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前田康裕先生のセミナーの帰りに本を買いました

前田康裕先生のセミナーが開催されたのは、ジュンク堂池袋本店。
エレベーターで上がった4階に、御覧の看板が出ていました。
「こんな嬉しいことはない!」と、前田先生にも入っていただいて、写真を撮りました。

前田先生の『まんがで知る教師の学び2――アクティブ・ラーニングとは何か』は、10日に発売されます。もうすぐです。
こちらも楽しみです。
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セミナーがお開きになった後、せっかくの大型書店ですので、興味の引かれるコーナーへ行き、「オッ!」と思った本を購入しました。

易経の口語訳が載っている『全訳 易経』です。
易経は、その内容が私にはちょっと縁遠いので、あれこれ詳しい講釈より、今風の訳本を探していました。
そうしたら、そういうコーナーに面陳で置いてありました。
「こんな本があったのか」と奥付を見たら、昨年末の発売です。
新しい本です。よくぞ、こういう形の本を出してくれたものだと感謝しつつ、購入しました。

易経は読むというより、パラリと開く本です。
筮竹で占えば良いのでしょうが、それを行う気がないので、「今日はここ!」と勝手に開いたところを読み、自分の人生と照らしていきます。
これが、良い占いになります。

今日は、p46-47でした。
「進もうとしても退けられるが、正しい行動をしていれば吉い結果が得られる。」
ここを読み、さらなる努力を!と自分に言っている自分がいます。
努力がわかってもらえない時は、それはまだその時に達していないだけのことです。
分かってもらえないことを気にせず、怒らず、粛々と前進することです。

論語にも似たような言葉がありますね。
「人知らずしていからず、また君子ならずや」

明日は、どんなことが書いてあるページをめくるのでしょう。
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前田康裕先生のジュンク堂セミナー、盛況!

ジュンク堂池袋本店で開催された前田康裕先生のセミナー「前田康裕先生『まんがで知る教師の学び2』~アクティブ・ラーニング編刊行記念トーク&サイン会」。
夜7時からの開催にもかかわらず、ほぼ満席でした。
足を運んでくださった方々に感謝しています。
今回もラインズさんの皆さんが参加してくださり、感謝感激しました。

今回の前田先生、ごらんのようにスケッチブックでのトークです。
これが不思議な温かみを生み出し、会場の皆さん、しきりにうなづいていました。

途中、前田先生から「退職をしたら何をしたいか」という質問がありました。
お一人の方が「小学校で理科の講師をしたい」と話してくれました。その方は、なんと理研の関口先生です。その授業、私も受けたいと思いました。

また、奄美大島の田中一村美術館の学芸員である花山先生も参加してくださり、前田先生から、人の縁を大事にするお話の際に、紹介を受けていました。
人から人につながっていくプラスの連鎖。良いですよね。
私もこの日、千葉県の古谷先生とNPO関係で新しく交流できそうな話しになりました。こういう御縁、大事にしたいですね。

あっという間に1時間が経ち、後半は三宅貴久子先生との対談です。
ここは見逃せないと、写真を撮っていたのですが、望遠レンズをカバンに入れ忘れ、小さな写真になってしまいました。それもピンぼけ。トホホです。

そして、サイン会。大行列でした!

前田先生の人柄が実によく伝わって来て、私はとてもホットな気持ちで一杯になりました。

嬉しいことに、ジュンク堂さんが用意して下さった即売用の本がほぼ全部売れました。
ジュンク堂の皆さん、本当にありがとうございました。
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明日は、ジュンク堂池袋本店で、前田康裕先生のセミナーです!

明日の夕方は、ジュンク堂池袋本店です。
前田康裕先生のセミナーをしっかり拝聴してきます。
会場には、あの三宅貴久子先生もいらっしゃるので、盛り上がりますね。

「前田先生&三宅先生」が語る時間帯もあります。
どんな話しが飛び出すやら、楽しみでなりません。

サイン会もあります。
昨年は行列ができたので、遠慮しましたが、今年は書いていただこうと思います。

参加御希望の方は、<こちら>から、ジュンク堂のサイトを御覧になって、電話で申し込んで下さい。

まんがと言えば、大学生の頃、手塚治虫の『火の鳥』が大ブームになりました。
命とは何か。人生とは何か。人間とは何か。・・・
まんがで哲学を問われ、それまでのまんが感が一変しました。

前田先生のこの『まんがで知る教師の学び』シリーズは、教育界の火の鳥なのかも知れないと思っています。
この本から、各種啓発書、ビジネス書などを読み進める先生もいると聞いています。
そう言う話を聞くと、火の鳥から哲学や思想めいた本に入り込んだ自分がどうにも重なってしまっています。

明日、どんな方々と御一緒できるのか、楽しみでなりません。
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卒業式と姿勢

