN神戸」(10月17日(土))で行います。
関心のある方,ぜひ,ご参加ください。
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「ルワンダ→ケニヤ」の視察旅行を少し整理しました。

行った先は,小学校・教育省・SBIベスト校内研修全国大会・CEMASTEA・JICA事務所・日本大使館・RDB・銀行・古本屋です。
盗難にあったので警察も見学できました。

b7935小学校は6校も視察できました。
これが実に大きな土産になっています。
頭の中であれこれうごめき,「そうか!」と思うところが多々ありました。
やる気があれば,いろいろな事ができます。
そういう方々とスクラムを組んで大きな流れを作れたら,すごいだろうなと夢が広がりました。

小学校は公立も私立も見学でき,算数ソフトを使って授業をすることもできました。
公立でも私立でも,子ども達は同じです。
大感激をしていました。
アフリカの子ども達が算数ソフトを普通に使う,そんな日を迎えたいと思います。

しかるべきポジションの方々ともいくつものミーティングをしました。
次々に力を貸してくれる方々が現れ,実にありがたいと思っています。

この充実した視察旅行ができたのも,現地に強い方々が八方手を尽くしてくれたおかげです。
また,今日までのアフリカで,日本人の方々が質の高いお付き合いをしてくれていたおかげです。
私も,遅まきながら,アフリカへの教育貢献をしっかり前進させていきたいと思います。
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アフリカに行ったら,普通はライオンやカバ・キリンなどを見て,ワイワイするのだと思います。
そういう場に一歩も踏み込まず,学校やオフィス巡りに終始しました。
こういう旅行が一番楽しい!
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写真はCEMASTEAのカワ副所長と。撮影は久野氏
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