「主張ある道徳授業を創る!」セミナーで、道徳の形として一番重要な「姿勢」の話しをしました。
話しは極めて簡単に「あなたの姿(すがた)に勢(いきお)いがありますか」と、訓読みをするところから入りました。
訓読みというのは、日本人にとっては、意味が分かる読み方であり、そこには日本人の思想が込められているとも受け取れる読み方です。

基本は椅子の奥に座ります。
背もたれにはもたれません。
姿勢良く座り続けていて、疲れたら、そっと背もたれにもたれて、また元気になったら姿勢を良くします。

セミナーに参加していた鈴木文男先生から、「姿勢のお話は、卒業式が迫っているためたいへんありがたく拝聴しました。」とメッセージをいただきました。
卒業式の練習では、呼びかけ・歌・返事・証書のいただき方・歩き方など、いろいろと指導する内容があります。どれもこれも、目立つところの指導なので、自然、指導にも力が入ります。

これに比べて、座った時の姿勢は、実に地味です。ですので、通常はぐらぐらしないで座ってさえいれば、それで良しとされます。
ところが、この地味な姿勢がきちんとできるようになって、そんな子がそろって椅子に座っていると、「お見事!」と言いたくなるような光景になります。
「人間ができている」という雰囲気も漂ってきます。
なぜでしょう。
日本人は、「直」を好み、「曲」を好まないからです。
正直者は好きですが、曲者(くせもの)は好まれません。
姿勢という言葉を使う時に、「良い姿勢」「正しい姿勢」「姿勢良く」「姿勢を正して」と、「良い」とか「正しい」という言葉がついて回ります。
「良い」「正しい」がついている姿を全員の子がしていたら、その子たちはみんな良くて、正しいのです。
そう言う姿を人々は見事と言うのです。
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「野口国語」継承セミナーが始動

以前から、話に出ていた「野口国語」継承セミナーがいよいよ本格的に動き出すとの、連絡を受けました。

発起人は、松澤校長、照井校長、臺野校長の3人です。
そこに私も含めた6人が協力者として応援をしていきます。

野口先生の国語と言えば、その教材解釈力が真っ先に浮かびます。神業です。
先日も、「雪わたり」の教材で講座を受けたのですが、注目する箇所に納得度マックスです。

「四郎は、こまってしまって、かたをすくめて言いました。」
野口先生は、ここを指摘しました。
サラッと読んでいると、ここの重要性に気がつきません。
四郎の人柄が実感的に読み解けてくる所なのです。

指摘されて、「なるほど、そうか!」と思いました。
四郎と兄さん達の関係が「悌」になっていることに気づかされたからです。
戦前の兄弟ですから、今のような平等・対等という姿にはなっていません。
兄は弟を慈しみ、弟は兄を慕います。
こういう関係が、「悌」と言われていました。仁義礼智忠信孝悌の悌です。
ここからすぐに、四郎の家のしつけは、良い形で行き届いていたはずだと感じ取らせてくれます。お父様、お母様の優しい様子が思い浮かびます。

教材解釈の面白さは、「どこで、何に気づくかにある」のだと、毎度、思い知らされます。

さて、その野口先生の国語を継承しつつセミナーを開催する動きが起こりました。
その第1回は10月を予定しています。
詳しい情報が入りましたら、また、お知らせします。
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前田康裕先生の田中一村記念美術館での漫画イラスト展、盛況!!

奄美大島の田中一村記念美術館で開催された前田康裕先生の漫画イラスト展
一村美術館の花山潤治氏から、嬉しいメッセージをいただきました。
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「前田康裕まんがイラスト展〜教室の学びを拓く〜」を横山先生のブログで取り上げていただきありがとうございました。お陰様で盛況なオープニングでした。
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私は嬉しくて、ブログで紹介をしたのですが、そのブログを見て下さって、御丁寧なメッセージをいただきました。
嬉しさが2倍になりました。

また、前田先生から、地元の新聞に掲載されたことを教えていただきました。
「南海日々新聞」と「奄美新聞」です。
南海日々新聞の見出しは「前田さん 漫画イラスト展 12日まで、一村記念美術館」です。
奄美新聞の見出しは「漫画やイラスト展示 小学校教頭 前田さん企画展始まる 一新美術館」です。
どちらにも会場の写真が写っています。実に良い記事です。

※前田先生のイラスト展は3月12日まで開催されています!
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3月4日は、東京で前田先生のセミナーですね。
ジュンク堂池袋本店です!
参加御希望の方は、こちらからジュンク堂へお電話をおかけ下さい。

前田先生の新刊『まんがで知る教師の学び2――アクティブ・ラーニングとは何か』は、3月10日発売です。ジュンク堂のセミナーでは先行販売されます。
アマゾンでは予約が始まっています。
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